自然観察会「ふわふわ〜む」行動記録集
第26回 平成13年10月14日

この活動は三重環境県民会議の後援を得て、環境創造活動助成金を受けています。

さてさて、今日はどんなおもしろいことがあるのかなあ。                        
嬉野ふるさと会館では第3回ぐるぐるマーケットが催されました。
この催しの趣旨は、モノの活かしかたを考えながら、大人も子どもも一緒になってフリーマーケットを楽しもう!というものなのです。
楽しいイベントもいっぱいのこのイベントに参加してみましょう。
中部盲導犬協会からの「アイマスクをして歩行体験」、太極拳の表演、子どもの遊び広場「アートバルーン」、スポレク応援団からの「アイミー体操」、「着物のリフォームファッションショー」などがありましたよ。
そして「日赤地域奉仕団やまゆり会」からはハイゼックスによる非常時炊き出し実演」が実施されました。
また、この広場の一角で「ミミズによる生ゴミ処理法」を紹介しましたのでその模様をご報告することにしましょう。

たくさんの人が集まって大きな動きになって・・・
画像にカーソルを重ねてね (*^ ^*)
ぐるぐるマーケットは大繁盛
盲導犬に感心するみなさん

「おとなしくて、かわいいね」と感心して


ミミズコンポスト

「少し昔を思い起こしてください。庭の隅には生ゴミ捨て場がありました。各家庭で生ゴミ処理をしていたのです。そこには必らずミミズがいました。現在は循環型社会の構築とか言っていますが、以前はごく当り前の光景だったのです。
昔のゴミ処理法は、それ自体が独立し、かつ社会的にも責任を果たせ得るものでした。
今でも、このミミズコンポストをやろうと思えば、誰でも循環型社会の構築に参加をすることが出来るのです。
この容器はミミズコンポストとして機能的に働くように考え出されたものです。タイプは色々と出回ってきていますが、原理はどれも良く似たものですね。それぞれ使い勝手などに工夫がこらされてあるようです。
このシマミミズは生ゴミを直接には食べられません。
コンポストの中にバクテリアや原生動物、カビや好気性菌などが繁殖して、生ゴミを徐々に分解していきます。
シマミミズは、その状態になったものを全体として体内に取り入れているのです。
ほ〜ら、この黒っぽい変化している部分をめくってみると・・・・、たくさんのミミズがいるでしょ。
これが3日前の台所から出た生ゴミです。この部分が昨日のもの。このお茶っ葉と柿の皮なんかは今朝のものです。容器の中の環境を整えるには新聞紙を刻みこむのが良いですね。
ここに見えているのが新聞です。その上に被っているのがミミズのフンなのです。臭いもないでしょ?
2段目を見て下さい。ほら、これが生ゴミをミミズが土に変えてくれたものです。
これは実はプランターの花にすばらしい効き目がありますよ。・・・・・・・・」
『そうじゃわな。この方法が一番じゃと思っとる。昔はどこでもこのミミズがおったわなあ。今は、なぜかおらんようになってしもた。実は、わたしもミミズを探しとるんじゃがな。』
「それなら、この資料を読んでください。電気も使わず、こんなに環境にやさしい器具なのに、町の助成金支出の対象になっていないなんて、どこかが変でしょ?」
あなたの町の市町村役場環境課へ「ミミズコンポスト」を紹介しましょう!
詳細はhttp://home.jps.net/~mimizu/

あなたが循環型社会を完成させる

はい、マヨネーズ?

ちょおっと、記念に撮ろうか?
でもさ。4人じゃナア。
じゃあ、この子も一緒に。これで完成の図だ。

それではミミズのお話の続編です。
今日は皆さんにミミズによる生ゴミ処理の方法を説明しましたね。
実際にキャノワームという製品をご紹介しながら、お話をしましたが、これを機会に今後は、自分で工夫をしながらミミズさんと一緒に環境を守っていってくださいね。
さてミミズが鳴くってほんとうでしょうか? ミミズには口や鼻がないので、普通の動物のような「鳴く」という動作は不可能だろうというのが大方の人の考え方のようですが、みなさんはどう思われますか?
「ミミズが鳴く声を聞いた」人の多くは、それは土に住むオケラの鳴き声なんだとかということが本にも書いてあります。「ミミズが鳴くってほんとう?」(調べるっておもしろい)谷本雄治著アリス館にもそのように書かれています。この本を読んでみると色々と面白いことが書いてありますよ。
ミミズの鳴き声のお話ですが、ミミズによる農法の研究者、東北農試場の中村先生や伊勢原市の関野てる子さんの意見を聞いても、やはり「ミミズは鳴かない」という結果だったそうです。関野さんは300万匹ものシマミミズを飼育中のミミズおばさんです。「ミミちゃんのおしっこを化粧水に使ったり、乾燥粉末も身体にとても良い」と、ミミズと共に生活されている人が「ミミズは鳴かない」と言われるのだからもはや結論は出されたのでしょうかね?
ホームページ(工房"もちゃむら"のなんでも研究室)でミミズの鳴く声(動く音)を聞くことも出来ますが、これは特殊なマイクで大きくしたもので、ミミズが動き回る時のミミズコンポストとの接触音だそうですよ。
ミミズの鳴く声のご案内は ../../../Technopolis/1301

ところが、さらにこの本を読み進むと
 《 「半分に 切られし蚯蚓 きゅうと鳴く 」  越渡あざみ 》
何と!草刈ガマか何かで切られたミミズが「キュー」と鳴いたというのです。
この俳句から読み取れる点は、ある暑い夏(「蚯蚓鳴く」ならば季語は秋)に、草刈りをしていたらミミズが鳴いたよ。よ〜く見ると半分に切られたミミズさんがいて、ビックリしたよ。可哀想なことをしてしまったなあ。
というようになるのでしょうか。
さて「みみずは鳴くか?」の続きですが、福島や栃木県には「ギョロ」と呼ばれている太くて青っぽいミミズがいるそうです。そしてそのようなミミズを高知県では「かんたろうみみず」と呼ばれているそうです。
このミミズはどうやらシーボルトミミズのようです。このシーボルトミミズは私、みみずおじさんも家で飼育中のもので、この親は大台ケ原の山中から採集してきたものなのです。とても大きくて体長は25〜45センチ、太さは1.5〜3センチにもなる巨大ミミズの仲間ですね。色は見る角度によってピンクや紫色に輝いて、まるで動く宝石とでも言えます。
さて「ミミズが鳴くってほんとう?」という書籍の結論は、どうやら「ミミズは鳴く」そうなのです。
オケラのような「リッ」というような鳴き声ではなく、「ギュッ」とか「キュッ」というような鳴き声なのだそうです。
これに対し、ミミズおじさんの考えは、巨大なミミズが水分の多い有機物の環境で存在した場合には、人的な行為でミミズが瞬間的反射で縮む行為をしますが、この時にミミズの体内から出された排泄物や体表とコンポストとの一種の振動音の可能性が大きいように思うのですが?
そして生き物の仲間で最初に声を発したのはミミズなのでしょうか?
ただ「ミミズが鳴くってほんとう?」の著者も実際には自分の耳で確認をされているわけではないので、この結論の終末章や如何に・・・。

そこで今回の宿題です。

自然に出て、自分の目で、自分の耳で、自分の肌で「ミミズが鳴くってほんとう?」を確認しましょう。


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