| めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 岩 手 県 ![]() |
私たちの活動
当会に関わる活動は太字で掲載、また、県主催の
委員会等の日程についても記載しています。
今後の予定
活動報告
会則
ウェブサイトについて
要請書などの紹介
「気仙川と広田湾を守ろう」と訴える大看板
| 2009年7月23日 | 県主催「第3回大規模事業評価専門委員会」 盛岡にて開催されます。当会からも傍聴へ 参加を予定しています。希望の方は、車に 同乗できますので、気軽にご連絡を。 →電話0192-54-4654、またはメールにて |
| 2009年7月1日 | 気仙川が鮎の解禁日をむかえました →「気仙川の瀬つき鮎」 |
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| 2009年6月11日 | 「めぐみ新聞第7号」発行 住田町と陸前高田市のほぼ全世帯である1万軒に配布。 「気仙川と広田湾から1000人の思いを届けよう」 総合政策部が募集している「県民意見」(パブリックコメント)へ提出をよびかけ。 →めぐみ新聞第7号 →詳細 |
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| 2009年6月4日 | 県主催「第2回大規模事業評価専門委員会」 住田町ダム建設予定地と陸前高田市の被害想定地などを現地調査。 |
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| 2009年6月2日 | 平成21年度第2回大規模事業評価専門委員会について(提案) 2009年6月2日、岩手県庁政策推進課経営評価担当と河川課へ提案をおこないました。 最初に河川課へ連絡したところ、今回の委員会開催の担当は政策推進課ということで、 政策推進課への連絡をしていただきました。 提案は、これまでの気仙川の被害などについて、委員会の現地調査で参考にしていただ きたい6点をあげています。→詳細 |
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| 2009年5月25日 | 県主催「第1回大規模事業評価専門委員会」 当会からも傍聴に参加。 川原川改修事業の再々々評価と津付ダム事業について再々評価が始まる。 気仙川流域で最も大きな被害想定がなされている高田町で起きている内水被害等 に対する対策である川原川改修事業が平成39年までの12年間も工期延長。 その反面、同地区に実質的な治水効果がほとんどない津付ダム事業は、「効果の 発現が早い」などといった理由で先行されることに。 県の防災対策をめぐる姿勢に大きな疑問が付されることになるのは必至です。 |
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| 2009年5月21日 | 岩手県知事へ要請書提出 | |||||||||
| 2009年5月21日 | 大規模事業評価専門委員会へ県庁総合政策課を通じて要請 要請文書と添付資料として「めぐみ新聞第6号(町別1〜4)」を提出。 |
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| 2009年2月23〜26日 | 県主催「気仙川の総合的な治水対策に関する座談会」 世田米、横田、竹駒、高田(昼と夜)の5ヶ所で開催される。 ダム事業への慎重・反対意見があいつぎ、河川改修への要望が多数。ダム賛成は2例ほど。 主催者からは、気仙川での体験や日ごろの川に対する意見を発言させる場と紹介し開幕。 しかし、最終日に明らかになったのは、津付ダム事業を審議している委員会へ、県として 総合的な治水対策を進めたと報告するために開催したということ。 これには参加者から驚きの声が上がった。 開催にあたっては、これまで許されていた録音・録画を禁止し、議事録も作成しない、 また全体の場での質問や発言も原則として受け付けないという驚くべきものだった。 |
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| 2009年2月22日 | 「めぐみ新聞第6号」発行 住田町と陸前高田市のほぼ全世帯である1万軒に配布。 高田版、竹駒・矢作版、横田版、住田版の町別に4種類を発行。 流域の多数の住民より賛同がよせられる。 |
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| 2008年12月17日 | 10月27日の要請に対し県知事より回答 | |||||||||
| 2008年12月17日 | 10月27日の質問状に対し津付ダム事務所より回答 | |||||||||
| 2008年12月13日 | 毎年恒例の地元食材試食年末大会を開催 自然が守られてこその「味」、「仕事」、「生活」 |
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| 2008年12月10日 | 開示請求の結果、津付ダムの「水位を下げる」効果は、 70年確率で気仙町側1.7cm、高田町側11cmと確認される。 |
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| 2008年12月上旬 | 津付ダム建設事務所が新築・移転 | |||||||||
| 2008年11月19日 | 写真「気仙川流域の秋」 2008年10〜11月の大股川や気仙川の様子をご紹介します。 |
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| 2008年10月27日 | 県知事へ申し入れ 「津付ダム建設事業の見直し及び中止を求める申し入れ」を 県土整備部河川課河川開発担当へ提出しました。 ダムによる水没予定地で絶滅危惧種ホソバノツルリンドウの確認、 下流右岸(陸前高田市気仙町)で3.8mの洪水の際にダム効果が1.7cmなどを指摘。 →全文掲載 |
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| 2008年10月27日 | 県主催「第10回大規模事業評価専門委員会」 津付ダム建設事業の進捗状況等について(報告) 岩手県庁12階 特別会議室 |
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| 2008年10月22日 | 津付ダム事務所へ質問を依頼 回答は11月上旬 陸前高田市気仙町(下流右岸)での津付ダムによる 治水効果は当会の算出で1.7cm。その真偽は?→詳細 |
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| 2008年10月15日 | ダムによる水没予定地で絶滅危惧種を確認 ホソバノツルリンドウ 環境影響評価書では未確認。再調査、訂正が求められます。 この植物は菌との共生が指摘されており、生態が明らかに されていない貴重なものです。→詳細 サクラマスの産卵床調査 今年は産卵床、個体ともに多数が確認されました。 |
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| 2008年7月1日 | 気仙川アユ解禁→写真 午前4時にいよいよ解禁となりました。 当会の会員も出漁いたしました。 |
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| 2008年5月20日 | 陸前高田市に対し、気仙川の治水について 提案の要望書を提出しました。 |
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| 2008年5月7日 | 気仙川下流部の農業用取水堰(通称:潮止め堰)と堆積土砂の現地調査 堰では水位の上昇や河床の変化、堆積土砂は厚さ4〜5mにもなった 様子が確認されました。→詳細 |
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| 2008年2月22日 | 「めぐみ新聞第5号」発行 住田町と陸前高田市のほぼ全世帯である1万軒に配布。 その後、県の被害想定に対して当会への問い合わせがよせられる。 |
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| 2008年2月20日 | 「津付ダムの効果は11cm」 県知事と委員会へ要請 →要請書等の全文を掲載 大船渡地方振興局の土木部長さんに、県知事と委員会への要請書をお願いしました。 当会の要請書では初めて津付ダムの「効果」を記載するものであり、またこうした重大情報が 住民にも委員会にも提出されていないことなどを指摘。事業の見直しと中止を求めました。 |
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| 2007年12月8日 | 平成19年度「めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会」総会を開催 2007年の気仙川・広田湾の食材について |
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| 2007年11月27日 | 大規模事業評価専門委員会から、申し入れに対する回答が届く。→回答 | |||||||||
| 2007年11月5日 | 大規模事業評価専門委員会が開催される | |||||||||
| 2007年11月2日 | 県知事、大規模事業評価専門委員会へ申し入れ →詳細 | |||||||||
| 2007年10月31日 | サクラマスの産卵床、今年も確認 →調査結果 | |||||||||
| 2007年9月上旬 | 津付ダム建設事務所発行の津付ダム広報第4号が地元へ回覧に →「津付ダムだより第4号」 |
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| 2007年5月11日 | 「海と山ふれあいの森づくり2007」にボランティア参加 今年は広田町の大森山に、子どもたちとともにコナラを 220本ほど植える植樹祭となりました。 →詳細 |
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| 2007年2月25日 | まちづくり連続講座の第5回講座を開催しました。 会場が満員となり、大盛況でした。 「タイマグラばあちゃんとの日々」 映画「タイマグラばあちゃん」上映 監督、出演者のトーク 上 映 13時30分〜 トーク 15時30分〜 主催:めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 |
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| 2006年11月28日 | まちづくり連続講座の第4回講座を開催しました。 日時:2006年11月28日 15:00〜16:00 市内防災施設視察 16:00〜17:00 講義 講師:市防災課・建設課・都市計画課 主催:めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 |
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| 2006年10月27日 | 県へ気仙川と大股川のサクラマス産卵床協同調査 大船渡地方振興局の土木部・水産部の職員さんに当会の大股川のサクラマス産卵床・ 成魚の調査に参加していただきました。これに先立ち同日、会では気仙川本流の調査 もおこないました。 調査結果について、同じ調査条件での結果は下記の通り。 ※1・・・成魚数には産卵後のものであろう死骸数も含む ※2・・・ここでの気仙川本流とは、住田町川口の大股川 との合流点よりも上流の区間とする なお、大股川で産卵床が密に見られる場所だけを詳しく調査したところ、さらに産卵床が 17ヵ所、成魚が2匹見つかった。 |
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| 2006年10月23日 | 県へ気仙川と大股川のサクラマス産卵床協同調査のお願い 気仙川や大股川は、サクラマスの春遡上が守られる本州一の河川と評価されています。 しかし、「県」の環境影響評価書(通称:環境アセスメント)では、大股川では一匹さえ も確認できなかったなどとしています。漁業上の資源として、また本州一ともされる河川 の貴重な環境を把握するという意味でも調査は重要です。そこで、当会と県職員さんに よる合同調査を実現できるように協力のお願いをしました。 後日、その取り組みに対する検討結果の連絡をいただくことになりました。 →要請書と添付資料の補足説明 |
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| 2006年9月16日 | まちづくり連続講座の第3回講座を開催しました。 「陸前高田の漁業」 日時:9月16日18:30〜20:00 場所:陸前高田市市民会館3階会議室 講師:大船渡地方振興局水産部職員さん 主催:めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 |
