3.食性について

はい、おまたせ(お待たせ)をいたしました。ぞくへん(続編)のかいし(開始)です。
このふしぎ(不思議)ないきもの(生き物)は、ゆうきぶつ(有機物)をたべて(食べて)います。
有機物はてんねん(天然)のものです。
それが牛や鳥のフンであっても、堆肥であっても、腐食しかけた雑草であっても、とにかく有機物であればよいのです。雑草はまさに自然の主食です。
それらの中でも好き好みというのは確かにありますが、その嗜好性は色ではなく、臭いで感じ分けるのです。好きなものは柔らかな甘いもの、例えばメロン、ヨーグルト、バナナ、ケーキ、ご飯、茶殻やコーヒーの出し殻も好きです。
苦手なものもあります。一番苦手なものは酸っぱいもの。ミカンの皮やレモン、キューイ、パイナップル、ガスを出したタマネギ、酸性の強いカシの葉なんかは苦手です。

塩辛いものも嫌いなほうです。
4月と9月は私たちの繁殖期なので、こうした食べ物の有機質分が多くあるほど、繁殖率も高くなります。
同じ理由で春と秋は土を耕し、フンを出し、交尾(あとで説明します)をし、卵を産むので超忙しくなります。

4月のモンキチョウの飛来と9月の涼しい風が吹いたときが、一番の活動期の始まる合図になっています。
ですから、この時期に合わせて有機物の食べ物が多くほしいのです。
とにかく十二分の有機物を私たちにください。
もう、好き嫌いなんかは言いません。
近頃の畑では、この時期に私たちが食べるものなんて何も見当たらないのです。
お腹がすいてすいてたまりません。
猛暑の夏と極寒の冬季は苦手です。この時期には土中深くもぐって、水分を少なくしながら丸くなっています。だからこの季節になってきたら、土の表面を何らかの有機物で覆ってください。
出来れば雑草が一番好きです。
何故かというと先ほども言ったように春先には大量のおいしい有機物として与えてもらえる事と、寒さ対策としての理由からです。
北風による私たちのフンや肥えた表土の飛散を考えると雑草が自然界では、その防御に役立っている事がお分かりのはずです。
畑の畝全体にナバナやブロッコリー、カリフラワー、ホウレンソウ、ダイコン、カブラ・・・・とにかく何種類かのたくさんの野菜を植えておいて下さい。カラカラした何にも植えられていない畑の何と多い事でしょう。
私たちは悲しんでいます。
食べ物についてもう一つだけ、わがままを聞いてください。それは熱作用のことです。
有機物というものはバクテリア分解の過程で、醗酵し、熱を発生させます。
しかし38℃以上に発熱させないような注意をしてもらえないでしょうか。4℃〜29℃、できれば10℃〜21℃の範囲が私たちの食性理想なのです。
穴掘りの仕方には二つの方法があります。
一つは最も普通の方法で、粗くてゆるい土壌空間を押しのけて前進する方法です。
まず、口前葉を使ったり、体壁の環状筋と縦走筋を収縮させるのです。筋肉層の変化が運動の原動力になっています。
環状筋が縮めば体は細くなり、長くなる。また縦走筋が縮めば体長は縮んで、短くなる代わりに太くなる。
これを交互に繰り返して前進します。剛毛は体を支え、後滑りを防いでいます。
もっと良く見れば前部の一部が伸びるときに、後ろ側は縮んでいて、伸びる部分を次々に派動的に後方に移している事が分かります。
もう一つの方法は固い土の中の場合にとる方法で、単純に土そのものを食べて前進するものです。
消化管の中の分泌液は土を柔らかくし、それを排出することで物理的に前進します。

4.生殖活動について
雌雄同体なのですが、自家受精はしないのです。
2匹がすりあうように交尾し、お互いに精子(♂から出す)を交換するのです。
ですから私たちは一回の交尾で、普通の2回分の交尾をしたことになるのです。
その後、両方ともが卵のうを環帯と呼ばれる膨らんだ器官でつくります。
この環帯は頭に近い側にありますから、こちらの方に前進運動をするとのことが本に書かれています。
この環帯でやがて受精卵となり、卵が出来、やがて1〜数匹の幼虫が2〜3週間たったころに生まれてくるそうです。
書籍によるとこの卵の生まれ方はちょっと変わっています。

ありゃりゃんりゃ!
なんじゃこりゃ! へんてこりんなカッコウ!

