諸国漫遊記 2003.8.11-200.8.18
3日目(香川・讃岐うどん、徳島・阿波踊り) 8/13(水) 曇りのち雨
とりあえず四国に行こうと決めていたので、
神戸・三ノ宮で青春18きっぷを買って鈍行列車に乗り込む。
お盆でチケットショップが休みがちだったため、青春18きっぷを手に入れるのが大変だった。
開いていても売り切れとかいうし。
ショップの位置もままならない。前日調べておけばよかった。
何軒目かのチケットショップで売り切れと言われ、しょうがないから緑の窓口で買うかと思ったとき、
ふとカウンターを見ると今まさに青春18きっぷを売らんとする若者が。
残り回数が3回だということもわかる位置で。
思わず声をかけて直談判しようかとも思ったが、そこまで機転は回らず、相場もよくわからなかったため、
精算が終わって7000円を受け取った若者が立ち去った直後その店員さんに
「青春18きっぷ下さい」
「残り3回分のしかありませんが、よろしいですか?」
「そう、それ下さい」
7500円でゲット。店はものの1分で500円利益を上げたわけか。ボロいな。
神戸からの西行は、姫路までは快速が出ており結構速い。
姫路から岡山までがたいへん。本数が少なく、満員の電車。
運良く席をゲットし、2時間半座っていけるぜーと立っている人を
眺めていた(嘘です、なんか申し訳ないから下向いていました)が、
しばらくしてふと目を向けると10歳ぐらいの少年がお父さんに寄りかかり、
ゲームボーイをしながらつらそうに立っていました。
悪魔vs天使のささやきに耳を傾け、しばらく思案したのち、
悪魔のささやきを無視することに腹を決め、席を譲ってあげました。
少年は「ありがとう」も言えなかったけど、お父さんがしきりに頭を下げてくれて恐縮。
(と、こういう美談を書いて人の良さをアッピール ←誰に?)
(↑と、こういうことを書いて気恥ずかしさを隠そうとする)
(気恥ずかしいなら席を譲ったことなんて胸のうちに秘めておいて書かなければいいのに!)
(こういう胸の内の心理状況を文字で描写するのは太宰治が得意とするところでした)
(↑と、有名人でもやっている誰でもやっている、とアッピールすることで自分の正当性、
人間としての普遍性を主張しようとしていますが、読者は気にせず見て見ぬふりをして続きを読み進めていってください)
岡山からは高松行きの快速に乗り込み、瀬戸大橋を渡り、初四国上陸。
朝、ホテル付属のコインランドリーでの洗濯に手間取ったため、
この辺でお昼の2時をすぎており、腹が減ってきた。
が、高松で本場の讃岐うどんを食べるまで我慢。
2時過ぎに到着。
繁華街を目指してうろうろする。
この日はちょうど高松港で花火大会が行われるようで、浴衣の人がたくさんいた。
携帯電話のネットで調べた「うどん棒」という店に入って、ぶっかけうどん(¥450)を食べる。
讃岐うどんを食べるのはおそらく初めて?だったので、そのもちもち感に驚いた。
熱いうどんも食べたかったので、続けてセルフの店に行く。たぶんこの辺。
ここ高松もだけど地方都市ってだいたいアーケードがあって徒歩の旅行者にとってはうれしい。
この旅行中は雨にたたられたこともあって特にそう感じた。
セルフの店というのはうちの近所にも最近できたが
行ったことがなかったのでどんな感じなのかわからなかった。
一杯¥100から、というのは知っていたけど。
小耳に挟んでいた情報では自分で茹でるのかと思ったが、
少なくとも自分の入った店ではそうじゃなく、麺に加えてのトッピングを自分で選ぶようだ。
すでに一杯食べて腹を満たしていたあとだったので、
麺のみ茹でてもらって食べた。つまり¥100。
汁の色が薄く、座ったところのちょうど目の前に醤油があったこともあり、
「醤油を入れて自分で味の調節をするってことかな?」と思ったが、
周りを見渡してもどうやらそうではなく、そのまま食べるようだ。
そういえば関西の汁はだしをちゃんと取っているため色が薄く、
関西人にとって見れば関東のうどんやそばはちゃんとだしを取らずに
醤油で真っ黒にしているだけと揶揄する対象になっているんだっけ。
そのまま食べて、ちゃんとうまかった。
最近は讃岐うどんブームで、関東から四国への旅行者も前年比で50%ぐらいアップしているとか。
讃岐うどんを2杯食って満足したところで、今日の宿を求めて徳島に向かう。
岡山から高松行きの電車に乗ったところから感じたのだが、電車がみんなディーゼルだ。
電化されていない。
このあと乗る電車すべてがそうだった。
山間を走っていくから電化できないのかなあ。
ダムが少ないから電気をあまり使えないのかなあ。
ディーゼルに揺られながら2時間かけて徳島に向かう。
このころから雨が降り出した。
着くのは6時頃。
そこからインターネットカフェでも探して宿を探そうと思っていた。
(高松でもインターネットカフェを探して繁華街をうろうろしたが、見つからなかった。)
徳島に着いたら、驚いた。
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ちょうど阿波踊りをやっていて、雨の中でもお祭り騒ぎ。 駅から延びている目抜き通りで行われていた。 |
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| 片側3車線の道路の左側の車線から踊りをスタートし(人がたくさんいる方)、 どこかで右側の車線にUターンして元の位置に帰ってくる。 老若男女いろいろなチーム・団体がそれぞれスタート、ゴールをするという形だった。 この阿波踊りは「ディスプレイ」やなーと感じた。 踊ることで誰もがヒーローになれる場所。 いつものじゃない自分になれる場所。 |
インターネットカフェと宿を探しながら見物していたが、
この日の宿が見つからないととにかく落ち着かない。
しかも時刻は夜7時になろうとしていた。
ようやくインターネットカフェを見つけ(というか駅のすぐ右手のアーケード内にあった)、
宿を探してみるが、すべて満室。
インターネットはあきらめて地道にホテルを訪ね歩くが、
「この近辺は今日はどこもいっぱいでしょう」
鳴門の方もダメだったので、明日行く予定の高知にできるだけ近づく「阿波池田」方面を
電話帳で探して当たってみたらあったのでほっと一息。
ただ徳島から電車で2時間かかるので、8時にはここを発たなければいけない。
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| 宿は決まったのでちょっとの時間安心して踊りを見物し「見る阿呆」を体験し、 阿波池田に出発した。 ・・・夜10時到着。 次なる目的地、高知に近づいたから、よしとするか。 |
| 小話 旅とインターネット 街に着いたらやたらとインターネットカフェを探したが、 途中で気がついたことに持参のノートパソコンにはダイヤルアップモデムが内蔵されていて、 ドライバがあれば公衆電話やホテルの電話からインターネットができるのだった。 つまり、インターネットをする手段として、 1,インターネットカフェ 2,Yahoo!BBモバイル 3,ダイヤルアップ の3通りあったわけだ。 Yahoo!BBモバイルのアクセスポイント、つまり無線が使える店は限られており、 四国にはなかったため、インターネットカフェを常に探していたが、 モデムを使える状態にしておけばインターネットカフェを探さずとも インターネットができたんだ、とあとで後悔した。 結論としては、 旅にはインターネットがあると便利!というか不可欠! |