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| 2006年8月9日 | 平成18年度第2回岩手県大規模事業評価専門委員会が開催 当会より報告書を提出しました。→掲載予定 開催日時 平成18年8月9日(水)13:00〜17:00 (津付ダムの報告は15時15分より) 開催場所 矢巾町での現地調査と岩手県庁12階特別会議室 内 容 大規模事業評価に係る諮問案件の現地調査・継続審議 ・岩崎川基幹河川改修事業(現地調査 津付ダム建設事業の進捗状況について(報告) |
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| 2006年8月1日 | 県、津付ダムHPをリニューアル 災害想定図が初掲載となりましたが、計画から約30年経過して 一般住民が自由に閲覧できる初めての公開となります。 公開がパソコン上のウェブサイトに限られており、その周知が地元 では、なされていません。想定図は図書館や町役場、市役所にも 備え、様々な手段で住民が知る機会を設ける必要があります。 |
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| 2006年7月下旬〜 | 県、計画から30年 津付ダム広報を初めて地域に回覧へ →「津付ダムだより第1号」 |
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| 2006年7月23日 | まちづくり連続講座の第2回講座を開催しました。 「岩手の川、岩手の宝」 18時〜19時40分 市民会館2階和室 |
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| 2006年7月10日 | 平成18年度第1回岩手県大規模事業評価専門委員会が開催されました。 平成12〜18年の河川関係予算が公表される→詳細 当会より2名が傍聴に参加。 岩手県大規模事業評価専門委員会 開催日時 平成18年7月10日(月)13:00〜16:00 開催場所 岩手県庁12階特別会議室 議題(1) 専門委員会における審議方法について (2)大規模公共事業の再評価について(諮問審議) |
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| 2006年6月4日 | 気仙川視察会 ダム事務所職員さんと地元住民がいっしょに、気仙川の下流から上流まで 視察をおこないました。案内を引き受けていただいたのは、この春から新体制 となったダム事務所の職員さんたちです。 気仙川の「危険地点」を流下能力図(治水対策の最も基本となる資料)に基 づき、地元住民が説明を受けました。 主催:めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 |
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| 2006年5月13日 | まちづくり連続講座の第1回講座を開催 第1回目は、たいへん好評のうちに無事終了しました。 一般の参加者から、2回目以降の講座について、申し込みや期待の声が 上がっています。 会場:中央公民館視聴覚室(高田町) 主催:めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 |
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| 2006年5月9日 | 海と山ふれあいの森づくり2006・気仙地区植樹祭にボランティアとして参加 陸前高田市広田町大森山にて |
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| 2006年4月23日 | ダイワ精工主催「第2回渓流ゼロ釣法大会東北大会」が気仙川で開催 昨年の第1回大会に続き、釣具等のメーカーであるダイワの主催で開催されました。 ダイワのウェブサイトでは、その結果を掲載しており、気仙川は「ゼロ釣法発祥の地」であり、 「さすがヤマメの宝庫気仙川」との記載も読むことができます。 今回は、「新しい渓流競技の方向性を垣間見ることができた」とし、来年度以降の開催にも 大いに期待できる結果となりました。 当会では、この大会の開催についてうれしく思っており、参加者に喜んでもらえるよう流域の 保全について、さらなる取り組みをしていきたいと考えています。 |
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| 2006年4月1日 | 当会の総会開催 | |||||||||
| 2006年3月15日 | 県議会予算特別委員会にて、県土整備部(簗川ダム、津付ダム建設事業部分) に対する斉藤信県議の質疑が行われる 河川開発担当課長は答弁で、18年度の事業内容は、移転者の用地保障を最優先 とし、付け替え国道397号のための工事用道路に着手する予定で、環境影響評価 ではサクラマスは確認されず、産卵床も確認されなかったとする。 当会で明らかにしたサクラマスの豊かな生息を裏付ける産卵床の数値とは、 正反対の見解を明らかにし、実在の穴あきダムがヘドロを大量に堆積し、 下流を悪化させている点には答弁がなかった。 |
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| 2006年3月5日 | 2006年3月1日ヤマメ解禁 写真を掲載しました。→こちら |
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| 2006年2月27日 | 「気仙川水族館」開設 当会のウェブサイトに、気仙川流域の水中写真を紹介する 「気仙川水族館」を開設しました。撮影者より画像提供の 申し出があり、掲載をさせていただくことになりました。 |
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| 2006年2月21日 | 第7回津付ダム周辺環境検討委員会開催 場所:プラザおでって 時間:14時〜 ※非公開のため、傍聴は不可。 また、告知は県庁ホームページや津付ダムホーム ページでも見つけることはできませんでした。 |
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| 2006年2月20日 | 「津付ダム周辺環境検討委員会」へ環境調査報告書提出 津付ダム建設事務所において、津付ダム周辺環境検討委員会への当会 が作成した環境調査報告書を提出しました。 ・気仙川水系大股川におけるサクラマス産卵生態系調査報告書 ・気仙川におけるサクラマスの生態 ・穴あき式治水専用ダムが河川環境に与える影響についての調査報告書 調査は、大股川のサクラマスの産卵床を対象としたもの事業者が津付ダ ムの見本としている実在の穴あき式ダム周辺の河川環境を対象として取り 組んだものです。 日 時:2月20日15時30分〜 場 所:大船渡地方振興局土木部津付ダム建設事務所(住田町下有住) ※「津付ダム周辺環境検討委員会」とは・・・ 現在は、ダム本体や施工計画の計画・設計、付替(つけかえ)道路の計画・ 設計等を行っていますが、ダム建設事業が環境に及ぼす影響を重要な課題 と考え、動植物等環境に関する専門家の方々で構成する「津付ダム周辺環 境検討委員会」を設立し、現地調査方針の検討や、調査結果等を踏まえた ダム建設事業が環境に及ぼす影響とその対策等について、検討をお願いし ています。(津付ダムホームページより引用) |
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| 2006年2月3日 | 環境影響評価書が公開になりました。 津付ダムホームページより引用 http://www.pref.iwate.jp/~hp4580/ 津付ダム建設事業環境影響評価書の縦覧について [2006/02/03] 津付ダム建設事業に関する環境影響評価書を次のとおり縦覧します 1)縦覧期間 平成18年2月3日(金)から平成18年3月3日(金)まで ※但し土日祝祭日を除く 2)縦覧時間 午前9時から午後5時 3)縦覧場所 ・津付ダム建設事務所 ・大船渡地方振興局企画総務部総務課 ・住田町役場津付ダム対策室 ・陸前高田市役所建設課 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 今回はまれなケースとして、陸前高田市広報2006年2月1日号に 告知が掲載されましたが、ウェブサイトでは公開日に掲載しています。 |
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| 2005年11月上旬 | 新計画発表から約2年、 概略図面が初めてダム公式ホームページに公開される! 穴あきダムの形に変更をした県計画が、大規模事業評価専門委員会に公表されて から約2年。その図面は概略図ですが、いまだに流域住民の目の前に出されたこ とがありません。公式ホームページ上の概略図がようやく正しいものになりました。 →津付ダムホームページ http://www.pref.iwate.jp/~hp4580/ 《掲載場所》 トップページ→ダムの概要→ダム越流部標準断面図 など これまでも県庁ホームページの政策評価に大規模事業評価として、その図面の掲 載がありましたが、そこでは図面までたどり着ける人は、わずかだったでしょう。 →岩手県の「政策評価」のホームページ http://www.pref.iwate.jp/~hp0212/seisaku/newpage3.htm どちらにしても、インターネットだけに限った情報の公開には、大きな問題があります。 |
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| 2005年10月26日 | 「大規模事業評価」の23箇所もの閲覧不能場所を修正させる 平成16年1月19日から始まっていた政策評価の審議資料のうち、23箇所も閲覧で きないという県庁ウェブサイトの改善を求め、岩手県総合政策室経営評価課に修正 をしていただきました。が、津付ダムは100〜200億円という事業費の案件であり、 「岩手県」として公開の姿勢が問われるものになりました。 |
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| 2005年9月22日 | 岩手県砂鉄川で進む河川改修による治水対策→詳細 | |||||||||
| 2005年9月11日 | 岩手県内のダム湖にて、高濃度のアオコ被害を確認→詳細 | |||||||||
| 2005年7月6日 | 津付ダム建設事務所へ質問状を提出→詳細 | |||||||||
| 2005年7月5日 | 入札情報(津付ダムHP7月2日掲載) 気仙川水系治水計画説明資料作成等業務委託 気仙川水系治水計画等検討業務委託 津付ダム環境影響評価書等作成業務委託 場所 大船渡地区合同庁舎4階第3会議室 傍聴可能:先着10名 |
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| 2005年7月3日 | 陸前高田市「海と山ふれあいの森づくり」事業地の下草刈りボランティア作業 例年、陸前高田市では「海と山ふれあいの森づくり」事業が、小学生や漁業者、 市民ボランティアをはじめ、関係団体等により取り組まれているところです。 当会からも、その趣旨に賛同し市民ボランティアとして参加してきました。 植林場所の下草刈りについて、市役所農林課との相談で了承がえられました ので、ボランティア作業に取り組みました。 市内の植樹事業では、下草刈りのボランティアを申し出た初めての取り組み となりました。 場 所 広田町大森山「海と山ふれあいの森づくり2004」 植 樹 平成16年5月17日【広田小学校(マリンキッズ隊)、漁業・林業関係者等100名】 面 積 0,23ha 樹 種 コナラ 本 数 1,000本 |
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| 2005年6月27日 | 「県」主催 「気仙川治水計画に関する意見交換会」→詳細 当会から参加。 6月27日の住田会場では、評価委員長や参与から求められている 治水の複数案は、まったく不十分な説明。また、重要区間 の道路改修情報が判明。ダムの必要性がまたひとつ減ります。 |
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| 2005年6月20〜24日 | 岩手日報夕刊が津付ダム問題について、全5回の連載開始 「ダムを考える 津付の現場からU」 |
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| 2005年6月14日 | 陸前高田市議会一般質問 平成17年第2回(6月)定例会 陸前高田市の防災対策について質疑。 「災害時に津波と気仙川の氾濫で、市役所は浸水区域内」であり、 県資料から津付ダムがあっても、50年に1度の水害で平均70cm、 70年に1回の水害で平均80cmもの浸水深となることが市議会の場で 初めて明らかになりました。 当会から傍聴に参加。 |
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| 2005年6月1日 | 平成17年度第5回岩手県大規模事業評価専門委員会 当会からの資料として5月26日の要請書と報道記事のコピーを提出し、採用。 |
