======================================================================== 「百姓天国」事務局からNo.17(1998年10月29日発行) ------------------------------------------------------------------------ 「百姓天国News」11・12月号発送完了 Newsが一昨日印刷が上がり、本日、発送作業がやっと終わりました。定期購読の方 には、一両日中に到着すると思います。 今回、単行本「じゃがいも家族」の印刷があったために、印刷所はかなり作業的に きつかったようです。近所の小さな印刷所でなのですが、臨時のアルバイトまで入れ たとのことでした。 今回は「中間ニュース」の発行も同時に行ったので、発送作業そのものもいつもよ りは手間がかかりました。近所の新規就農者の原田さんに泣き付いて、深夜まで手伝 ってもらいました。仲間がいなければとても事務局はやっていられません。 「中間ニュース」 古くからのネットワークの方には懐かしい名称かもしれません。「百姓天国」第1 集〜10集を発行していた頃に、「百姓天国」発行の「中間」に事務局から発行されて いたミニコミです。第11集リニューアル直前に最後の号を出して以来、発行を停止し てきました。 今回の編集会議の報告をするに当たって、必ずしもこれまでネットワークに関わっ てきた人と現在の「百姓天国News」の読者が一致しないため、より広くの方に報告し ようと「中間ニュース」を復活させました。「11・12月号」に同封したほか、「中間 ニュース」だけを400名あまりの方に発送しました。発送の漏れた方がおられました ら、ご連絡いただければ送付します。 イベント情報 舞鶴の「土と健康の会」が11月8日に収穫祭のようなものをするそうです。詳細は 事務局までお問い合わせください。 「百姓天国」のカレンダー(1999年用)あります 絵葉書サイズのカレンダー(1枚もの)を試作しました。絵柄はタカノツメです。 一枚100円でお分けします。ただし、宣伝用に適当な配布先に配布頂ける場合は、割 引、もしくは贈呈のご相談に応じます。 以下の文章は、みやざき・めすだ・さゆりさんが「テレビから仕入れた情報」だそう です。興味深いので転載します。 死の海に現れた怪物 98.10.25 特命リサーチ200X(4:日本テレビ) 最近日本の近海(海岸)で、海藻が死滅し、白い石灰藻で海底が覆われてしまうと いう現象が相次いで報告されている。この石灰藻はこすってもはがれない、固いもの である。そのような海域では、魚の産卵場所がなくなるため生物相が非常に貧しくな るという事態になっている。もちろん海藻の収量や漁獲量は落ち、漁業には大打撃で ある。 番組での舞台は北海道の熊石町であったが、全国的にこのような海域が報告されて いるという。 石灰藻は普通の海域中で他の海藻と共存して見られるものである。それがなぜ海底 全面を覆うようになったのか。 これは、海の中にはなく、陸からしか供給されない一つの物質に原因があるという 。それは「フルボ酸鉄」。普通海藻は他の無機養分とともにこのフルボ酸鉄を取り込 み、生育する。また、このフルボ酸鉄は石灰藻の生育を抑える働きがある。 フルボ酸鉄は、森林中などで有機物が分解・合成されてできるいろいろな物質のう ちの一つ、フルボ酸が、土壌中の鉄と結びついてできたものである。これが、川や地 下水をとおして海に流れ込み、沿岸の海洋中で生物を豊かにしていたのだ。 今、石灰藻の問題になっている海域で川から流れ込むフルボ酸鉄の量を測定してみ ると、普通の海域の1/10以下であるという。この原因は、森林の伐採やダム、河川の 護岸工事(コンクリートで固める従来のやり方)、海岸線に造られる道路の影響で、 フルボ酸鉄の生成量および川や地下水をとおして海に流れ込む量が減ったことである。 現在対策として考えられることは、対症療法的にはフルボ酸鉄を海にまくことであ るが、これはコストがかかりすぎて現実的ではないという。根本的には森林を復活さ せ、河川の護岸工事をより自然に近い工法で行うことであるが、すでに作ってしまっ たものはなかなか戻せないうえに森林の復活には非常に時間がかかるという問題があ る。とはいえ、できるところからすぐにでも行わなければならない。 漁業への対策として今考えられていることは、海の深層水を利用して、残された海 藻を増やしていくことだという。深層水は養分がたくさん含まれていて、海藻の生育 を倍に早めるという実験結果が出ているうえに、全海水の90%を占めるために、資源 は豊富だという。 MLはどこへいった 上記のようなメールは、メーリングリストがあればそこに流すことで議論が活発に なっていくと思うのですが、さて、この数ヵ月ずっと予告し続けている「百姓天国メ ーリングリスト」はどうなったのでしょう。 先週、ソラマメを蒔きながら、MLの管理をしてくれることになっているI氏との会 話です。 「MLはどうなってるんや?」 「申し込んだんだけど、返事が来ないんですよ」 「どないなってるのか聞いてみたら?」 「三回も問い合わせのメール送ったんだけど、返事がないんですよ」 「開設について問い合わせたときは返事が来たんやろ?」 「すぐに丁寧なのが来たんだけどね」 「担当者が辞めたんやないの?」 「それとも会社が潰れたのかねえ」 ということで、思わぬことから宙に浮いています。今後問い合わせても返事がないよ うなら、I氏に業者を変えるよう検討をお願いすることになっています。 「百姓天国News」1999年1・2月号 年がかわるのを機に、Newsをパワーアップします。交換・交流コーナー(仮称)を スタートさせるほか、いくつか新しいシリーズを考えています。その一つとして、11 〜13集で好評だった西沢光さんの絵と文で構成する連載を西沢さんと相談中です。ご 期待ください。 そのほか、ご提案がありましたら、ぜひお気軽にメールを入れて下さい。 福知山だより その10 奇妙な話ですが、福知山は新興宗教の多いところです。大本教の教祖である出口ナ オは福知山の出身だし、黒住教、円応教といった神道系、幸福の科学のような仏教系 、統一教会のようなキリスト教系(?)と、宗教関係の支部には事欠きません。 実は、事務局のあるビルの2階にも、そのうちの一つがあって、信者が礼拝に訪れ ます。そのついでに、「百姓天国」もその名称から何かの宗教ではないかと誤解され ている向きもあるようです。 昨日、2階のその宗教支部に、教祖の書いた最新刊が山のように届きました。その 数をちょっと数えてみたら、100冊入りの段ボールが40箱、つまり4000部ありました 。新藤さんの「じゃがいも家族」の初版は全国でも2千数百部しか流れません。正直 な本が全国で売れる数の倍近い数が福知山だけで捌けるのですから、宗教とは怖ろし いものです。 私(松本)の近況 失敗を重ねた今年の秋野菜でしたが、これを最後と蒔き直した菜っ葉類が、やっと 順調に芽を出しました。この冬は草を食べねばならないかと思っていたのですが、こ れで何とかなりそうです。 地球百姓ネットワーク事務局 松本淳 〒620-0046京都府福知山市南本町134Fujiビル3階 エ0773-22-0837 ========================================================================