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「百姓天国」事務局からNo.6(1998年7月7日発行)
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百姓天国 読者の皆様、編集委員の皆様

百姓天国News7・8月号発送完了
 6月25日から約1週間かけて、7・8月号の発送を行いました。早速に読者カードも
6枚が帰ってきて、出だし好調です。暑い中、なかなか活字に目が向かない季節にし
てはまずまずと思っています。
 今回は発送を宅配便を使いました。「民活」や「規制緩和」の流れの中で宅配業者
が郵便事業に参入しようとしている、その最初の商品として「メール便」というのが
あるわけです。
 実際に使ってみたところ、到着に余分な日数がかかったり、転居先不明のものが戻
ってこなかったりと、多少のトラブルがありました。やはり、郵政省の蓄積は大きい
ようです。今後は、場合に応じて適宜使い分けていこうと思っています。

行商報告その2
 「News」は「百姓天国」と違って書店販売のルートがないので、ごく限られたお店
にお願いして置いていただいています。第一段の発送作業を行った翌日の26日は京都
、大阪方面へ、その他の発送作業も落ち着いた7月4日には(他の用事もあったので
)東京方面へ何十冊かを担ぎました。あとは神戸にお願いしているのですが、他の用
事があるときに行こうと思っているので、まだ動けていません。近日中には動きます。
 Newsは薄いせいであまり目立たず、どこのお店でも数は出ません。2か月置いてだ
いたい2〜4冊というところです。「もっと売れてもいいのに」というのが多くの同情
的な意見でした。ある自然食品店では、「いちど店の前でイベントをやったらどうだ
」と言ってくれました。野菜やなんかも持って行けば面白いだろうなと思いますが、
ちょっとまだ具体的な構想はできていません。そのうち何か賑やかな趣向を考えたい
と思っています。
 今回は久しぶりに堺市の「古本屋ぐり」にもおじゃましました。3〜4年ほど前に「
中間ニュース」の編集で二階を貸していただいたとき以来で、懐かしく、つい長話を
してしまいました。

マチの視点
 今回東京に行ったのは基本的には百姓天国関係の用事ではなかったのですが、なか
なか貴重な意見が聞けました。まずは神田の自然食品店「ガイア」の清水さん。彼自
身も将来百姓を目指したいということで農業アルバイト等もかなり体験していらっし
ゃるようでしたが、「アルバイト誌なんかの募集は嘘ばっかりだ」という経験から、
「月三万円で一日十六時間労働なんていう条件でもいいから、本当に納得のできる情
報を載せてほしい」と要望されました。やはり、百姓天国は農への入り口として貴重
な情報発信の場なのだという認識のようでした。ただし、面白いのは「立ち話」のコ
ーナーとのこと。
 次に、共同テレビのディレクターさん。前回お知らせした「自給自足」をテーマに
した番組を作っておられる方です。初めは他社で作った同様の番組を追いかけるとい
う割と軽い方向で始まった企画なのだそうですが、いろいろと追いかけているうちに
、結局外見のスタイルがどうのこうのというよりも、新たな価値観で生きているその
生き方がテーマなのだと気がついたとのことです。映像的には畑ばっかりで変化が少
ない地味な番組なのに非常に反響がよかった、特に30代の女性がよく見ていたと話し
てくれました。
 お二人の話を総合すると、やはりマチの人は百姓に「都会の価値観とは異なった価
値観の体系」を求めているようです。

新規就農者たち
 大阪への行商の帰り、兵庫県で新規就農4年目の坂口さんという若い人を訪ねまし
た。研修生がこの春はいるので農作業が捗るけれど、思うように作物はできずため息
の連続だと笑っていましたが、その研修生に何とか手当でも出せないものかと悩んで
いました。東京の人は気軽に「月三万円でも」と言うわけですが、その三万円を出す
のも新規就農者にとっては大変なのです。そういえばディレクターさんも、「年収2
〜300万でも生活できるなんていうのは信じられなくて……」と価値観が違う話をさ
れていましたが、私の近くの新規就農の友人達はとてもそのレベルにさえ到達してい
ません。やっぱり世界が違うのかなという感も拭えません。

訪問
 東京まで下ったついでに、茨城県の編集委員の西沢さんと石黒さんを訪ねました。
石黒さんは冬から春にかけて足をいためられていたそうですが、韓国式のお灸をした
ところ快癒されたとのこと。西沢さんは春に畑の近くに引っ越されて、前に訪問した
ときよりもずっと広い家に住んでおられました。8月か9月に編集会議をしたいのだ
がと相談すると、「8月は暑いから9月にしようよ」と石黒さん。「9月より8月の
ほうが忙しくないから8月がいい」と西沢さん。「一日4時間しか働かない人が忙し
いもないだろう」と石黒さんの突っ込み。ちなみに石黒さんは「私は一日6時間働い
ている」と胸を張っていました。ただし、これは卵関係の仕事だけで、他のいろんな
仕事は入っていないようです。ご両人の名誉のために。

9・10月号原稿募集
 隔月刊は出たとたんに締めきりがやってきます。締めきりは一応7月の末に設定し
ています。夏枯れがいまから目に見えていますので、ぜひご投稿をお願いします。

このメールの発送先の増加
 7・8月号にこのメールニュースのことを書いたら、早速数名の方から「送れ」との
ご連絡を受けました。紙メディアと電子メディアの関係というのも面白いものです。

沢畑 亨さんよりの情報(ダイジェスト版。詳細ご希望の方はご連絡を)
 愛林館では、昨年に引き続き、山林労働を体験するための合宿「働くアウトドア」
を開催致します。短い期間ではありますが、山の仕事を体験して、森を 育ててみま
せんか。屋外で体を目一杯使った後は、とってもおいしい水やビー ルやご飯を味わ
えます。
7/31〜8/9の日程。下草刈りをメインに、豆腐つくり、焚き火バウムクーヘン・バー
ベキュー 、夜の照葉樹林観察、うどん打ち、除伐、、地元林業家・農家と交流会な
ど。宿舎は水俣市久木野ふるさとセンター・愛林館。JR水俣駅よりバス40分または
熊本市より車で約2時間30分。参加費:無料。参加資格:15歳以上で、まじめに
森づくりの作業に取り組む方。性別は問い ません。 中学生以下は、保護者同伴でご
参加下さい。問合せ  v0966−69−0485、FAX0966−69−0650、E−MAIL:ved04242
@nifty.ne.jp 

私(松本)の近況
 定植の時期が遅れたので一部調子が悪いのですが、割ときれいに黒豆が植わってい
ます。本日から土寄せを始めました。一日平均1時間ぐらいしか作業はしないのです
が、池にでも飛び込んだように汗をかきます。まだまだいろいろ植えたかったのにも
う梅雨もどこかへ行ってしまった天気なので、結局手を着けられなかった草だらけの
畝がいくつも。ああ見たくない。

地球百姓ネットワーク事務局
松本淳
〒620-0046京都府福知山市南本町134Fujiビル3階
エ0773-22-0837
e-mail : book@mxa.nkansai.ne.jp
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お問い合わせは
松本淳 hyakusho@geocities.co.jp