日記
猟銃所持へのチャレンジ。予算面で挫折しそうだが・・・
2003年5月8日
猟銃等講習会(初心者講習会)
一般市民が銃を所持するにはかなり面倒くさい手続きを踏まなければならない。通常、猟銃を所持する為には次の3つの手続きを踏む必要がある。
@猟銃等講習会(初心者講習会)の受講
A射撃教習の受講
B所持許可の申請
さらに猟をするのであれば、狩猟免許の取得、狩猟者登録をしなければならない。
今回は銃所持の為の第1段階である猟銃等講習会(初心者講習会)に行って来ました。
そもそも銃を持とうと思ったきっかけは職場で知り合った老ハンターのO翁に唆されたと言うか、休眠していた種子を催芽させてしまた。O翁は職場にアルバイトに来ている78歳のおじいさんで、冬の猟期には鹿狩り、猟期が終わればチカ釣り、今は山菜採りと、根っからの野遊び人(あそびにん)である。そんなO翁の「銃の免許を取ってみたら」という一言が、もともとモデルガン少年であった私の眠っていた心を目覚めさせてしまった。
高校時代月刊GUNという雑誌の別冊版の中に銃所持の特集があり、それを読んだ私は「よし、俺も銃を所持してやろう」と思っていた。しかし、当時は許可対象年齢に達していなかったし、手続きも複雑に思われ、そのうち日々の暮らしの中に銃所持の夢は埋もれていった。もう20年も前の話だ。
さてさて、そんな話がO翁としていたのは猟期の最中の冬のことだ。それからコツコツと講習等のスケジュールと予算案を組み立てた。私のように安月給の妻子持ちにとって、予算の都合をつけることが一番の頭痛の種だった。もちろん妻は快く思っているはずがない。講習会の前日は口もきいてくれなかった。猟銃等講習会の申請手数料は6,800円なので、へそくりでなんとかなったが、半ば見切り発車的なこの計画これから先射撃教習など金のかかる手続きが必要なのでどうなるか心配だ。
4月の中旬まず、地元の警察署、静内警察署生活安全課に猟銃等講習会(初心者講習会)の開催日について電話で尋ねた。講習会は月1回開催され、5月の開催は8日ということだった。警察署に電話するなんて滅多にないことなので少し緊張したが、申し込みの締切日や講習会の場所、日時、定員に達したら申し込みを打ち切る場合があるので早めに申し込んだ方が良いなど、丁寧に対応してくれた。電話した翌日早速道警のホームページからダウンロードした申請書2枚(同じもの)に必要事項を記入して写真を貼り、生活安全課に持っていった。課の刑事さんに申請書を渡し、講習会の日時と場所を確認した。日時は5月8日9時30分から、場所は札幌カデル27、210会議室。事前にインターネットで調べた情報によると、この場(警察署)でテキストの猟銃等取扱読本を渡されるとあるが、テキストは当日会場で渡された。ちなみに申請手数料の6,800円も当日会場で支払う。
講習会の受付が9時10分からということだったので、9時ちょっと過ぎに210会議室にはいったら、もう既に係員が何やら説明を始めていた。部屋の後ろにいる係の女性に名前をいって手数料(現金)を支払い受講番号を聞いてからその番号の席に座れということなので指示通りにする。自分は9番だった。今回の講習会の受講人数は26名と言う事だったが、2、3人欠席者がいるようだった。女性も5人程いた。初心者講習会は散弾銃もエアライフルも一緒くたなので最年少は17歳の高校生だった。
最初に講習会のスケジュールの説明。9時30分から12時までと1時から4時までが講習で4時から5時までの1時間が試験となる。
9時30分から講習開始。12時まで途中5分程度のトイレ休憩があるだけ。最初に試験問題は教官が喋ったもの以外からは出ないと言っていたが、テキスト本文のほとんど全てを喋っていた。危険物取扱者試験の事前講習のように「ここの部分が試験に出ますよ」などと教えてくれない。午後の講習では前半銃の構造や取扱などについて猟友会の方が講義したが、その方は多少「ここが出るかもしれないよ」と言ってくれたが。少々甘く見ていたようだ。
講義も終わり、4時から試験。四肢択一の問題が20問。14問以上が合格ライン。難しい問題ではなかったが、許可証の有効期限などあいまいな記憶のもの何問かあった。何度も見直して合格ライン以上の正解であることを確認する。5時から30分くらい係の人がその場で採点する。採点の間は退室していなければならない。採点が終了すると、全員部屋に呼ばれその場で合格者が発表され、合格者には講習終了証明書が渡される。残念ながら合格しなかった人も4、5人いたようだ。既に書いたとおり試験に出る所を教えてくれるような生易しい講習会ではない。またテキストも当日渡されるので、インターネットなどで予習しておいた方が良い。
それにしても会場が遠い。家から札幌まで片道2時間半もかかる。せめて苫小牧あたりでやってくれというのが日高地方の田舎に住む私の感想。次は射撃教習だ。