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| 2005年5月26日 | 岩手県大船渡地方振興局にて、県知事と振興局長へ、「気仙川流域治水対策の 再検討を求める要請書」を提出。 |
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| 2005年2月23日 | 大股川での観察 | |||||||||
| 2005年2月17日 | 平成16年度第9回岩手県大規模事業評価専門委員会 当会から傍聴に参加。 |
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| 2004年9月13日 | 平成16年度第8回岩手県大規模事業評価専門委員会 当会から傍聴に参加。 |
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| 2004年9月10日 | 岩手県知事あての署名を提出 対応は、政策評価課課長と河川課河川開発監 |
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| 2004年9月2日 | 平成16年度第7回岩手県大規模事業評価専門委員会 当会の代表、そして当会より治水面での調査を依頼していた 国土問題研究会の上野氏の意見陳述が実現。 これは、私たちからの要望で評価委員会から認められたものです。 |
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| 2004年8月 24、25、26日 |
県主催の「河川整備計画(ダム計画を含む)の 変更に関する説明会」 当会からも意見説明。
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| 2004年8月1日 | 気仙川水系の治水について報告会と討論会 防災問題の研究機関である国土問題研究会の気仙川水系調査報告書 を町民・市民の方々へ報告。また、県職員にも参加していただき、討論会を開催。 |
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| 2004年7月16日 | 第5回岩手県大規模事業評価専門委員会 当会から傍聴に参加。 委員会に専門分野の参与を置くことが決定となり、私たちの要請行動がひとつ実りま した。 9月2日の委員会には、当会世話人代表も参加し、報告をすることが決定されました。 |
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| 2004年7月12日 | 第4回気仙川流域懇談会(陸前高田市にて) 開催中の大規模事業評価専門委員会からの提言をもとに、懇談会での具体的な議 論を深めるよう、当会からの参加委員が提案をしましたが、採用されませんでした。 その結果、治水に関して具体的な議論はまったく展開されずに採決へ進み、議論打 ち切り、そして県の原案採用へと進行してしまいました。 ※県原案は、津付ダムを建設するというものです。 |
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| 2004年6月25日 | 第3回気仙川流域懇談会(住田町にて) あくまでもダム建設推進の県原案に対し、当会からは委員からも傍聴席からも、ダム 建設では流域の安全を守ることができない根拠を示し、もっと議論を深めるように求 め、他の複数委員からも賛同されました。その結果、建設推進と慎重審議を求める意 見が半々となりました。 |
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| 2004年6月24日 | 要請行動 第4回岩手県大規模事業評価専門委員会で県へ出された提言について、「参与を置 くことしか決まっていないという認識だ」との局長発言があった。 提出先 阿部健 大船渡地方振興局局長 |
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| 2004年6月16日 | 第4回岩手県大規模事業評価専門委員会 6月14日の要請を受けて議論が深まり、委員会側からも県への強い提言がなされま した。「はっきり言って県は違反している」ことから、地元住民との話し合いを重視し、 治水やダム計画の根本となる計画の数値についても、地元で、あるいは県全体で決 めるべきと明言。 国の進め方にならって、しっかりとした話し合いが必要であることが確認されました。 当会から傍聴に参加。 |
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| 2004年6月14日 | 要請行動 県庁県土整備部・総合政策課へ要請にいってきました。 提出先 岩手県知事 増田寛也 大規模事業評価専門委員会委員長 総合政策室室長 |
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| 2004年6月10日 | 私たちの疑問に対して、津付ダム建設事務所で説明を受ける。 | |||||||||
| 2004年5月30日 | 気仙川漁協総会津付ダム建設反対の動議が出され、決議をあげるよう多数の組合員 から声があがる。 |
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| 2004年5月26日 | 第3回岩手県大規模事業評価専門委員会(県庁にて) 川原川と小泉川の整備事業は継続へ、鷹生ダム建設事業は継続へ、 津付ダム建設事業は見直し継続。 当会から傍聴に参加。 |
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| 2004年5月24日 | 第2回気仙川流域懇談会(陸前高田市にて) 傍聴に参加しました。 |
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| 2004年5月21日 | 要請行動 国土研報告書(3月のもの)を流域懇談会の委員へ 穴ぬけ出水計算書について 提出先 阿部健 大船渡地方振興局局長 |
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| 2004年5月12日 | 平成16年度第2回岩手県大規模事業評価専門委員会(現地調査) 気仙川水系治水計画等検討その2業務委託入札 11時から 大船渡地区合同庁舎4階第3会議室 当会から傍聴に参加しました。 →落札は、ニュージェック(※関西電力水力発電部門からの会社) |
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| 2004年5月10日 | 情報公開で新計画書を入手 | |||||||||
| 2004年5月 | 第1回気仙川流域懇談会の開催についての質問をダム事務所にしました。 →「傍聴10名というのは、会場の都合。録音等禁止は、委員に確認してい ないため」など |
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| 2004年4月30日 | 津付ダム湛水池植生等調査業務委託 11時20分から大船渡地区合同庁舎4階第3会議室にて 傍聴は先着10名まで |
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| 2004年4月28日 | 第1回流域懇談会(住田町ホテルグリーンベル高勘にて)傍聴参加 懇談会の趣旨説明と気仙川流域に関する一般的な説明 傍聴は先着10名まで |
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| 2004年4月25日 | 会独自の現地調査終了 | |||||||||
| 2004年4月16日 | 平成16年度第1回岩手県大規模事業評価専門委員会 当会から傍聴に参加。 |
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| 治水計画検討公募委員3名決定 | ||||||||||
| 2004年3月下旬 | 流域アンケート 住田町と陸前高田市の気仙川水系流域住民へ、流域についてのアンケート調査が 実施されました。目的は、「地元住民がどのぐらいダムを必要としているか」というも ので、大規模事業評価専門委員からの要望によるものです。 |
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| 2004年3月26日 | 津付ダム建設事業に対するパブリックコメント募集締め切り日 1ヶ月にわたり、意見募集がありました。 当会から、また国土問題研究会の報告書も提出しました。 |
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| 2004年3月25日 | 要請行動 「津付ダム建設の見直しと治水対策の再検討を求める要請書」と国土問題 研究会の2つの報告書を提出。 提出先 増田寛也 岩手県知事 |
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| 2004年3月14日 | 津付ダム変更案説明会を開催しました。 18時30分〜ふれあいセンター(高田町) 入場無料 次の2点にしぼって、津付ダム建設事務所職員に説明をしていただきました。 ◎「穴あきダム」変更案について ◎事業費について 住民側が主催だったとはいえ、一般市民・町民対象にこの約30年間で初め て開催された事業説明会になったと考えます。穴あきダムは詰まることもあり えるとの答弁を確認しました。 |
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| 2004年2月5日 | 第2回岩手県大規模事業評価委員会へ傍聴参加 津付ダム変更計画(穴あきダム)が公表される |
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| 2004年1月23日 | 10時から、大船渡地方振興局土木部がおこなう大股川のヘドロ調査に参加しま した。 |
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| 2003年12月 | 陸前高田市議会一般質問で千田勝治議員が津付ダム問題の質議。 | |||||||||
| 2003年12月12日 | 大股川砂防ダム堆積汚泥流出に関連した魚類産卵床調査を実施 魚類産卵床調査結果を気仙川漁協へ提出 |
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| 2003年12月3日 | 要請行動 「津付ダム建設予定地下流での砂防ダム堆積土砂流出に対する緊急措置 等を求める要望書」 提出先 大船渡振興局長 現地調査 振興局長らとともに現地調査をおこなう。 |
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| 2003年12月1日 | 要請行動 「津付ダム建設予定地下流での砂防ダム堆積土砂流出に対する 緊急措置等を求める要望書」 提出先 大船渡振興局土木部長 現地調査 振興局土木部長、漁協関係者、市水産課職員らとともに現地調査をおこな う。 |
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| 2003年11月24日 | 津付ダム建設予定地直下の砂防ダムが突発的な排砂をおこなう。 | |||||||||
| 2003年11月23日 | 国土問題研究会による現地調査報告会 午後5時30分より ふれあいセンター(岩手県陸前高田市) 国土問題研究会による現地調査報告会が開催されました。 報告は、上野鉄男さんと中川学さんの2名がおこないました。 国土問題研究会では、この報告会を前後して22日から24日まで現地調査入りを しました。 津付ダムは、治水目的であっても不要である方向性が確認されました。 |
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| 2003年11月 22、23、24日 |
国土問題研究会による気仙川現地調査 | |||||||||
| 2003年11月16日 | 会発行の「津付ダムニュース」第1号を住田町・陸前高田市の 全世帯9300軒を対象に新聞折り込み |
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| 2003年9月 | 国土問題研究会が計画の分析調査に着手。 | |||||||||
| 2003年9月 | 現時点での最新の津付ダム計画書となる書類の入手の際、津付ダム事務所 職員から、11月に新計画の骨子を会に伝えるとの話があった。 →後日談:伝えられることはなかった。 |
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| 2003年8月 | 津付ダムに関して、水質調査目的に入札をおこなう。 | |||||||||
| 2003年8月 | 気仙川水系の治水面での検討を国土問題研究会に依頼。 | |||||||||
| 2003年7月 | 津付ダム計画の中止要請行動 提出先 中里長門 陸前高田市長 |
