食べ方別 : ワカメ、コンブ

■ワカメ

  神奈川県津久井浜では沖合いの筏での養殖ものが春の嵐の折に海岸に流れ着く。
  最近、TVで紹介されたこともあり、特にメカブの人気は高い。
  南西の風の吹いた翌日には、地元の人が大きなビニール袋を持って拾いに来る。
  これがスーパーなどで、磁気によっては1塊300円もの値段がつく。
  メカブの旬は、2−3月。

  海が暖かくなり、メカブが緩む頃には、葉の部分が大きく育つ。
  ヒロメ、アオワカメのちぎれた葉が流れ着いていることも多い。

  ワカメ

  ヒロメ

  アオワカメ



■カジメ

  カジメを食用とすることは知らない人も多いようだが、湯通しして包丁で叩くと
  メカブのようにとろみが出て、カツオブシをまぶして食べるととてもおいしい。
  葉に厚みがあり歯ごたえがあるので、ワカメよりもおいしい、と言う人もいる。
  カジメのシーズンは春から夏、とちょうどワカメの終わった後なので、重宝。

  海中の生き物にとっても「良い食事」で、根から丸ごと流れ着いたメカブを海水で
  振るい洗いすると、小さなアメフラシが数匹落ちることもしばしば。
  春の嵐の後には、海藻やアメフラシやマナマコ、マンジュウナマコなどと一緒に、
  黄色い中華麺のようなアメフラシの卵(ウミソウメン)が打ち上げられている。
  これも食用にする人がいると聞くが、試したことはない。

  カジメ

  アラメ



■コンブ

コンブ(海帯、昆布)は、褐藻類 コンブ目 コンブ科の総称。
形は帯のように平たくて長い。

コンブ科の海藻は15種。
主な種類は、マコンブ、ミツイシコンブ、ナガコンブ、カキジマコンブ、
オニコンブ、ホソメコンブ、トロロコンブ、エンドウコンブなど。
全て食用になるが、マコンブが最上とされ、養殖しているのはほとんどこれ。

コンブは全て寒海産で、北海道には全ての種類が自生するが、関東で見られるのはマコンブのみ。
これもおそらく養殖したものが逃げ出して自生したものと思われる。

  マコンブ