日記

1月7日(火曜日)

久々の東京。やっぱりバスは延着

実家へ帰省したものの、風邪にかかって寝正月を満喫してしまう。体の重たいのが治ったところで帰京に踏み切ったのはよかったが、未だに食欲は戻らず。食事を考えただけで、もどしそうになる。おかかえ動物の状態は良かったが、本人の体調が最悪な年越しに。

今回もバスに乗っての帰京だったのだが、年明けのめでたい最中の所為か、酔いの回った乗客もいらっしゃって不思議な一幕が


整理員「トランクの鍵はかけたか?」
乗 員「鍵はいいでしょう」
というやり取りが、今まさに僕がバスに乗り込もうとする際に交わされていた。まあ、サービスエリアで止まることはあっても、基本的には出発してから到着するまで動いているバスのトランクを開けて荷物を盗む人もいないのだろう。
「あ〜閉めないものなのね」ぐらいに考えていた瞬間
客「鍵かけへんとはどういうことや!」
との罵声が表でかかる。
乗員も吃驚したのか、しばらくの沈黙が流れもう一度
客「鍵はかけへんでもええのんか?客の荷物が盗まれてもええとおもっとるんか?」とどすの聞いた大阪弁で追い討ちを掛けている。
乗員「済みませんでした」
と遅ればせながらの乗員の謝罪はときすでに遅く、矢継ぎ早に罵声が浴びせられる。
時計を見ると出発時間を10分ばかり過ぎている。どうもバスは交代要員を指定のサービスエリアに待たせているワンマンバスのようで、乗員が怒られきらない内は、出発できそうにない。
「せやから、それだけやなくて、そんなバス会社のバスには安心して乗ってられへんちゅうてんねん」
説教は会社の信頼性にまで進展して、正月の寒空のなか増々熱を帯だしてきた。
「わしが酔うてるとおもっとるんか!」
明らかに酔っている。

そんなこんなで出発したバスは、事故による通行止めの影響で30分程の遅れ。ここでも出るか?と思いきや、到着後も例の方は熟睡しておられた。不満をぶちまけたところで疲れたのか、少々のことでは動じない肝っ玉の持ち主なのかは不明ではあるが、これ以上ない安らかな旅を堪能されたようである。


1月10日(土曜日)

昨日テレビで、”independence day”をやっていた様。この映画、宇宙人の侵略から地球を守るといったSF映画なのだが、ハリウッド映画なので、侵略は地球規模なのにアメリカ主導で話は展開していく。ついでに、起死回生の一手を打つ日も米国の独立記念日となっている。

内容や全てがアメリカ単独で消化されていく展開等はお決まりなので、特に気にならない。むしろこの映画の最後で、大統領が出撃に際して兵士に向かいスピーチをするのだが、この調子が非常に良く、これがためにお気に入りの映画の一つだったりもする。同じような理由で、”brave heart”もお気に入り。この映画でもメル・ギブソンが絶妙な調子でスピーチを展開している。

ところが、これらの映画が吹き替えられると、何ともないシーンへと早変わりしてしまう。俳優の呼吸や声の大小、調子などほとんど無視され、内容を忠実にまるで某国の国営放送のアナウンサーの様に淡々と吹き替えられてしまうのが原因。それを考えると、話し方一つで伝わり方も全く異なってくるのが良く分る。
とはいえ、御近所の国営放送の話し方も力が入り過ぎていて、何ごともバランスが肝心のようである。


1月25日(土曜日)

気が付けば1月の最終週。今更ながら、こんな形で日々の積み重ねの重要さを思い知る。

リンパ腫の猫が低空飛行を継続中。一度、良好な上昇軌道を描いたのも束の間、抗癌剤に敏感に反応して瞬く間に急降下。それ以降、ちょっと微妙な感じ。臨床症状がたよりの消化管型は何かとみえずらいので大変。飼い主さんも十分に理解を示してくれているので、いろんな意味でやり甲斐はあるが、道は険しそうな予感。


1月29日(水曜日)

入院一件。

何となく最近やる気が出ない。やる気がでないだけならいいのだが、それに相反して焦りがある。結局、悪循環に陥っている。自分なりに解決法を模索するも、改善の気配はなし。時間が解決してくれることを祈るが、原因が分らないのは始めて。

新しく指導することになった学生に実験を教えはじめるも、恐ろしい程上手く伝わらない。事前にこれだけはやってはいけないと注意したことを間違うことなく実現していく。過去の自分を思うと偉そうにもできないので、少し時間を掛けてやるしかなさそう。きっと、今は何か悪いオーラのようなものが僕から出ていて、それが学生に感染しているのだろう。
もしこのオーラが感染する性質のものなら、僕は発信源ではなく、1感染患者に過ぎなくて、世界中でこの悪いオーラが流行しているのかもしれない。そう考えると、世界中の不穏な空気にも納得できるかも。全部病気の所為。