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| 2003年6月 | 陸前高田市議会一般質問で吉田税議員が津付ダム問題の質疑。 | |||||||||
| 2003年6月 | 甘竹勝郎大船渡市長が市議会で津付ダムに関連した国道工事について、「国道は 生命線」発言をおこない、ダム建設への意欲をアピール。 |
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| 2003年5月 | 米崎町漁協と小友漁協が定例総会で組合員からの動議提出を受け、津付ダム建設 の反対をそれぞれが決議。 |
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| 2003年5月 | 「県」に対して、「市」が工業用水の利水不参加を表明。 | |||||||||
| 2003年3月 | 岩手のテレビ放送局のIBCが環境特集番組で気仙地方の海と川を取り上げ、津付ダ ム計画や私たちの会の活動にもふれる。 |
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| 2003年3月18日 | 2月3日の知事意見書を受けて、「会」としての要請書・見解の提出。 提出先 増田寛也 岩手県知事 岩手県知事意見書への見解 菊池良治 大船渡地方振興局土木部長 (未提出文書)岩手県知事意見書への見解 |
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| 2003年3月 | 岩手県漁連情報誌連載の「羅針盤」に水口憲哉氏の津付ダムに関する文章が掲載。 | |||||||||
| 2003年2月 | 「県」が、津付ダム計画の利水受益者である陸前高田市へ意向確認。
→陸前高田市長は、4月の市議選後に回答するとの返答。 |
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| 2003年2月3日 | 県知事が県知事に対して、環境影響評価準備書への意見書を提出。 | |||||||||
| 2003年1月 | 津付ダム計画の中止要請行動 提出先 増田寛也 岩手県知事(※県土整備部等が対応) 谷藤裕明 岩手県議会議長(※現盛岡市長) 多田欣一 住田町長 菅野俊吾 陸前高田市長(※助役が対応) |
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| 2003年1月12日 | 「めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会」設立総会 | |||||||||
| 2002年 | 当会の前身である津付ダム学習会主催「津付ダム説明会」開催 |
| 1 名称 この会は「めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会」という。 2 目的 この会は、津付ダム建設の中止を求めるとともに、気仙川流域と広田湾の自然を守ることを目的とする。 3 組織 この会は、目的に賛同する個人及び団体で構成する。 4 役員 この会は、役員として世話人代表・世話人・事務局・幹事・顧問をおく。 5 財政 この会の財政は、会費(年会費1口1,000円)、寄付金、その他をもってあてる。 6 総会 この会の総会は、年1回とする。ただし、必要な場合は臨時総会を開催することができる。 7 会計年度 この会の会計年度は、毎年1月1日から12月31日までとする。 |
| このウェブサイトは、「めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会」の公式サイトです。 管理運営は、会の事務局が担当をしています。 当ウェブサイトは、会としての意向を表現するようにしております。 また、よせられた意見等は、原則として世話人会議等で議題となります。 掲示板への書き込みについては、ウェブサイト管理人が管理権限を持ち、削除等の判断を することがあります。 作成にあたって、画面を「1024×768」の大きさで閲覧することを前提にしております。 使用素材には、adobe PageMill3.0、IBM HomepageBuilder2001を使用しています。 写真や画像については、原則的に当会の著作物といたします。 |
| 2005年5月25日 岩手県知事 増 田 寛 也 様 めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 世話人代表 吉 田 正 洋 (連 絡 先) 気仙川流域治水対策の再検討を求める要請書 昨今の災害の事例などから、防災問題は大きく関心をもたれている分野である。 さて、今年3月14日から16日まで、住田町と陸前高田市では、津付ダムのある・なし による気仙川流域の洪水予想図を用いた住民説明会(主催:「岩手県」)が開催された。 地元住民に示されたのは、次の2点だった。 ・ 想定する大きな災害時(1/70確率)には津付ダムがあってもなくても、その被害に ほとんど違いがないこと。 ・ 想定する中程度の災害(1/30確率)までなら津付ダムが効果ありとする理由も「必ず 堤防が壊れるとするならば」という条件付きのもの。しかも、ダムのみでは30年に1度 の被害さえ防ぐ能力がないこと。 大規模事業評価専門委員会(以下、評価委員会)委員長は、津付ダム事業への答申 の内容と精神について、「県」が委嘱している「石川参与の判断と意見を生か」すことを、 そのひとつにあげている。この石川参与の意見では、「流域住民への計画の提示と意見 の集約」について、「数種類の治水計画を策定し、その効果を超過洪水を含めて“具体 的に”流域住民に提示」することを求めている。その上で、「“真に民主的なプロセス”」に より「一つの治水計画を選択する」ことをあげている。 「県」では前述の説明会において、気仙川流域の治水計画として、ひとつのものを示し た。これは「数種類」というものではなく、これまでと同一のものであり、「超過洪水」の場 合の説明もいっさいないというものだった。 これまで「県」では、気仙川の治水対策はダムのハード整備が基本で、ソフト対策を進 めていくとしてきた。しかし、このハード整備のかなめである津付ダムは、上記のように 「限界」があまりに鮮明であり、治水対策の「基本」とするにはまったく不十分なものであ る。石川参与も津付ダムについては、「下流基準点(島部)での防災効果は少ない」こと、 そして現計画のままでは中流にも上流にも防災効果が発揮されないものであることを「津 付ダム計画に関する意見」で明言している。流域住民もまた、前述の説明会において様々 な意見・要望を出している。これは参与の意見でも評価委員会の付帯意見からも重要な 要素である。報道では、「ダムを作っても70年に1度の雨が降ればダムがあってもほとんど 効果がないという説明にどよめいた」ほど、流域住民は想定範囲の洪水にさえ破綻してい る治水計画にがく然としている実態も伝えられている。ましてやそれを超える洪水(超過 洪水)による被害については、一言も説明がなされていないというもとでは、住民参加に よる議論に支障をきたす事態であることは明らかである。 これからの防災対策は「総合治水」をおこなうことが、評価委員会からの付帯意見でも、 2000 年12 月の河川審議会答申でも示されている。総合治水では、超過洪水が発生した 場合に被害が大きくならないように計画の時点から取り組みまで住民が協力することが必 要とされる。 また、「首相官邸」ホームページで公開されている、「生物多様性国家戦略」(平成14年 制定)では、「今後の生物多様性の保全と持続可能な利用を考えていく必要があり」、「今 後の地域活性化、個性的な地域づくりを成功させるためには」「歴史的資産を上手く紡いで 活かすとともに、次世代に継承していくことが重要な鍵」としている。これは、まさに川や海 を生活の場としてきた地元住民からの意見と一致するものでもある。この国家戦略では、 「時代が大きな変曲点にあることを基本認識」するよう指摘している。 これらのことより、現在の気仙川流域の治水計画は根本から見直さなければならない時 代になったことを大きく示している。 そこで、気仙川流域の治水は、約30年前の計画にこだわって流域の防災に効果の少な いものとしてしまうのか、あるいは大規模事業評価専門委員会はもとより、21世紀に対応 が求められている「総合治水」を県内でも全国でも先駆的な地域として実現し、災害に強い 地域づくりをするのか、判断がせまられている。また、ここでは“真に民主的なプロセス”に よる選択のために、流域住民・沿岸住民からの要望・意見の扱いも明確にすべきである。 こうした状況から、私たちは次の3点について、要請をするものである。 記 1 今後、気仙川流域治水計画の説明会では、参与の意見や評価委員会が決定した答 申の内容や精神から求められている「複数の治水計画」を提示すること。 2 1で提示される計画では、「総合治水」を前提にした超過洪水時の状況説明もおこなう こと。 3 1で提示される計画には、今年3月の説明会で住民から出された要望・意見を盛り込ん だものも提示すること。 2005年5月25日 岩手県大船渡地方振興局 局長 廣 田 淳 様 めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 世話人代表 吉 田 正 洋 (連 絡 先) 気仙川流域治水対策の再検討を求める要請書 昨今の災害の事例などから、防災問題は大きく関心をもたれている分野である。 さて、今年3月14日から16日まで、住田町と陸前高田市では、津付ダムのある・なし による気仙川流域の洪水予想図を用いた住民説明会(主催:「岩手県」)が開催された。 地元住民に示されたのは、次の2点だった。 ・ 想定する大きな災害時(1/70確率)には津付ダムがあってもなくても、その被害に ほとんど違いがないこと。 ・ 想定する中程度の災害(1/30確率)までなら津付ダムが効果ありとする理由も「必ず 堤防が壊れるとするならば」という条件付きのもの。しかも、ダムのみでは30年に1度 の被害さえ防ぐ能力がないこと。 大規模事業評価専門委員会(以下、評価委員会)委員長は、津付ダム事業への答申 の内容と精神について、「県」が委嘱している「石川参与の判断と意見を生か」すことを、 そのひとつにあげている。この石川参与の意見では、「流域住民への計画の提示と意見 の集約」について、「数種類の治水計画を策定し、その効果を超過洪水を含めて“具体 的に”流域住民に提示」することを求めている。その上で、「“真に民主的なプロセス”」に より「一つの治水計画を選択する」ことをあげている。 「県」では前述の説明会において、気仙川流域の治水計画として、ひとつのものを示し た。これは「数種類」というものではなく、これまでと同一のものであり、「超過洪水」の場 合の説明もいっさいないというものだった。 これまで「県」では、気仙川の治水対策はダムのハード整備が基本で、ソフト対策を進 めていくとしてきた。しかし、このハード整備のかなめである津付ダムは、上記のように 「限界」があまりに鮮明であり、治水対策の「基本」とするにはまったく不十分なものであ る。石川参与も津付ダムについては、「下流基準点(島部)での防災効果は少ない」こと、 そして現計画のままでは中流にも上流にも防災効果が発揮されないものであることを「津 付ダム計画に関する意見」で明言している。流域住民もまた、前述の説明会において様々 な意見・要望を出している。これは参与の意見でも評価委員会の付帯意見からも重要な 要素である。報道では、「ダムを作っても70年に1度の雨が降ればダムがあってもほとんど 効果がないという説明にどよめいた」ほど、流域住民は想定範囲の洪水にさえ破綻してい る治水計画にがく然としている実態も伝えられている。ましてやそれを超える洪水(超過 洪水)による被害については、一言も説明がなされていないというもとでは、住民参加に よる議論に支障をきたす事態であることは明らかである。 これからの防災対策は「総合治水」をおこなうことが、評価委員会からの付帯意見でも、 2000 年12 月の河川審議会答申でも示されている。総合治水では、超過洪水が発生した 場合に被害が大きくならないように計画の時点から取り組みまで住民が協力することが必 要とされる。 また、「首相官邸」ホームページで公開されている、「生物多様性国家戦略」(平成14年 制定)では、「今後の生物多様性の保全と持続可能な利用を考えていく必要があり」、「今 後の地域活性化、個性的な地域づくりを成功させるためには」「歴史的資産を上手く紡いで 活かすとともに、次世代に継承していくことが重要な鍵」としている。これは、まさに川や海 を生活の場としてきた地元住民からの意見と一致するものでもある。この国家戦略では、 「時代が大きな変曲点にあることを基本認識」するよう指摘している。 これらのことより、現在の気仙川流域の治水計画は根本から見直さなければならない時 代になったことを大きく示している。 そこで、気仙川流域の治水は、約30年前の計画にこだわって流域の防災に効果の少な いものとしてしまうのか、あるいは大規模事業評価専門委員会はもとより、21世紀に対応 が求められている「総合治水」を県内でも全国でも先駆的な地域として実現し、災害に強い 地域づくりをするのか、判断がせまられている。また、ここでは“真に民主的なプロセス”に よる選択のために、流域住民・沿岸住民からの要望・意見の扱いも明確にすべきである。 ついては、岩手県知事に対し、「気仙川流域治水対策の再検討を求める要請書」を進達 するよう要請するものである。 記 1 今後、気仙川流域治水計画の説明会では、参与の意見や評価委員会が決定した答 申の内容や精神から求められている「複数の治水計画」を提示すること。 2 1で提示される計画では、「総合治水」を前提にした超過洪水時の状況説明もおこなう こと。 3 1で提示される計画には、今年3月の説明会で住民から出された要望・意見を盛り込ん だものも提示すること。 |
