私家版 植物目録2001 凡例・説明

このリストは以下の資料から、学名の掲載されているものを中心に、国産、近隣諸国および主要外国産の和名および学名を抽出し整理したリストです。

栽培植物については、農業等の有用植物や木本植物あるいは帰化・逸出の可能性のあるもの、については目にする機会も多いと思われるためリストに加えてありますが、園芸用の草本植物や和名が学名の仮名書きのものについては、対象から除外してあります。それらについては園芸植物の図鑑等を参照願います。

●リスト作成にあたって使用した資料(隠花植物については掲載なし)

・環境省(庁)
「植物目録」書籍版、FD版
「レッドデータブック新版(記者発表資料)」 http:
「レッドデータブック新版」

・平凡社
「日本の野生植物」草本T〜V、木本T・U、シダ
フィールド版「日本の野生植物」草本・木本
「日本の高山植物」

・保育社
「原色日本植物図鑑」草本T〜V、木本T・U
「新原色高山植物図鑑」1・2
「原色日本樹木図鑑」
「検索入門図鑑」野草1〜8、高山と高原の植物1〜4、樹木1・2、冬の樹木、針葉樹、しだ
「エコロン自然シリーズ」植物T・U、樹木
「標準原色図鑑全集」植物T・U(上記学名異同確認のため)
「カラー自然ガイド」野の植物T・U、山の植物T〜V、水辺の植物、樹木T・U、街路樹

・林野弘済会「森林家必携」

・山と溪谷社
「山溪ハンディ図鑑」野に咲く花、山に咲く花、樹に咲く花1〜3、日本のスミレ
「山溪カラー名鑑」日本の植物、日本の樹木、高山植物
「山溪ポケット図鑑」春・夏・秋
「山溪フィールドブックス」春・夏・秋、樹木、高山植物、しだ・こけ

・東海大学出版会
「フィールド図鑑」草原の植物、水辺の植物、低地の森林植物、山地の森林植物、高山植物

・小学館
「フィールドガイドシリーズ」春・夏・秋、樹木、高山植物

・全国農村教育協会
「日本帰化植物写真図鑑」

・レッドデータブック旧版

・沖縄県版レッドデータブック http://www.yanbaru.ne.jp/~nago1221/data/reddata.html

以下は他の資料との整合性が低いため二次的使用にとどまった。

・北隆館
「学生版牧野植物図鑑」

植物データ凡例
●和名、学名ともに誤植と思われるものは修正して使用した。
●科(配列と科名は主に北隆館「新高等植物分類表」による)

●和名
・基本的に見出しとしての採用頻度の高い順に配列しました。このため別名として掲載される頻度の高いものでも見出しとして使用されている資料の無いものについては不採用となります。また使用頻度の高いものであっても同名のものが存在する場合は区別の容易な名称を優先させました。
・学名に園芸品種レベルのものが存在するものについては不採用としました。
・ズヅ、ヂジ等の表記については多い方に統一しました(〜ズル、ジシバリ等)。
・データの取り方としては、より大きい区分にまとめるのは容易であると判断したため、基本的により細分されているものをとることとしました。
・資料にある別名については、複数の学名が存在して入り組んだもの以外は、種の範囲の取り方が資料により異なるため新しい混乱を生じないようできるだけ考慮しないこととしました。

