立田山の自然8.10.19-20


【県 名】 熊本県
【場 所】 立田山(熊本市)
【環 境】 森林とため池、一部草原
【参加者】 三田長久
【月 日】 平成8年10月19日
【時 間】 午前8時50分〜午後2時00分
【天 候】 晴れ

 今日も立田山南西のヒタキポイントから入りました。電線にはエゾビタキがいてフライングキャッチを繰り返しています。コサメビタキは臆病なようで、カラスが上空を飛んだだけで林に逃げ込んでしまいました。その林にはキビタキ♂がいました。昨日♀が出していたのと同じ地鳴きだったのですぐにわかりました。キビタキ♂は一年中こんなきれいなスタイルなんですね。アカハラあるいはシロハラの声もあちこちで聞こえてきます。

 豊国台につくと、サクラの若木が5輪ほど花を咲かせていました。モズの鳴き声がするので、梢の上を探すと、サンショウクイ♂がいました。ひたいとのどが真っ白で頭が黒く、そのコントラストがとてもきれいです。長い尾を動かしていました。あっちでモズが鳴いてくれたおかげで発見できました。 一度下って多目的広場入り口にくると、ヒーヒー、クグッツ、、ジョウビタキです。きれいな♂が電線の上にいました。初認です。ここではずっといてくれるのでしょうか。トンボの池にはカイツブリとタシギがいました。池の横にはコサギもいました。

 ヤマガラがエゴノキの実を一生懸命につついて中身をおいしそうに食べていました。エゴノキの下を見ると種がたくさん落ちていたので、ちょっと味見してみました。堅いんですが、銀杏よりは簡単に割れました。銀杏の中身のような柔らかい部分を食べてみましたが、そんなに苦みはありませんが、おいしくもありませんでした。本を見ると果皮にサポニンが含まれるので、果皮をなめるとのどを刺激してえぐいのがエゴノキの語源だそうです。帰宅してから、少しなべで加熱して食べてみたところ、銀杏のような味が少ししました。 他には、コジュケイ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、スズメ、ホオジロ、ハシボソガラス、ウグイス、メジロ、キジバト、エナガ、コゲラが観察されました。

 蝶は、あいかわらずツマグロヒョウモンがあちこちでみられます。ムラサキシジミもきれいです。キチョウ、クロヒカゲもいました。トンボもウスバキトンボが上の方を飛んでおり、池辺ではシオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ギンヤンマの”おつながり”がみられました。今年最後の産卵をするのでしょうか。

(10月20日分)

 今日は森でシロハラを見かけた。湿性植物園で、ホオジロがあちこちでさえずっているので見回すと、アリスイがひっそりととまっていた。カラスがかたまって騒いでいるので見てみると、小さいタカがモビングされている。ハイタカのようだ。ジョウビタキは♂も♀も元気に鳴いているのが見られた。ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイ、アオサギも見られた。


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