| 平成15年5月20日 大船渡地方振興局長 阿部 健 殿 めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 世話人代表 吉 田 正 洋 気仙川水系流域懇談会での検討資料について(要請) 現在、住田町と陸前高田市では、公募委員3名を含む気仙川水系流域懇談会が開催されています。 第1回の懇談会では、委員各位から様々な意見が出され、熱心に議論がなされています。 しかし、本来、この懇談会では今後の何十年間かの流域全体のあるべき姿をどのようにしていくか、 方針が決められるべきものです。 委員への配付資料では、台風や低気圧での被害が、気仙川本流によるものなのか、あるいは市内を 流れる小さな川原川のものなのか、こうしたことがわかるものにはなっておりません。また、こうした被 害全部を防ぐには津付ダムしかないと受け取られかねない結論になっています。 そのため、どうしても委員からの発言は、本流が主な議論になってしまいます。 地元の住民は、毎年のような川原川からの被害や気仙町での内水被害、そして突発的な支流での被 害に苦しめられています。流域全体でこうした声をたくさん聞きました。 気仙川本流や大股川の対策も重要です。同時に支流や内水被害などの各区域での対策も重要です。 そこで、私たちは下記について要請をいたしますので、趣旨をご理解の上、対応されるようお願いいた します。 記 1 第三者機関に依頼した気仙川水系のふたつの治水検討報告書※では、大股川や気仙川、そして本 流以外の被害や対策方法についても調査・検討結果が示されています。 資料として委員に配布することを求めます。 ※(岩手県気仙川津付ダム計画についての問題点、津付ダム計画の問題と気仙川の治水対策) 2 第1回目の懇談会で、多くの委員から「穴あきダム」の構造に対する心配が示されました。「穴がつま ることもありえる」という以前の説明から、私たちの会が試算した津付ダムからの「穴抜け」による洪 水を試算した資料を委員に配布することを求めます。 |
| 2004年2月27日から3月26日まで、岩手県内の3つの事業について、 県庁政策評価課によって県民意見(パブリックコメント)が募集されました。 3つの事業とは、川原(かわら)川・小泉川整備事業【陸前高田市】 鷹生(たこう)ダム建設事業【大船渡市】 津付ダム建設事業【住田町】です。 この中から津付ダム建設事業について、私たちの会から、3種類の意見提出を おこないました。 特に、私たちが気仙川水系の治水について、科学的な検討を依頼している国土 問題研究会(京都府)から、現時点で判明している問題点や提言を盛り込んだ 2つの報告書が届けられ、3月25日の知事要請、そして26日には政策評価課 に提出しました。 知事要請で応対した河川課長からは、県としても大規模事業評価専門委員会と しても、報告書を検討する約束をいただきました。 提出した報告書や意見は、次の3つです。 ◆岩手県気仙川津付ダム計画についての問題点 2004年3月 国土問題研究会 現地調査から明らかになった事実と行政による「情報操作」などについて ◆津付ダム計画の問題と気仙川の治水対策について 2004/03/24 国土問題研究会 気仙川水系にはダムによる治水は必要なく、適切な対処は被害にも環境にも 費用面にも有利であると提言 ◆大規模事業評価についての意見 当会が今までに現地で明らかにしてきた問題点など |
| 2004年3月25日 岩手県知事 増田 寛也 様 めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 世話人代表 吉 田 正 洋 津付ダム建設の見直しと治水対策の再検討を求める要請書 「めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会」では、気仙川水系の治水につ いて、科学的な検討を第三者機関である国土問題研究会(京都府)に依頼している。 この国土問題研究会が、現時点での津付ダム建設計画の問題点を次のように明らか にした。(別添資料参照) (1) 洪水による被害の実態と行政による「情報操作」の問題。 (2) 河川改修案は、実態を無視した一律的機械的なもの。 (3) 上流部での河道改修が下流部の危険性を大きくする。 (4) 「平成11年度気仙川河川整備計画検討に係る治水利水計画再検討業務委託報 告書」によれば、ダムをつくれば気仙川本川への改修はおこなわないことにな る。 (5) 穴あき式ダムの問題。 これらの問題から、大股川でのダム建設は根本的に治水対策として不要であり、ま た変更案であっても治水対策としてのダムは不要であることに変わりはない。 そこで、以下の点について要請をするものである。 記 1 気仙川水系の治水手段として津付ダム建設の必要性はとぼしいものであり、ダム 建設の見直しをすること。 2 ダム事業に着手してから27年を経過しており、ダムのみに固執するのは時間と 経費と労力の浪費である。流域内において深刻な被災実態は陸前高田市内の内水 問題であり、速やかに対応すること。 3 流域全体の安全性向上のために、2000年12月の河川審議会答申に示されるよう、 従来の治水対策を改め、総合的な対策を検討すること。 4 河川改修単独案は、70年に1回の被害を想定した計画だけが示されているが、 現在の被災を早急に解決する観点からも、1997年河川法改正で示された「具体的 な整備に関する計画」(当面の整備計画)に対応する計画も検討をすること。 5 国土問題研究会の「岩手県気仙川津付ダムについての問題点」について、県とし ても大規模事業評価専門員会としても検討をすること。 |
| 津付ダム変更案説明会 3月14日(日)6時30分〜ふれあいセンター(高田町) 次の2点にしぼって、津付ダム建設事務所職員から説明をいただきました。 ・「穴あきダム」変更案について ・事業費について 今度の変更案により、ダム下部の穴が流木等でつまってしまう可能性が あること、またその対応策は未経験のもので、現時点ではまったく安全性 の保証がないことなどが明らかになりました。総事業費は、66億円の値上がり。 また、参加者は事業の進め方や不透明さに一番おどろかれていたようです。 |
| 平成15年12月3日 大船渡地方振興局長 阿部 健 殿 めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 世話人代表 吉 田 正 洋 津付ダム建設予定地下流での砂防ダム堆積土砂流出に対する緊急措置等を求める要望書 先月24日早朝、住田町内の津付ダム建設予定地下流に設置してある、気仙川水系で最も 落差の大きい砂防ダムにおいて、堆積された大量の土砂が流出しだしました。 ダムからの堆積土砂は、「ヘドロ」と呼ばれるほど、その嫌気性発酵をした有機物は河 川や場合によっては沿岸部まで被害を発生させるものとなります。 富山県ではダムから排砂をおこなって、沿岸部でも刺し網やワカメで漁業被害が発生し ています。 今回の砂防ダムからの土砂流出は、原理としては富山県での事例と同じものであり、河 川や沿岸部への悪影響が強く心配されます。 また、同日、遠野の砂防ダムでも土砂流出が発生しており、報道によれば漁業関係者か ら、その悪影響が長期化するとの危惧の念が表明されています。 今回の住田町での土砂流出は、昨年、住民から以前の流出について目撃情報を県に対し て行っていたものであり、それを「ありえない」とする態度を取り続けてきた県の姿勢は おおいに問題があります。昨年の津付ダム環境評価準備書へのわれわれ住民からの意見に 対し県は、「砂防ダムの排水口が抜けることはないから、生物の遡上はありえない。よっ て津付ダムによる生物の遡上等への影響は考えられない」として、目撃情報を伝えてきた にもかかわらず、いわば黙殺してまいりました。 また、11月24日早朝は、流域住民から「突然、濁り水で増水した」という証言も確認 されており、突発的な増水による危険性もありました。場合によっては、釣りシーズンな どで河川を利用する人が増水に遭遇することも十分考えられます。 私たちは、本日、気仙川と広田湾に面した漁業協同組合に通報をいたしました。 関係者は危機感を持ち、たいへん心配をしております。 そこで、私たちは下記について緊急の要望をいたしますので、趣旨をご理解の上、対応 をぜひ実現するようお願いいたします。 記 1 緊急に土砂流出を止める対策をすること。 2 砂防ダムの上流部や広田湾にいたる範囲まで、早急に水質調査に取り組むこと。 また、関係機関と協議の上、水質調査を問題解決まで継続すること。 3 津付ダムに関する環境影響評価書では、砂防ダムの排水口が開通する事実を盛り込み、 生物学的な面での検討をやりなおすこと。 4 砂防ダムからの突発的な放水による危険性を根絶する対策を検討すること。 |
| 平成15年12月1日 大船渡地方振興局土木部長 菊池 良治 殿 めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 世話人代表 吉 田 正 洋 津付ダム建設予定地下流での砂防ダム堆積土砂流出に対する緊急措置等を求める要望書 先月24日早朝、住田町内の津付ダム建設予定地下流に設置してある、気仙川水系で最も 落差の大きい砂防ダムにおいて、堆積された大量の土砂が流出しだしました。 ダムからの堆積土砂は、「ヘドロ」と呼ばれるほど、その嫌気性発酵をした有機物は河 川や場合によっては沿岸部まで被害を発生させるものとなります。 富山県ではダムから排砂をおこなって、沿岸部でも刺し網やワカメで漁業被害が発生し ています。 今回の砂防ダムからの土砂流出は、原理としては富山県での事例と同じものであり、河 川や沿岸部への悪影響が強く心配されます。 また、同日、遠野の砂防ダムでも土砂流出が発生しており、報道によれば漁業関係者か ら、その悪影響が長期化するとの危惧の念が表明されています。 今回の住田町での土砂流出は、昨年、住民から以前の流出について目撃情報を県に対し て行っていたものであり、それを「ありえない」とする態度を取り続けてきた県の姿勢は おおいに問題があります。昨年の津付ダム環境評価準備書へのわれわれ住民からの意見に 対し県は、「砂防ダムの排水口が抜けることはないから、生物の遡上はありえない。よっ て津付ダムによる生物の遡上等への影響は考えられない」として、目撃情報を伝えてきた にもかかわらず、いわば黙殺してまいりました。 また、11月24日早朝は、流域住民から「突然、濁り水で増水した」という証言も確認 されており、突発的な増水による危険性もありました。場合によっては、釣りシーズンな どで河川を利用する人が増水に遭遇することも十分考えられます。 私たちは、本日、気仙川と広田湾に面した漁業協同組合に通報をいたしました。 関係者は危機感を持ち、たいへん心配をしております。 そこで、私たちは下記について緊急の要望をいたしますので、趣旨をご理解の上、対応 をぜひ実現するようお願いいたします。 記 1 緊急に土砂流出を止める対策をすること。 2 砂防ダムの上流部や広田湾にいたる範囲まで、早急に水質調査に取り組むこと。 また、関係機関と協議の上、水質調査を問題解決まで継続すること。 3 津付ダムに関する環境影響評価書では、砂防ダムの排水口が開通する事実を盛り込み、 生物学的な面での検討をやりなおすこと。 4 砂防ダムからの突発的な放水による危険性を根絶する対策を検討すること。 |
| 平成15年7月23日 陸前高田市長 中 里 長 門 殿 めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 世話人代表 吉 田 正 洋 津付ダム建設の中止並びに治山及び河川改修による治水事業を求める要望書 全国各地で、地域住民の声を無視し、科学的な判断を欠いた無駄な公共事業のために、 大切な自然環境の破壊が進んでおり、また、その見直しが進められています。 貴殿は、津付ダム建設について、6月市議会で「利水参加をしないことを県に伝えたこ と」と同時に、「市民の生命、財産を守る上からも、一日も早い着工と気仙川や広田湾の 漁業活動や、自然破壊に配慮した事業の促進方を」県にお願いしたことを示しました。ま た、県は6月議会で、事業の見直しを表明しましたが、その内容はきわめて流動的です。 しかし、ダム建設が河川と海洋の環境破壊に結びついていることは、全国の多くの事例 で証明されています。地元の米崎町漁協と小友漁協が海を守り漁業振興を図る立場から反 対決議をあげたことは当然のことです。恵み豊な気仙川と広田湾の環境を守る上で、津付 ダム建設は中止するべきであり、治水事業はダム建設ではなく、森林整備を中心とした治 山事業と河川改修事業に切り替えるべきです。このことは、環境に優しいばかりか地域経 済の活性化という点からも重要です。ダム建設の場合は、多くの場合大手ゼネコンが請け 負いますが、治山事業や河川改修事業は、ほとんどが地元業者が請け負い、雇用の拡大に も大きく貢献するものです。このことは、「第1次産業を活性化させ雇用を増やす」「大 切な自然を守っていく」という市長本人の公約にも合致するものと考えます。 つきましては、下記について要望いたしますので、趣旨をご理解の上、要望実現に向け てご尽力下さるようお願いいたします。 記 1 環境破壊が懸念される津付ダム建設は中止すること。 2 治水事業は、ダム建設ではなく、森林整備を中心とした治山事業並びに河川改修事業 に切り替えること。 3 地元自治体が望んでいる道路整備については、ダム建設とは切り離し、別の事業とし て実現をめざすこと。 4 上記について、知事に求めること。 |
