み〜すけの読書ノート 〜バイオのほん〜

 






2004.1


●中村典子著,せいめいのおてがみ〜いでんしのふしぎ〜」,2003,NPO法人くらしとバイオプラザ21,無料頒布


1月27日夜、川の字に寝て、今日刷り上がったばかりというバイオの絵本を読み聞かせしてみました。 左に8歳半の小学2年生の長男、右に3歳半の保育園児の長女長男は字は読めますので、自分でも字を追っていたようです。
ボリュームとしても、読むのが苦しくならないくらいで、よかったです。
幼児向けの絵本は繰り返しが多く、読む方は実は少々苦痛なところがあるのですが、この本はそれはなかったから読む方は実はうれしかったりします。
感想を聞くと、長男は「ちょっとむずかしい」、長女も「わからない」と言っていましたが、 長男が「エリ(=妹)の赤ちゃんは、エリとエリの結婚する人と似ている。エリはどんな人と結婚するのかな。」 私が「トモ(=長男)もどんな人と結婚するのかな。」 とほのぼのしていました。
丁度、小学2年生の生活科で、「大きくなったね、ぼくたちわたしたち」というのをやるので、先日より、親(私たち)の結婚式のビデオを見せたり、 自分(子供)たちの昔の写真やビデオを観たり、親の祖父母(子供達には曾祖父母)の写真を見せたりしています。
冬休みにはこの夏生まれた赤ちゃん(従兄弟)に会いにいったり、少しずつ導入になるような 経験をしてきましたので、すんなり聞いていたようです。 特に従兄弟は、自分たちにそっくりというところが、実体験でもって理解できていたようなので、 祖先から受け継いだものが自分たちに流れている、ということを、 何となく整理できたんじゃないかと思います。
いろんな動物の絵がかわいらしく、ひとつひとつ確認してしまいました。 古生代のエビかなにかを指さして、「コレ何?」と聞いていましたよ。
また、親としてはつい、というか、近くで聞き耳をたてているかもしれない夫に聞こえるように (よい母を演じたかっただけです、はい、夫へのパフォーマンスです) 「ヒトゲノム解析っていうんだよ」なんて、話して聞かせたりして、 読み聞かせとしては、よくないんでしょうけど、ちょこっと説明を入れながら読んでしまいました。
絵柄はとても柔らかく、やさしい感じで気に入りました。 たけしの「およめさん」がとてもほんわかしてやさしそうで、いいですね。
この本をきっかけに、まずは、生活科2年の、自分の幼い頃から、 自分の今までの歴史を振り返る、の授業に役立ててもらえるんじゃないかな、と思いました。 幼稚園の年代の子(年中、年長組、年少組は月齢によってはちょっとむずかしいかも)には、 子供って、おとうさんとおかあさんに似てるんだー(おかあさんと一緒、に そういう歌があります)というのは、なんとなくわかってくれるんじゃないかと 思います。
まずはこういう本で下地を作って、それから遺伝とか進化について、話をしたり、 一緒に本を読んだりしていきたいと思っています。



2003.10


●柳澤桂子著,いのちの始まりと終わりに,2001,草思社,\1600,ISBN4-7942-1065-5


敬虔に、おしいただくような気持ちで、時に姿勢を正し、
時に頭(こうべ)を低く垂れて読んだ。
著者がクリスチャンであること?も関係あるのではなかろうか。
往復二時間半の通勤時間をありがたく思う。
この方の数多の著書と向き合う深い思索の時間を、神から与えられたのだから。



2003.8


●柳澤桂子著,二重らせんの私,1995,早川書房,\1,600,ISBN 4-15207-986-X


 幼い頃より生命の不思議に魅了され、才気と感性に満ちた生物学者の卵に
育った筆者は、米コロンビア大学にて、分子生物学の最も輝かしい発展の時代に学究生活を送る。
 地道に積み重ねる実験が導く、到達への打ち震えるような喜び。
 二重らせんの解明、遺伝暗号の解読など、生命の秘密が次々と解き明かさ
れていくまさにその時代に遭遇した筆者の、学問する喜び。こつこつと研究環
境を整え、子育ても一段落し、さあ、これからという時代に病を得た作者の苦
悩・・・。  通勤の往復で一気に読んでしまった。高校生時代に読んでおきたかった本である。


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