●学名
・?は出典資料に明記されていないもの。
・配列は属名順、種小名順としました。(属名が複数にわたるものについては、複数を併記し配列のキーとしました。それぞれの関係のわかり易いようできるだけ大きいものを先頭にもってきてあります。関係並列記号はA<B:AはBに含まれる、A→B:AはBに変更されている、=は別名、−は関係不明の場合、科の場合も同様です)
ただし学名は頻度順の採用としたため必ずしも母種、変種等の順に並ばない場合もあります。この場合複数の分類体系(母種の選定等)が存在すると考えられますが、判断を避けるためにもそのままとしました。
・属名の綴りの複数存在する属については、一つに統一にしました。
・交配属、交配種と思われるものについてはできるだけ×を付けました。
・交配種の学名のないものの表記は、そのもととなった親が同属の場合には×の後の属名は省略しました。
・亜種、変種、亜変種、品種、亜品種の記号はそれぞれ ssp. var. subvar. f. sf. としました。
・種小名以下の固有名詞を表す頭文字の大文字はすべて小文字としました。
・人名+所有格の語尾については、母音または -er の後となる場合は i、その他の場合は ii に統一しました。
・基本種等の表記については、同名のものが複数となる場合を除き重複する亜種表記等は省略しました。
・上記のように園芸品種レベルの学名を一つでも持つものは除外しましたが、同レベルの学名を持つ別品種と思われるものの、一方の資料では品種以上のレベルになっている場合もあり、結果としてその品種以上のレベルの学名を持つもののみの採用となっている場合もあります。(このため、タケ類はかなりのものが対象外となっています)
・資料に学名明記のない場合、説明文の記述をもとに入力可能な部分までは学名を入力しました。このため資料配列ミス等により母種の学名部分に抽出ミスが若干想定されます。

★資料により同一の植物の和名・学名ともに異なっている場合があり、データの統合をするよう心がけましたが、漏れは避けられないと思われます。

◎本来ならば現在の学説によって採用されている最も新しい学名、廃棄名等を明記できればよかったのですが、素人の限界ということで機械的に出現回数の多い順に並べました。このため、同数の場合やそれぞれの資料の性格からのデータの精粗、また、資料の出版年次の隔たり等から、目安としての域を出ないことをお断りします。

●単独掲載
・掲載されている資料が単独のものについては、データの不確実性も考慮して資料の番号を付けました。
それぞれの番号の意味する資料は以下のとおりです(主に掲載種数順)。

0:環境庁「植物目録」
 (疑問種、誤認も含まれている。重複別資料データに園芸品種レベルがある場合のみ不掲載)
1:平凡社「日本の野生植物」
2:保育社「原色図鑑」
3:林野弘済会「森林家必携」(外国産がかなり含まれる)
4:山と溪谷社「山溪カラー名鑑」
5:山と溪谷社「山溪ハンディ図鑑」
6:保育社「検索入門図鑑」
7:北隆館「学生版牧野植物図鑑」(単独掲載分についは不採用としたため、該当なし)
8:山と溪谷社「山溪ポケット図鑑」(ほとんどが園芸種)
9:保育社「エコロン自然シリーズ」
10:保育社「カラー自然ガイド」
11:山と溪谷社「山溪フィールドブックス」
12:小学館「フィールド図鑑」
13:小学館「自然観察シリーズ」(顕花植物は学名掲載なし)
14:東海大学出版会「フィールド図鑑」
15:平凡社「日本の高山植物」
16:全国農村教育協会「日本帰化植物写真図鑑」

20:レッドデータブック旧版
21:レッドデータブック新版(記者発表資料)
22:レッドデータブック新版
23:沖縄県版レッドデータブック

●備考
基本的に自身の備忘のようになっているため、誤解の修正に鋭意努力中です。
外国産や農業用栽培種など(現時点ではほとんど未記載、データが大きくならないよう表示位置を検討中)。
備考欄の学名1.2の番号は配列順位を表します。したがって学名1はゴシック体のものをさします。
ごく少数の学名の変更が確認できたものについては、学名1→学名2 のように表示しました。

●疑問種・不用細分など
資料(主に原色・森林)に疑問種とされているもの

●その他参考資料
八坂書房「植物の名前のつけ方」
海鳴社「日本絶滅危惧植物」

◎少しでも誤謬をなくすよう努力しましたが、資料における誤植もかなりの数があり、データを追加すればまた疑問のあるデータが生じるという最終的には自身の入力ミスと誤植との闘いのような作業です。現時点では64114データを入力済みですが、より正確さを求めて追加・修正を行なっていきたいと思っています。