| この文書は、2003年3月18日に県知事らへ提案をする予定のものでしたが、 その時の要請行動では知事意見書へ向けてのものであり、この提案の提出を 見送りました。 2003年3月18日 津付ダム建設に対する私たちの提案 めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 世話人代表 吉 田 正 洋 規模縮小ではなく、中止を 津付ダムの利水目的には、陸前高田市の工業用水がある。陸前高田市への利水再検 討指示に対する回答がどのようなものであろうと、ダムの規模を縮小するといった対処で はなく、津付ダム建設事業は中止することを強く要請する。 中止に至る過程では、様々な検討を 現在では、2003年2月県議会などを通し、津付ダム事業について主に利水面からの再 検討が始まろうとしているが、他の面からも見直しをしていただくことを提案する。 充分な情報提供を 意見は検討を そもそも津付ダム建設にあたっては、条例の範囲で住田町での説明会しか開催されて おらず、流域住民や沿岸での漁業従事者などへの周知徹底は、はかられていない。 例えば、建設の要望をしている陸前高田市では、建設場所を含めたダム建設を知る市民 はおそらく人口比で1%もいないものと私たちは推定する。百数十人との会話の中で、だ れひとりとして、それを知るものはいない状況である。少なくとも住田町や陸前高田市、唐 桑町には事業説明を十分におこなう必要がある。 環境影響評価については以前のように、ずさんな準備書を期間限定で、しかも公開場所 はたった2カ所といった公開の方法ではなく、まちがいのない検討結果を多くの人に、しか もたくさんの場所で公開することを求める。このとき、再度、住民からの意見書を正式に受 け付けることも検討していただきたい。住民からの最後の意見書が困難な状況で提出せ ざるをえなかったことを当事者が認めるならば、なおさらである。こうした場合、当初の計画 とは手続きの流れが変わってくるが、現状で判明した問題からすれば手続きは固定的なも のとする必要性はまったくない。 同様に、今後とも津付ダム建設事業で問題や心配があれば、私たちは意見を伝えるが、 事業者はそれを検討する必要があると考える。 住民との議論を 治水の現状としては、対策の予定はされているが矢作川による洪水被害や横田町の沢々 での鉄砲水的な出水による被害や高田町市街地での家屋浸水被害は、本流へのダム建 設・護岸工事で解決できるものではない。昨年起きた台風による被害は甚大なもので、あ わや複数の死者が出かねず、現在でも復旧作業さえなされていない道や橋は、見るだけ で恐怖を感じるほどの惨憺たる様子だ。こうした流域住民との議論も重要なことではないの か。 漁業等で生業をたてる人との議論、川の生活を生きる喜びにしている人との議論など、こ うした住民との議論は重要なことではないのか。事業者側でも認めている最も重要な治水 目的について、より良いものにする必要性から新河川法の趣旨をいかし、事業者側と流域・ 海域の地元住民との議論を提案する。 計画変更後の事業費や環境影響は、公開すべき さまざまな条件から、ダムあり、ダムなしプランの比較がなされるのは当然のことであるし、 過去に地域での3度にわたる会議でダムありプランが採用になっていたのは、総予算額が「 安い」ということが大きな理由だったわけだが、今回の知事意見書をふまえた上での気仙川 総合開発計画の総予算の検証がされる予定がない。ダムありプランが当たり前の前提に なっている。 知事意見書によって、工事に変更をきたす部分もあるかもしれないのだが、道路の付替え のルート変更など必要であれば、費用は大きく変更せざるをえない。現に、ダム建設の総額 200億円以上の金額のうち、付替え道路工事関連で100億円をこえるものになっている。わ ずかなルート変更は、工事に必要な金額を大きく変える可能性がある。 「安い」から、ダムをつくるとしていた前提が崩壊する可能性もある。 環境影響評価では、工事費の話題はなじまないのはわかる。しかし、それならいつ、どこ で工事等の改変費用と環境への影響を検討し公表をするのだろうか。 そうした費用面の検討をしていただき、変化をするであろう環境の正確な情報とあわせて迅 速な結果の公表をしていただきたい。 岩手県内のダムの検証を 釜石では、「川が死んだ」と言われるほど、ダムができてから川が変わってしまったことを 地元の人たちがわかっている。久慈でも同様に、ダム湖がピンク色になり赤潮が発生する ほど、水が悪化していることが地元の人から指摘されている。このように県内でもダム供用 直後から、主に川やダム湖で大きな変化があらわれている。だれが見ても明らかな変化が 県内各地で起きる以上、少なくとも私たちは県内他ダム湖、そしてその下流や海までもの 充分な現状の検証を求める。 調査はもっと広く、たくさんのことを 水質の専門家も参加を 私たちは、津付ダムによる影響を事業者側のいう住田町内の合流点までというせまい範 囲とはとらえていない。事業特性と地域特性から判断し、その合流点より下流、河口、そし て海岸、海洋までも確実に影響があると考えているからだ。大股川・気仙川の河床変化、 海岸線の変化、生物の変化、さらに、川や海の水の「質」まで明らかに変化をするだろう。 これは、漁業等の生業で生活するものにとっては収入の変化も予想されることだ。 事業者側に必要なことは、正確な現状の把握だ。そのためには、調査範囲の拡大と調 査項目の追加、専門家の参入が必要。 水の「質」であれば、COD、BOD、SS、全窒素、全燐にとどまらず、全国的にも前例がな いとしても、もっと様々な要素から検討し正確な水の「質」を把握しなければならない。その 際、水質の指標となるものとして、鉄イオン等も追加しなければなら ない。こちらが要望し実現した昨年11月、事業者側が陸前高田市内の説明会で用いた資 料にも掲載されていた、磯焼けに影響を与えるひとつの理由と考えられているのは、鉄イ オンだからだ。また、環境と密接な関係にある漁業等の経済的な面も調査項目に入れる べきである。 地元住民からの指摘がなされ、重大な問題が起きる可能性のある今をどうするか、そう した問題が建設中に起きたならどうするか、供用後に起きたのならどうするか、といった場 合に、津付ダム建設の是非・運用停止という選択肢まで含めて、評価の項目とすべきで ある。 事業の分離 環境への影響を議論する場合、取替え道路のもたらす影響は小さくない。これは道路の 改修は単独でやっていただくことで、より環境への負荷を減らすことが可能である。 私たちが特に心配する水質の問題も、ダムによる治水にかわる方法を選択することで可 能ではないか。 津付ダム建設による様々な事象を分離してとらえることで、それぞれがより望む未来を 追求できる。予算的に困難だからといって、ある部分にだけ負の荷物をまかせるわけには いかない。多目的ダムのそれぞれの目的や周辺での事業を分離して取り組んでいただき たい。 また、津付ダム建設の是非とは別に、長年にわたり苦労された移転対象者には、誠心 誠意の責任を持った対応をとるように提言する。 ダム優先ではない公平な回答を 準備書に掲載される知事意見とその回答を読む限り、残念ながら非常に失望させられ る。 「予測」されなければ、対応はなにもしないという態度である。事業者側からの説明で、そ の予測とは、「影響が小さいと思われる」といった程度の根拠のないものであることがわ かった。これでは、事業を推進することに有利な回答になっているということである。 今回の知事意見書に対しても同様の回答が出される懸念がある。水質問題など、産業 にも影響を与えるであろう重大なことには調査が必要であり、事業者側の責任と考える。 回答にあたっては、気仙川流域、そして広田湾周辺で生活する住民の審判に耐えうる ものになるよう取り組んでいただきたい。 (例えば、準備書に掲載されている知事意見と回答は次の通り。) 知事意見:当該水の濁り(※工事によるもの)が広田湾に至るような場合には重要な産業 であるホタテ貝等二枚貝類に養殖に影響を及ぼす恐れがあることに、十分留意すること。 事業者側回答:ダム下流河川における水質の予測結果において広田湾まで影響が及ぶ と予測された場合は、「重要な種及び生息地」あるいは「地域を特徴づける生態」において 予測を行う。 知事はぜひ地元で交流を 知事本人が気仙川と広田湾周辺へ視察に来ていただくことを提案する。殻付きカキをは じめ様々な産品がすばらしい実績をあげ、収益や経済効果をうんでいる現状に対し、それ が改変されるおそれがあるということは、地元住民にとってどのような意味を持つのか、ぜ ひ知事にも知っていただきたい。私たちは喜んで対応をさせていただく。 |
| 2003年3月18日 「二級河川気仙川水系気仙川総合開発事業津付ダム建設事業 環境影響評価準備書に対する意見について(通知)」に対する見解 めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 世話人代表 吉 田 正 洋 2003年2月3日に岩手県知事から、事業者である岩手県知事へ「二級河川気仙川水 系気仙川総合開発事業津付ダム建設事業 環境影響評価準備書に対する意見について (通知)」(以下 知事意見書)が提出された。 私たちは知事意見書に対し、3つの問題点の指摘と特に重要な項目に対する意見で 見解とする。 知事意見書で判明した3つの問題点は、次の通り。 1 2003年1月に地元住民側から提出された要請が知事意見書に反映されなかった。 2 知事意見書は、津付ダムによる悪影響を認めながら、建設は推進させる内容と なっている。 3 意見書のもとになった環境影響評価準備書(以下 準備書)は、知事意見書の 中で知事も認めるずさんなものだった。 --------------------------------------------------------------------------- 1 2003年1月に地元住民側から提出された要請が知事意見書に 反映されなかった。 2003年1月に地元から知事あてに要請書を提出した。津付ダム建設に反対する内容 だが、環境面での理由として、次の2点が事業者側に確認できたからである。 ・一度の出水でダム湖は最長数十日間も濁り続けること。 ・津付ダムには1年間で13000立方メートルもの土砂と栄養塩が堆積すること。 このふたつは、気仙川流域、そして広田湾を生活の場にしている者にとって、見過 ごすことはできない問題である。 気仙川はアユ釣りでは、全国人気河川100選で44位と全国でも非常に釣り人の支持 の高い河川である。また、広田湾では日本一高価な殻付きカキの生産地である。 津付ダム湖の長期濁り水問題は、河川や海洋が数十日間も濁り続けることが確実に 予想されることから、濁り水により光合成が遮られ珪藻類のプランクトン類が減少 し、アユなどの小型化など、各地で検証されている悪しき事例を想定させるものだ。 同様に、土砂や栄養塩は河川や沿岸、そして漁業にも大切なものであり、本来流れ てきていたものが流れてこないということは、今現在のバランスが変わることを意味 している。 これらは、数年前に市内の漁業経済効果は100億円をこえる分析まであった地元住 民の収入にまで影響を与える心配はもはや確実なものである。釣り場の「人気」や生 産物がブランドとして成り立つ「信頼」というものは、たいへんな努力の上に成り 立っているものであり、漁業者の中からはダム建設により「確実に信頼は壊れる」と いう指摘さえなされている。例えば、殻付きカキは、殻に入っている水(フランスで はジュという名称)さえ市場では評価の対象になっているが、関東の仲買人は気仙地 方まで訪れ、海や水、生産者の特定までして買い付けにあたる人がいるほど、海の仕 事は水の「質」にまでこだわるものなのだ。また、この広田湾周辺で生産される殻付 きカキは、単価が日本最高、そして量的にも全国シェアの約6分の1になる。 たったひとつの産品でもこうした実績である。こうした経済効果を支えているの は、現状での環境なのだ。 私たちは、これまで事業者側からの説明や専門家による講演、県内各地のダムと河 川の見学などを通し、気仙川に津付ダムが建設されると、河川や海洋が深刻な悪影響 を受けてしまうという結論に達した。そのため、地元気仙地区住民のみならず、宮城 県唐桑町の漁業関係者とも決議をあげ、「めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住 民の会」として、知事や県議会議長、そして陸前高田市長、住田町長に要請をおこ なってきた。 ダム建設の是非はともかく、地元で生活するものにとって、こうした当たり前の心 配に対し、今回の知事意見は要請書提出以前の姿勢となんらかわらないものだった。 このことは、私たちの願いがまったく考えていただけなかったものと判断する。 新河川法の主旨からも、地元住民からの要請が反映されなかったことは大きな問題 である。 2 知事意見書は、津付ダムによる悪影響を認めながら、建設は推 進させる内容となっている。 「評価書の作成に当たっては、次の事項に留意するとともに、環境への影響を可能 な限り低減するよう」知事は意見を出しているが、これはダムをつくることが当たり 前の前提であり、つくるのだから悪影響を小さくしなさいという「指示」の意味にな る。