
| 狂牛病事件や雪印の偽証表示などが私たちに教えてくれた事とは何でしょう? 一つの小さな食品表示、このラベルは私たち一般消費者に様々な事柄を教えてくれました。 原産地表示の内容は農水省がチェックすることになっていますが、現実には書かれてあるかどうかのチェックだけで追跡確認などはとても無理な体制だと言われています。それでは食べてみて判断できるでしょうか? 実際に店頭に並べている方に聞いてみても「実際にパックされてあるものを包装をはがして、もう一度元の種類別に並べなおせと言われたら不可能に近い」状況だそうです。 そしてもう一つの賞味期限の問題は厚生省の管轄となっています。この賞味期限についても意識的な改ざんがなされているとか・・。 それでは一緒にお考え下さい。どうすれば良いのでしょう? COD(化学的酸素要求量) 水の汚れ度を知る代表的な指標で、ppm(mg/l)で表します。 水中に含まれる有機物の量が推定でき、台所からの生活廃水や屎尿などが流れ込むと数値は高くなります。 水の中に溶け込む酸素の量にも限界があって、8ppm程度です。もしも8ppm以上の値なら魚はどうなると思いますか?COD値が3〜5という数字は汚れている水だと言えます。その水には下水の影響が考えられます。 アユやホタル、サワガニはどうにか生息する事ができますが、ヤマメやハヤ、トビケラなどは棲むことができません。ザリガニはCOD値が20程度でも棲むことができます。 もしあなたの周りの川の水がCOD値で10ならば 8ppm(酸素の限界値)−5ppm(ホタルの限界値) =3ppm 生息が可能 8ppm(酸素の限界値)−10ppm(川の測定値) =限界を超え、マイナスとなります。 生息が不可能 残留塩素 水道水には塩素消毒の結果、塩素が残留します。 これがカルキ臭やトリハロメタンの発生原因になります。 硝酸性窒素 農業用水の基準は1程度とされています。1以上の数値なら下水や肥料の影響を受けており、汚れている状態だと言えます。 さて本日(10日)に実施した水質テストの模様を再現してみましょう。とても面白かったですよ。(^o^) 『あたし小学3年生よ。このテストって「ふわふわ〜む」で前にしたことがあるわ』 「・・どうりで・・。先ほどからテキパキと出きるもんだなと感心してたんだ・・」 《この水道水はCOD値が2だったけど、試しに合成洗剤を加えたらどうなるんでしょうねえ・・》 『あたしに穴をあけさせてよ。・・・泡が立ってきた・・』 「それじゃあ、まずPHをはかってみよう。水道水だけの時は中性の7だったよな。さあ、どうなるかな」 『アラララ、すんごいわあ!』 《うわあ、なにこれっ!!!中性だった水が合成洗剤が混じると、瞬時に強アルカリの14にもなっちゃったあ》 「次にCOD値をはかってみよう。まずは簡易キットに穴を開けてと・・・・」 《アララララ、すんごいわああ! 20という数値だわよ。環境に悪いと思ってたけど、これほどだとは・・・》 《・・・私は固形石鹸を使ってるんですよ。でも粉になってるのって値段が高いの。2倍はします。》 「それじゃあ、その固形石鹸の場合を実際にはかってみようか」 『・・この色なら7〜8位よね。やっぱりお母さん。固形の使ってて良かったね・・』 「値段が高いけど、環境にはすんごくやさしいんですねえ。それがよ〜く理解できましたね」 『・・・あのさ、それじゃあさ、この天然油脂の材料の洗剤でもやってみたいんだけど・・』 《やりましょうよ。やりましょうよ。おもしろいわ》 そして、その結果は 《・・・この色からすると11〜12位だわよねえ。やっぱり思ってたように合成洗剤よりはずっと環境にやさしいってことね・・・》 次に水道水を使っての「米のとぎ汁」について試料を提出していただきました。 この「米のとぎ汁」についてCOD値を測定してみました。 その分析結果を発表いたします。この実験からも驚くべき結果が出てしまいましたよ。 試料1:お米を研いだ状態で、真っ白な色に染まっているとぎ汁 試料2:試料1のとぎ汁を1回だけ流した水。つまり水道水で2回お米を洗ったとぎ汁 試料3:3回洗った米のとぎ汁 試料4:4回洗った米のとぎ汁 試料5:5回洗った米のとぎ汁 さてどうなったでしょうか? その結果発表はこの画像の中にヒントが隠されています。 |


| 上の画像からもわかるように分析テストは簡単に誰でも出来ます。 みなさんもぜひ自分の手でやってみて、自分の目で「実際にはどうなのか」を確認してみてください。 参考:「ふわふわ〜む」こどもエコクラブによる課題研究の中間発表です。 課題研究テーマ「水路の中の生き物たち」 |
| COD値の季節的変移 | 6月 | 7月 | 9月 | 11月 | 2月 |
| 用水の流れ水 (雨水・生活雑廃水が混入) |
4 | 10 | 8 | 8 | 8 |
| 用水周辺の浸透湧き水 | 4 | 6 | 8 | 8 | 5 |
| ビオトープ池の貯まり水 | − | − | − | 4 | 5 |
それではお待たせしました。米のとぎ汁のCOD値測定結果の発表です。 試料1:お米を研いだ状態で、真っ白な色に染まっているとぎ汁 ⇒ 20 試料2:試料1のとぎ汁を1回だけ流した水。つまり水道水で2回お米を洗ったとぎ汁 ⇒ 18 試料3:3回洗った米のとぎ汁 ⇒ 15 試料4:4回洗った米のとぎ汁 ⇒ 13 試料5:5回洗った米のとぎ汁 ⇒ 12 結論:いずれのとぎ汁でも魚の生息は不可能! 今回のまとめ 狂牛病事件や雪印の偽証表示などが私たちに教えてくれた事とは何でしょう? 一つの小さな食品表示、このラベルは私たち一般消費者に様々な事柄を教えてくれました。 それは私たち一般消費者が「自分の目で確認する」ということだと思われます。 真実は一つ。自分で見て、自分で診、看、観、調べてみるということが何よりも大切なのでしょう。 有機野菜の診断も自分の目で、あるいは仲間たちと協同で診断する姿勢が大切なのだと思われます。 ⇒ 第22回自然観察会を復習する ⇒ 驚愕の有機表示法の実態とは 今回のおまけコーナーです。 真実は一つ ⇒ おいしい水とは下記の式で「おいしさ指数」により判定することができます。 おいしさ指数=20−(硬度−50)/50×COD値−硝酸性窒素−大腸菌点数 この式で算定した値が17点台以上なら、確実に美味しい水であると言えるでしょう! そして 誰でもできる簡易土壌分析診断キット「ドクターソイル」というものも市販されています。 アンモニア態チッソ、硝酸態チッソ、可給態リン酸、可給態鉄、カリ、石灰、苦土、交換性マンガン、塩分といった成分が一つの抽出炉液で検定することができるという画期的な土壌診断器具。 100回試薬付きで5万5千円。 |