え〜とっ、上の絵は2匹のものが、お互いに向き合ってピッタリと重なっているちゅう絵を書いたものじゃナ。
シマシマの模様がなくて、少し太い部分が互いにピッタリとくっついちょるような感じじゃなあ。

下の3つの絵は、シマシマの無いところから、服を脱ぐようなかっこうで頭の先のほうに何かが移動していっている感じがするけど、それにしても何かケッタイなことが起こるものよのう。

世の中は、何がどうなって、どうならないのか、
一体全体、これからどうなろうと、金輪際、
わしゃ、もういっさい知らんわい。

もう知らんからね。

まず、この環帯からベールを脱ぐような形態で頭の方に脱いでいって、卵が生まれると書かれています。
こうした儀式は暖かくて湿っぽい春の夜に行います。
ある種の分泌液を出して、この臭いによって見合い、恋愛が始まります。
穴から出てきて、お互いが逆向きの姿勢をとり、その儀式は行われます。
環帯の位置どうしが、互いに結合できるよう、同じ大きさで、かつピッタリと寄り添い、精子を交換しなければならないから逆向きに位置するのです。
そして、しっかりと結合するために剛毛というものが役に立っています。
私はキャノワームの中で交接中の姿をよく見かけますが、離れる瞬間も見たことがあります。
接合部分が切片のようには離れないのです。ちょうど輪くぐりのようにぬるっと体と平行の方向にすり抜けて行ったのです。
これはまさに寒天状のもので包まれていることの証明でもあります。
また、ある種の「不思議な生き物」は寄り添うだけではなく、シッカリと挿入をして精子交換をする仲間もいるようですよ。日本では大石実という人が、それを最初に観察されたそうですが、それを聞いてちょっと恥ずかしかったです。というのは、すぐには外れないからなのですが。今から約70年も前のお話です。
さて、私が2000年11月3日に観察した産卵法!?らしきものは、上の解説図のものとは異なっていました。
先ず環帯がなくなります。そして母親は最後部を切り離すのです。
丁度、トカゲの尻尾切りの行動のように!
この様子は「人間のへその緒」状態です。母親はその後、ゆっくりと時間をかけて前進しながら独立した生体としてへその緒を切り離しました。この間の所要時間は1時間程度でした。
しかも切り離された2ミリほどの最後尾は半日を経過したあとでも、なんと動いていたのです!しかしこれはどうやら、産卵行動ではなさそうでした。
でもこの行動形態が何なのかは今後の観察を待たなければ結論付けは先のようです。一つの仮説としてアメリカミズアブに起因する「カミキラレ現象」である可能性も考えられるのですが・・・。
(注)参考事項
ミツバチの不思議な世界:受精卵はメスとなって女王蜂と働き蜂になり、無精卵はオス蜂として生まれてきます。
受精卵の中から女王蜂になるのはローヤルゼリーだけを食するからです。
そして驚異は毎日、自分の体重(250mg)の1.5倍もの卵を産みつづけることです。
ローヤルゼリーを与えられなかった幼虫は体長13mm、体重90mg、寿命30日に比べ、女王蜂の寿命は3〜5年もの長生きをする。驚異のハチの秘密をもっと知りたい人はメール投函してください。

5.構造組織について

シーボルトミミズ
さあさあ、皆様、お立ちあい!
見てらっしゃい、聞いてらっしゃい!
いかがですか、今世紀最後の生物と言われている「不思議な生き物」が、いま、皆様方の目の前に現れるのですよ。これは見ないと、そんそん。
さあ、お立ちあい!
寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!
はい、宜しいですか、今、ベールを脱ぎます、この
生き物 ! ビックリすればお金は取らない。いりませんですよ。何とこの「不思議な生き物」、かの日本一の雨量の多いという大台ケ原の山中から見つかったというシロモノですよ。大台ケ原渓谷は不思議な生物の宝庫ですよ。オオカミにテング、ダリに「不思議な生物!」
さあさあ、そこのお嬢ちゃん、遠慮は損料、遠路はるばる遠慮は要らぬ。要らぬはイランの変更形!ってネ。
さあ、見てらっしゃい、見てらっしゃい。
寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!