つまり、地元には悪影響はあるが、津付ダム建設は進めなさいという実質、知事 のダム建設ゴーサインにほかならない。 また、今回明らかになった、補償でもって環境保全の対策とする検討の指示など言 語道断である。 今回の知事意見書は出してしまえば、それ以後はもはや住民の意見が津付ダム建設 に対して反映されることはまったく不可能になる。手続き上、そういうことになって いる。 しかし、これではもし知事意見書に不備があっても、知事意見書への事業者側の対 応に不備があっても、実質、工事は進んでしまうことになる。 われわれの「会」では、他ダムにみられる濁りの長期化の問題、その濁り水が河 川、そして広田湾へおよぼす悪影響など、事業者側からの説明、また専門家の講演や 他地域での見学調査を通して明らかにしてきたが、こうした面でも事業者側のなんら 調査も検討も約束されないまま、環境影響評価の最終報告をむかえてしまうことは非 常に遺憾である。 陸前高田市内の漁業による経済効果は、数年前には年間100億円をこえていたとい う分析があるが、これは県政への税収という面でもけっして小さいものではなかった だろう。こうした産業と環境が結びついた経済効果などについて、津付ダム建設がも たらす影響までも考慮しなければ、環境影響評価とは呼べないのではないか。 工事の詳細も知事意見書により変更する可能性もあるが、そうすれば、工事の総額 が変更されるかもしれない。そうなれば、ダムありプランが安上がりだから採用する とした根拠も崩れる可能性がある。こうした状況で、工事費用を明らかにするような 指示もない。 同様に、気仙川は全国の河川でも人気の高いアユ釣りの場所であるが、全国的にダ ムができるとアユが小型化したり、プランクトンの構成や河床が変化することが確認 されている中で、知事はその検討をまったく指示していない。他にも、現在の環境で の釣りによる交流人口、漁業権をもって生活している人々の意見、地元漁協の意見な ど、地域の産業・特性と環境について、現状把握や懇談、検討などの指示がなぜか まったくない。 (それどころか、第20回岩手県環境影響評価技術審査会において、事務局からは水 質の問題をあえて避けて通るような確認をしている事実もある。「一つ確認したい。 閉鎖性水系という意味であるが、この場合、川の水は流れることから、水質のことで なく、生物の生息上、閉鎖的な形になるのではないかという理解でいいか。」) また、津付ダムには年間13000立方メートルもの土砂と栄養塩が堆積することがわ かっている。この土砂は、土砂は河川や海洋での浄化作用や海岸線の後退防止に大き な役割がある。栄養塩をはじめとした「山の栄養分」が沿岸漁業に大きな影響がある だろうことは、まだ解明されたわけではないながらも昨今の各方面からの指摘のとお りである。この栄養分については、私たちの要請から実現した昨年11月の陸前高田市 でおこなわれた事業者側の説明会で、「出水時にかなり流れると思われる」といった 説明がなされたが、このような根拠のないダム建設には都合の良い楽観的な説明で納 得するわけにはいかない。気仙川流域、そして広田湾周辺で生活をする住民として は、こうした重要なことも意見書でふれられていないことはまったくもって不思議で ある。 上記説明会で明らかになった問題として、準備書の作成や検証には、水質の専門家 が参加していない事実がある。これにも知事の意見がない。 以上のように地域住民にとって大切なことをなにひとつふれない知事意見書は、環 境影響評価を語るには不十分なものといわざるをえない。 これまでの経緯で明らかになった事実として、環境影響を調査をおこなう会社がダ ム本体工事にも落札している。準備書はこの会社が調査・報告等をおこなっており、 公平さという点からは道徳性に欠けるものとなっていることも大きな問題である。 3 意見書のもとになった環境影響評価準備書(以下 準備書)は、 知事意見書の中で知事も認めるずさんなものだった。 住民に昨年8月に公開され、意見を求めた準備書について、「事業計画の塾度が必 ずしも十分でない中で策定されたものと思料される」と、事業計画もはっきりしてい ないところで、そのはっきりしないものが環境にもたらす影響を論じたものであると 県知事が認める、ずさんなものであったことがわかった。 津付ダム建設の手続きにおいて、実質、この準備書に対する意見が住民からの公式 上の最終意見になったのだが、ずさんなものでもって環境への影響を私たち住民は熱 心に検討をし意見書を提出したことになる。これでは、事業者側がおこなった公告・ 縦覧という情報公開の姿勢に対しても大きな疑問が生じてくる。 濁り水の長期化の問題では、アユが小型化する事例も、河川の生態系を支えるプラ ンクトンの構成が明らかに変わることも、他の河川では判明しているが、海洋につい ても同様の問題は確実に予想される。昨年11月、私たちの要請で開催された事業者側 の説明会では広田湾でカキ養殖に取り組む漁民からは、『「影響はきわめて少ない」 ではだめだ。ゼロでなければならない』という発言もなされたが、漁業で生活する者 にとって、水の「質」は経営に直結する問題だ。この重大な水質の問題に対して、昨 年11月の説明会では重大な問題が判明した。準備書の作成・検証には、水質の専門家 が参加していないというのだ。 また、環境影響の調査をおこなう会社がダム本体設計にも落札しているという事実 が判明している。知事意見書では、この問題にまったくふれていない。ダム本体の仕 事を落札したものが、ダムによる環境への影響を調べるというのでは、公平さという 点からは道徳性に欠ける大問題である。 こうしたずさんな実態が判明した準備書は、とうてい容認できるものではない。 知事意見書の中で、特に重要な項目に対しての意見 1 準備書が「煩雑で分かりにくいものになっている」と知事が認゚るように、縦覧 があったものの、私たちが読み解くのは、かなり難しかった。これではたった2回し か住民に知らせる機会(縦覧)がないところで、住民への公開を徹底できたことには ならない。 2 準備書では、津付ダムの二級河川気仙川水系総合開発事業での位置付けが示され ていないことが明らかになったが、これは津付ダム建設の目的があやふやなものであ ることを示している。これまで明らかになった目的は、事実誤認あるいは架空ともい うべきものになっている。それらは、国土交通省や陸前高田市議会、県庁資料などで 明らかになったが、どの目的をとっても地域事情を知る地元の住民には理解できない ものばかりである。 ●毎年のように起きている高田町内での雨水被害を防ぐため、気仙川にダムが必要。 ●整備予定もない工業団地・流通基地、そして土地のほとんどが売れてしまってい る滝の里工業団地に、ダムによる大量の工業用水が必要。 ●気仙川かん排設備が十分に整備・運用をされているが、水不足のためにダムによ る農業用水が必要。 ●橋から見て水が少なかったら景観に悪いため、ダムからの水が必要。 ●用水路や支流で2名が亡くなっているから、本流にダムが必要。 ●川にありもしない壁があることにして計算(壁たて式))して、治水効果を過大 に見積り。その「効果」が大きいから、ダム建設。 3 「事業計画の熟度を高め、事業特性(事業の具体的な内容)を明らかにする必要 がある」と、これは事業が実は細かいところまでは決まっていないことを示している。 特に(2)では、ダム建設で変更になる国道がどこを通るのかさえ示されていな かった点を指摘しているが、動植物との関係でも生息地への影響を住民が考えるにも まったく判断材料がなかった。同様に(1)ダムの位置、(5)ダム建設時の具体的 な工事とそれらの複合的影響なども、準備書ではまったくふれられていない。こうし た重要な問題について住民から意見を聞かずに事業を進める態度は問題がある。ま た、(3)建設発生土受入れ候補地の範囲・規模・構造などについても、準備書では 暗渠構造とする前提で住民からの意見が提出されているが、現状では開放的な水路の 構造に変更することが決まっている。こうした不明瞭な点や変更点があったため、準 備書に対する公告・縦覧を通し提出された意見についてもその意義が薄れてしまった。 (4)では、洪水やかんがい用水のためにダムから流す水の量さえ、準備書への記載 がないなど、ダムの存在理由といってもよいものさえ記載していない。ここにも準備 書のずさんさを指摘しておく。 4(1) 地域特性の把握には、ダム周辺だけでなく、もっと広い範囲で検討が必要 なものだ。渓流釣りにしても、大股川などだけではなく、気仙川の利用状況も含まれ るのは、当然である。また、釣りをめぐっても範囲だけではなく、様々な職業で暮ら している人もいる。他にも、気仙川からの濁り水などの条件を見極めながら、広田湾 で養殖漁業などをおこなって生活する人もいる。 なぜこうした地域事情に目を閉ざしてしまうのか。現状の地域特性を広く把握しな いのでは、もし津付ダムが運用を始めても、例えば水質が変化したら理由は何かが特 定できないではないか。ダムは関係ないといえば、それっきりで終わるのが全国での 例だ。 知事のわずか17行の文章で地域特性の把握を指示できるとはとても思えない。 5 私たちが準備書をもとに事業者側から受けた説明に対して最も不満を感じた点の ひとつは、津付ダムは供用後に河川や海洋に与える影響は小さいので、住田高校付近 の合流点までしか調査対象にならないというものだった。 この5では、「必要に応じて」評価の項目を見直すことを指摘しているが、その追 加の加減ははっきりしたものではなく、不安なものである。 しかし、たとえ評価項目に追加になっても、ダムを建設することは当たり前の前提 であって、建設前後に調査、問題が起きたら善処するということでは、実際に取り返 しのつかないことが起きても、建設を中断するという選択肢がない話なのである。 これでは、建設の是非を検討する余地さえないのだ。 6 5と同様に、調査についても、どのような方法の調査を行うにしてもダム建設を 前提にしていることには不満である。 (4)において、「代償措置等が必要になることもある」し、それをもって「環境 の保全についての配慮が適正になされている」いう判断がありえることを示している。 私たちは、知事が津付ダムが河川や海洋に与える悪影響を認めているものと判断す る。 私たちは、めぐみ豊かな現在の気仙川や広田湾をずっと未来に残していきたい という希望があるが、こうした自然への悪影響を認める工事は絶対に許すことができ ないことを表明する。また、代償による対応も検討させる指示には非常に残念に思 う。 (5)と(6) 「水質(工事の実施)」と「水質(存在・教養)」の調査は、私 たちにとって、非常に重要なものだが、その項目の選定についてもまだあやふやで不 十分。例えば、水質調査の範囲をいまだ海洋まで延長しておらず、ダム建設予定地直 下と貯水池のとても狭い範囲しかあげていない。調査項目についても、「全窒素およ び全燐等」のごくわずかな調査しか検討指示していない。 (8) 津付ダムによって、年間13000立方メートルもの土砂と栄養塩がせき止め られることから河川や海洋に与える悪影響を私たちは重要視している。せき止められ る土砂だけでも、河川の水質浄化、海洋の環境保持などに重大な変化をもたらし、調 査もされていない山からもたらされる栄養分が変化することは、漁師の経験則でもた いへんな問題であることが指摘されている。 全国各地で検証され、また、岩手県の海岸整備を担当する職員からも語られている が、「一般的に河川からの土砂が供給されなくなると、砂浜(海岸線)が後退する」 ことから、高田松原が今まで数十億円もの費用をかけて砂の流失に対応してきた事態 がますます深刻な局面をむかえるであろうことをあわせて指摘する。 7 環境影響評価の結果は、いくら調査があっても「判断」が正しくなければ全く意 味のないものになってしまうが、ここでは、「検討・検証も総じて十分でないことか ら修正等すること」を知事は指示しているが、「環境影響がない」、または「極めて 小さい」と「判断」される場合は依然何ら対策をとらないことが表明されている。こ の「判断」は大変重要である。 (2)事後調査は、どのように悪影響が生じるか予想できないものと、環境保全措 置などがどのぐらい効果が出るか、わからない場合に行うものとされているが、これ には今までクマタカしか対象になっていなかったのは、知事指摘のとおりで問題があ る。しかし、それ以外のものを対象に入れたからとはいえ、調査結果の公表といった 対応しかないのでは、なんとも残念な対処法ではないか。 もし、私たちが指摘する重大な悪影響が実際に発生した場合に、工事中であれば、 その推進をどうするのかといった検討は想定されていない。そうなってからでは完成 まで工事を推進する態度しかないことが読み取れる。 (5) 出水時のダム湖の濁り長期化問題は、私たちが心配する最大の問題のひと つである。津付ダムは出水時に最長約38日も濁りが長期化することが予想されるが、 そうすると、下流も約38日間濁った水が流れ続ける。広田湾等の海洋も同様である。 河川の濁りが長期化することで、植物プランクトン類の光合成に影響を与え、増殖し にくい環境となる。事実、九州の川辺川ではアユの調査でダムなしの河川では消化器 官から珪藻類が多く検出され、ダムありの河川では消化器官から珪藻類があまり検出 されなかった。この場合、アユの体長にも変化があり、ダムあり河川ではアユが小型 化していることが確認された。これは各地を回る釣り人にも、経験則として広く認知 されている。 こうした、食物連鎖の底辺を支えるプランクトン類は海洋にも存在するのは当たり 前のことで、気仙川の水量がそそぎ、汽水域である広田湾周辺の海域が養分で満ちあ ふれる様を目の当たりにしている漁師は、その影響がいかに重要か理解している。