僧帽弁逸脱(左室長軸像にて描出)

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収縮期に僧帽弁前尖が弁輪線を越えて左房内に逸脱している

症例は僧帽弁を支える腱索の断裂により、急激な経過を呈した僧帽弁逆流(以下MR)のマルチーズ。ECGにおける電位の亢進と電気軸の左方変位。X-rayにおける肺野不透過性の亢進ならびに心陰影の拡張。超音波検査における内径短縮率を始めとする各種MRによる病態の進行を示すとされる値の急激な亢進が認められた。