| それでは、解説編です。 一番最初のスタート、コップの中での自然観察の発展版です。 これはコップでの観察よりも少し大き目です。 これはしかしながら、キャノワームと全く同じ原理の構造です。 この製品名は「ビタミンガーデンハイドロ12」というスイス製のものです ★ ビタミンガーデン本体仕様:観察シャーレ「直径20×高さ5p、追加式」 「ドーム型フタ(孔)」「低部水受けシャーレ」全体材質「アクリル樹脂」耐熱温度80℃原産国「スイス製」」 それでは水耕栽培の方法を、左の画像、最上段から順番に振り返って見てみましょう。 使用する種子は「オーガニックシード」です。緑豆・レンズ豆・ラデッシュ・小麦・大麦・・・・と色々! ところで話を進める、じゃなかった「画像を見ていく」前に、みなさんは「オーガニックシード」というのは どんなものなのかを知っていますか? 分からない人は、このサイトのトップページで、掲示板又はグリーンコンシューマを読んで見てください。 少しだけ、オーガニック種子の袋の説明書きを読んでみましょう。 新芽・緑葉水耕栽培用オーガニックシードと大きく書いてあります。 EC基準有機栽培認証ラコン研究所 オーガニックシード(有機種子)の特徴として 水耕栽培に最適です。高い発芽率です。化学処理はしていません。 放射能による減菌処理はしていません。エックス線処理はしていません。 種子の遺伝子操作はしていません。殺虫剤は使用していません。 その他一切の化学薬品処理はしていません。・・・と書いてあります。 そのほかにも使用上での注意事項などが懇切丁寧に書いてあります。 なぜ、このように懇切丁寧な解説文が用意されているのでしょう。不思議と言えば不思議です。 しかし、よく考えてみれば分かることですが、この親切な解説文が当然と言えば当然であるとも言えそう ですよね。私たちの感覚はどうかしてしまっていたのでしょうかネ。 写真を見ていただければ「百聞は一見にしかず」ですから、くどくどと、ここでわざわざ説明をする必要もな いでしょう。 ただ、注意する点は市販の種子には強い薬品処理が施してありますから、もしこれらの種子を使用され るのであれば食べることは危険です。厳守してください。オーガニックのみがOKです。 最後の辺りの映像だけ解説を加えておきます。 セットをしてから半日ほどで、幾つかの種子に早くも芽生えが見られます。 しかし全体が揃って生育していくには3日ほどの日数が必要でした。 猛暑の蒸し返る暑さの中で独りぼっちにされていたからでしょう かねえ。窓越しに見えるのは庭の隅に植えられた「富士ブナ」の梢(こずえ)です。 この富士ブナの木は私たち家族にとっても思い出深い、「記念樹」なのです。 伊勢平野のど真ん中という環境で、高山性のブナの木が30年近くも育っているという、これも不思議な 事実なのです。 不思議な事実を色々な条件で発見をしていくこと、これが自分流の不思議発見なのです。! 後段の頃になると、急速に成長がスピードアップしましたが、環境が変化するとどうなるでしょう。 寒い冬には?暖房をした部屋では?乾燥状態では?クーラーで温度を下げた部屋では? 涼しい木陰で、木漏れ日のあたる環境では?ベランダと部屋での成長の違いは? 一段目と2段目との成長の違いは?或いは3段目の環境が最も早く成長するのか? 発見するのはあなたです!この「ミニキャノワーム」は透明な構造ゆえに、これらの観察が容易になって います。ここから発展していって、「ミミズ神様」の生活様式を教えてもらいましょう。 窓辺での小さな有機農園体験をしているうちに、 この「ミニキャノワーム=ミミズに助けてもらう生ゴミ処理器」が持っている幾つかの共通点に皆さんも気 がつかれたことと思います。円形のドームタイプのフタには上部に孔を有しています。 酸素の供給と代謝ガス・代謝熱を考慮してのことでしょう。 観察シャーレにも幾つかの換気システムが配慮されているようです。 換気用のスリットも有しています。そして底部には光と熱を防御するUVカットの配慮も施されています。 そして地下には浄化水槽も。 これは言い換えれば「小さな地球」であるとも言えそうです。 小麦ジュースやアルファルファなどは脅威の自然食品として周知の事実です。 緑の血液と呼ばれるこれらの生産を上部のトレイで、そして下部のトレイではミミズの棲む生きた土の生産が、そして「小さな地球」 は永続性を持っていつまでも平和な世界が・・・。 それではさっそく、皆さんと一緒に、この「小さな地球村」で、「大きな自然循環型社会の構築」を考えていくことにいたしましょう。 「小さな地球村」から「大きな自然循環型社会」を構築していくには少しだけ、これまでの観察結果をふり かえって、その要点を整理しておくことにしましょう。 コップの中での自然観察から得られた事象として @ミミズは暑いのが苦手である。摂氏18℃〜22℃が小麦発芽生育と同様に、適していること。 A充分な酸素や清浄な環境であれば、水中でのハラペコ生活でも生きられること。 Bミミズや種子は新鮮な空気が必要で、明るい直射日光は苦手であること。 C緑芽の成長やミミズの環境には適当な水分が必要であること。 D限定された小空間では代謝ガスの換気が必要であること。 E緑芽やミミズが嫌うガスを吸着する材料として、炭材や新聞紙の使用が有効であること。 F新聞紙等の使用は、その材料を適当な湿潤状態に保つことで限定空間を緩衝する作用があること。 時にはココナッツ繊維を下部層に使用、全層にミズゴケを使用することも効果があること。 G観察中に異臭があったり、カビの発生があった時には「再セット」をすること。 再セットの方法は「小さな地球村」である容器を食酢で洗浄し、清浄水ですすぐこと。 Hミミズの食欲は、それほど貪欲ではなく、1日に自分の体重分もの量は食べきれないこと。 Iミミズの口には歯を持っていないので、おかゆ状になった食べ物をなめとって体内に取り込むこと。 Jミミズは干渉されることを好まず、陰の力、縁の下の力持ち的な活動を日夜行っていること。 Kミミズは自己防衛機能を持っており、居心地が悪くなると移動をするようになったり、集団で団結したり 卵を産んで子孫を残そうと考えたりすること。 Lハエ類の対策には、彼女らに産卵させないこと以外には良策はないこと。三角トレイに特に注意。 Mミミズは死んだ姿を長くは見せず、2日でなくなる。ミミズが持つ強力な分解酵素のお蔭だということ。 Nミミズの食べ方には微生物の関与があるらしいということ。 Oシマミミズが交接から離れる状態は、輪くぐりのようにすり抜けること。 P水アブの幼虫は爆発的に発生し、生ごみにいち早くたどり着く性質があること。 Pシマミミズといえども、すぐには生ごみを食べられないこと。 Qシマミミズは、その育った土フンが焼成されても、自分の力や土壌成分などで生存は可能であること。 |