こ うしたことから、カキ養殖などでも歩留まりや味の変化が予想され、産地としてブラ ンド化に成功した場所での生産物に与える影響は甚大なものになることが確実に予想 される。 知事指摘の「予測・評価が行われていない」ことは河川に限定されているのは問 題。また、現時点で濁水に対応するための措置がまったくないことは重大な問題である。 (8) 平成14年11月22日に開催された第20回岩手県環境影響評価技術審査会にお いて、学識経験者から、付替え道路が重要な昆虫の生息地を通過する可能性が指摘さ れている。田野畑村などで有名なチョウセンアカシジミと同じ重要度(岩手のレッド データブックBランク)のキマダラルリツバメについて、準備書ではその存在も、共 生する虫の確認もできなかったため、具体的な対策が考えられていない。しかし、 1991年と2002年にも実際に存在が確認されている以上、準備書の調査が信頼できるも のか不安になってくるし、あらためて「安上がりだからダムありプラン」という前提 で(7)に見られるよう複数の貴重な生物の生息に対して重大な影響を与えることが どうしても必要なのか疑問がある。 (第20回岩手県環境影響評価技術審査会において、学識経験者からも、「影響」をど のようにとらえるか、「議論の分かれるところである」と認められているが、私たち は建設費のコスト問題のみの検討でダムありプランを採用し、その結果として貴重な 生物にも与える影響は、「良くないもの」と判断する。 (11) 「注目種等の選定」といった問題点があげられているが、河川環境や海洋 環境は必ずしも注目種等だけが大切で、それ以外は意味がないものではない。重要種 ・注目種等の検討は当然だが、それのみで環境影響を判断されるのでは不十分である ことを指摘しておく。生態系は、全く重要種などではないプランクトンなどからも構 成されているのであり、そうしたすべての生物の変化を考慮することなしに環境への 影響を判断することは不可能である。 (12) 津付ダム供用後に、河岸形状等の変化を住田高校付近の合流点以下まで検 討することについてふれているが、これは当然である。範囲を広く考えることは、非 常に大切だ。土砂の供給先の海洋まで考えるのは当然だ。また、河岸形状「等」とい うことで、河岸形状に限った検討指示ではない。重要な水質も調べないという手はな い。 (14) 津付ダム建設場所付近は、出版物で紹介されているほどの渓流釣りでは有 名な場所になっている。また、建設発生土を処理する沢なども釣り人の入る場所と なっている。 これらの場所は、全国でも貴重な天然ものが釣れる場所、そして、人口建造物がな いといった理由がゆえに釣りの世界からみても貴重な場所である。 そうした価値を、利用人口や利用面積の規模で評価することがないようにすべき。 (15) 現時点まで算出されていなかったであろう「建設工事に伴う副産物」につ いて、量が不明だったり、処理・処分法法が適切でなかったものについて、その費用 についても明らかにする必要がある。 (16) 「環境影響の総合的な評価」は、治水対策の方法そのものの変更さえも検 討すべきと考える。それは、かつて治水対策の方法を検討した段階で、ダムありプラ ンとダムなしプランなどが比較検討されたが、その際の重要な判断基準は「高いか、 安いか」という建設コストのみだった。 昨年、顕著になった矢作川や横田町の沢での被害からも、本流の治水対策だけを考 えていればよかった過去の状況とはまた変わってきているのである。広田湾をめぐる 漁業も最初に気仙川にダム計画が起きた広田湾開発問題のころとはくらべものになら ないほどの成功を収めているのである。 こうした現状を無視しての津付ダムによる環境影響の総合的な評価は、まったく無 意味である。 |
| 2003年3月18日 岩手県知事 増田 寛也 様 めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 世 話 人 代 表 吉 田 正 洋 津付ダム建設の中止を求める要請書 私たちは津付ダム建設について、これまで事業者側から説明を受けるとともに、独自に 専門家を招いての学習や県内各地のダムと河川の調査を行ってきた。その結果、津付ダム 建設は治水計画にも利水計画にも大きな問題があると同時に、河川や海洋が深刻な悪影響 を受けてしまうという結論に達した。そのため、「めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地 域住民の会」として、津付ダム建設の中止を求める要請を岩手県知事、岩手県議会議長、 陸前高田市長、住田町長に対し、2003年1月におこなった。 その後、2月3日に岩手県知事の「二級河川気仙川水系気仙川総合開発事業津付ダム建 設事業 環境影響評価準備書に対する意見について(通知)」(以下 知事意見書)が公 開された。 知事意見書は、地元で生活するものにとって、産業基盤である自然環境の破壊という当 たり前の心配等に対して、要請書提出以前の姿勢となんらかわらないものだった。また、 知事意見書は、ダム建設による悪影響を認めながら、それに対し根本的な解決を指示する のではなく、環境保全の対策は「補償」とする検討の指示さえなされている矛盾に満ちた ものである。 地域住民の意見を反映させるという新河川法の主旨に反し、公聴会も開かずに、実質、 ダム建設のゴーサインがなされていることは大きな問題である。 今般、岩手県から陸前高田市に対し、工業用水について、あらためて意向調査がされよ うとしているが、仮に、津付ダム事業が見直され規模が縮小されても、基本的にダムによ る気仙川や広田湾への悪影響は解決されるものではないと私たちは考える。 ついては、津付ダム建設計画の中止を強く要請するものである。 |
| 2003年3月18日 大船渡地方振興局 土木部長 菊池 良治 様 めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地域住民の会 世 話 人 代 表 吉 田 正 洋 津付ダム建設の中止を求める要請書の提出について 私たちは津付ダム建設について、これまで事業者側から説明を受けるとともに、独自に 専門家を招いての学習や県内各地のダムと河川の調査を行ってきた。その結果、津付ダム 建設は治水計画にも利水計画にも大きな問題があると同時に、河川や海洋が深刻な悪影響 を受けてしまうという結論に達した。そのため、「めぐみ豊かな気仙川と広田湾を守る地 域住民の会」として、津付ダム建設の中止を求める要請を岩手県知事、岩手県議会議長、 陸前高田市長、住田町長に対し、2003年1月におこなった。 その後、2月3日に岩手県知事の「二級河川気仙川水系気仙川総合開発事業津付ダム建 設事業 環境影響評価準備書に対する意見について(通知)」(以下 知事意見書)が公 開された。 知事意見書は、地元で生活するものにとって、産業基盤である自然環境の破壊という当 たり前の心配等に対して、要請書提出以前の姿勢となんらかわらないものだった。また、 知事意見書は、ダム建設による悪影響を認めながら、それに対し根本的な解決を指示する のではなく、環境保全の対策は「補償」とする検討の指示さえなされている矛盾に満ちた ものである。 地域住民の意見を反映させるという新河川法の主旨に反し、公聴会も開かずに、実質、 ダム建設のゴーサインがなされていることは大きな問題である。 今般、岩手県から陸前高田市に対し、工業用水について、あらためて意向調査がされよ うとしているが、仮に、津付ダム事業が見直され規模が縮小されても、基本的にダムによ る気仙川や広田湾への悪影響は解決されるものではないと私たちは考える。 ついては、岩手県知事に対し、「津付ダム建設の中止を求める要請書」を進達するよう 要請するものである。 |
| 2002年 津付ダム学習会主催による「津付ダム説明会」での配布資料(一部) こんにちは。私たちは、津付ダム学習会です。 私たちは、気仙川上流部への建設計画が進む津付(つづき)ダムについて、学習に取り 組む有志の団体です。 以前から、市内でも津付ダムについて心配し、声を上げる人もおられました。 しかし、今年8月、住田町の住民説明会参加者の間で、「これはとても心配だ」という 認識のもと、数名が週に1回ほど集まりを開いてきました。 参加者には、川釣りの好きな人、海での漁業者、また、環境や税金の使い方に関心のあ る人など、様々な人たちです。 一致しているのは、郷土の恵まれた自然環境を子孫へ受け渡したいという願いです。 そうした中で、暮らしの豊かさもあるのだということは、まちがいのないことです。 山から川、そして海と、これからも長く良い関係を続けていきたいものです。 津付ダム学習会は、10月27日に吉田正洋(高田町在住)を代表として決定し、活動を 継続しています。 -------------------------------------------------------------------------------- 津付ダムとは・・・ 種山直下の住田町津付地区に建設が予定されています。本体工事着工は平成16年、完成 は平成25年とされています。 ダム本体の大きさは、高さ60メートル、幅185メートルです。 総事業費は、202億円。 今日の集まりは・・・ この津付ダムが完成し運用されるとなると、はたして環境面で影響がないのか、また建 設の前提となっている条件はどのようなものかといった疑問について、岩手県大船渡地方 振興局津付ダム建設事務所の職員さんなどから説明をいただきます。説明後に、皆様から の意見や質問をいただく予定です。 -------------------------------------------------------------------------------- 私たちは、気仙川上流にダムが建設されることは心配です。 気仙川による水害等から住民の命・財産を守り、また流域住民が必要としている水 が供給されることは重要なことです。しかし、津付ダムの建設が流域および広田湾近 辺の沿岸に与える影響は、けっして良い面だけではないと、私たちは考えています。 -------------------------------------------------------------------------------- 学習会が提出した心配な点や疑問 1、 津付ダム建設事務所発行のパンフレット、 「地域に親しまれるダム津付ダム」について ・2ぺ一ジの事業概要の治水計画において、「治水安全度を1/70に引き上げる必要 があり」とありますが、治水安全度を1/70に設定した根拠はどのようなものか。 ・3ぺ一ジに「流況が不安定で昭和53年および平成6年においては特に深刻な水不 足に見舞われています」とありますが、この水不足はどのような状況だったのか。 2、住田町で行われた環境影響評価準備書説明会での説明について ・70年に一度の洪水では、昭和橋で60cmの水位低下、島部で30cmの水位低下とい うダムの効果を説明されましたが、この算出方法はどんな方法か。 3、ダム建設による環境への影響 (1)サクラマス(ヤマメ・ヒカリ)をはじめとする、河川の生態系への影響について ・サクラマスの調査が不十分ではないか。 ・ダム予定地下流にサクラマス(ヤマメ)の産卵床が多くあるが、影響は避けられな いのではないか。 ・魚の遡上・降下の動きが妨げられるのではないか。 ・準傭書でふれられている影響が「少ない」とは、どのくらいなのか。数宇で示して 欲しい。 ・増水時に河床が洗われず、本来川が持つ自浄作用が損なわれるのではないか。 ・水温の変化が魚の遡上に変化を及ぼすのではないか。 (2)海域への影響 ・川から供給される鉄分をはじめとする栄養分が減って、海洋プランクトンの減少や 磯焼けなど、沿岸域の生態系に影響を及ぼす心配がある。 ・カキやホタテの歩留まり低下、味の変化が心配される。 ・最近の風潮として、環境破壊の象徴にもなっているダムによるブランドイメージの 低下が心配される。 ・高田松原の砂浜の後退が予想される。 (3)堆砂について ・排砂がおこなわれるかもしれないという不安と、堆砂の処理方法が具体的に示され ていないこと。 ・本来、ダム下流域と沿岸に供給されるべき土や砂などの粒子がダムでさえぎられる こと。 -------------------------------------------------------------------------------- ダムの濁り水が問題 現在は、台風などで川が濁っても、4〜5日で濁りがほぼなくなります。 しかし、ダムができるとダム湖は、何日間も濁り続けます。 この濁りが、海には悪影響をもたらすと、陸前高田市内の漁業者は言います。 川の濁り → 海の濁り → 光合成が弱まる → プランクトン(ケイソウ類)が減る。 ↓ コレクターが泥でおおわれる → 胞子が出にくい → 発芽が悪い 芽落ちの予想 濁り水で、種苗生産が影響を受けた経験がある。 港湾工事で濁ったりすると、良くないのはわかっている。 秋田県の皆瀬ダムでは、20日も川が濁ったそうです。九州の川辺川ダム湖では、8〜83 日間も濁るという計算がされています。 -------------------------------------------------------------------------------- 砂が流れてこないことが問題 砂は、酸素をもたらし、水の浄化の役割があります。 ダムによって、10年間で6メートルもの深さの砂が流れてきません。 また、砂浜は魚類の産卵場所ともいわれ、その点も重要です。 |