全体図 これはビックリじゃわい。
中日ドラゴンズの逆襲がいよいよ始まったようじゃナ。

さっするところ、左側が前のようじゃナ。そうすると今、移動中じゃとすれば、フムフム、分かったぞ。
手前側が左で、向こう側が右っていうわけじゃ。

ごちゃごちゃしておって、よう分からんが、脳もあるようじゃわい!

心臓も書いてあるところから察するに、分かったぞ!

この「不思議な生き物」は天に昇って我々、人類の行動を天空から見守ってくださっておられる「肝っ玉の大きな生きた神様」に相違あるまいぞなもし。

ミミズ神様に向かって、オシッコをかけると、
背孔と書かれている穴から
ビュウーと噴水のように白い毒液を出すからなあ。


みみず拡大


おお、これはいったいなんだ。
一見したところ、タコ入道かなあ。
一番上が、頭の先かなあ。口前葉と書いてあるぞ。
左に書いてあるのは側剛毛となっておるわい。
腹剛毛もあるのじゃナ。フムフム。
受精嚢孔というのは体節の凹んだところにあると書いてあるのが、それじゃな。
タコニュウドウの目玉と思ったけど、何じゃこれは。
雄性孔とか書いてあるワイ。その上にあるのが
雌性孔のようだぞ。
精溝というのもあるのか、フムフム。
それにしても不可解な生き物が、この世には棲んでいるものよのう。

下のほうの目玉みたいなものは乳頭だって書いてあるが、乳も出すのかなあ。するってえと、この「不思議な生き物」というものは哺乳類の一種なのかな。

大きな膨らみのところは環帯と書いてあるが、一体
どんな役割があるのじゃろかいなあ。
一番下側に書いてあるのは、思春期隆起壁って書いてあるが、悩み多き青春時代を送るところをみると
これはかなりな高等教育を受けた、人類を遥かに超える知的な哲学を持った生物に、相違あるまいぞ。

ナンマイダブ、ナンマイダブ。

ただ今、図を見ていただいてますが、脊椎動物ではないので赤血球はありません。
しかし、血色素が溶けて、血管内を溶液として流れているので血は赤色を呈します。
研究者の報告によると前半部分で切断されると再生するチャンスは少なくなり、どの「不思議な生き物」でも13体節目よりも前方で切断されると再生不可能になるといいます。
ある種のものでは30前後の無傷の体節が必要になるらしく、要するに切断され、そおから再生するためには神経系統が残されていなければならないということらしい。
このことは畑で耕運機による影響は悲惨だということでもある。
人力のスコップによる最低限度の掘り起こしでも、不幸にも切断される場合があるが、この場合、「不思議な生き物」にとって傷を癒し、2〜3ヶ月後には生まれ変わってくるチャンスは残されている。

消化管の構造は非常に興味深いものがあります。
咽頭があって、食道を経て、そのう、砂のうへと続いていきます。そして腸へと。
このうち砂のは小石も取り込まれ、植物のすりつぶし作用に貢献しているといいます。
まるでニワトリのように。
驚くべきは石灰腺を持っているということであり、それは食道と食道(二つあります)との間に炭酸石灰を分泌する器官のことを指しているのです。
この「不思議な生き物」の消化液は高等動物の膵液と同じ性質のものとも報告されています。すなわち脂肪を乳化させる、繊維素を分解させる、澱粉をブドウ糖に変えるということになる訳なのです。

消化液成分:
植物質分解    ⇒ セルラーゼ
たんぱく質分解  ⇒ ペプシン、トリプシン
油脂分解     ⇒ リパーゼ

こうなると、いよいよややこしい。
まず、口から取り込まれた葉っぱなどは分解されるときに多量の酸類が産出される。
これらは腐植酸と呼ばれているもので、石灰腺の作用、すなわち炭酸石灰に強く関与するという。
口に取り込まれる際に、膵液状のもので湿らされる。これによって葉っぱの消化に先立って口から出される分泌液はアルカリ性のものだということになる。
小腸を通過する頃にはアルカリ性?で、大腸まで来ると内容物は酸性を示す。
そしてその排出物であるフンは、フンも酸性を示すという。
どうも話の筋がややこしく、こんがらがってくるが、この後には続きがあって、さらにそのフンを乾燥させて、もう一度、湿らせてから翌朝に調べると、もはや酸性を示さなかったものがあったというのである。