平成16年の活動記録集

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10月 2日 水田に植えたプチヴェールは度重なる台風の浸水で根ぐされをおこしているのが多い。ハスモンヨトウの幼虫が集団行動から分散態勢に移行していた。この幼虫は蛾が葉の裏側に卵塊を生みつけたタイミングで取り去るのが一番だ。卵から幼虫が生まれるとしばらくは集団で葉の裏側だけをかじりだす。それに気がつかないままで2日が経過すると小さい幼虫たちは力をつけて、今度は分散行動に出る。葉はズタズタ状態で見るも無残な状態だ。有機実験地は前途多難である。
10月 3日 水田のプチヴェールに比較して、例年、栽培を続けている有機実顕地ではハスモンヨトウがまったく見られない。10日ほど前にはモンシロチョウが葉裏に一つ一つ卵を産みつけているのを見たが、その後、孵化したであろう幼虫はどうしているのだろう。実験地とは様子が異なり、プチヴェールの葉には食害跡が見られないのである。しかし、不思議なことが見られる。小さな幼虫が見られず、それらはいきなりサナギに変身するほどの大きさで葉の表に現れる。
10月 9日 雨が上がったので畑の見回りをした。見回りを終えて帰宅したら、羽田発の便がすべて欠航との報道をしていた。22号は、ここ三重の地に雨を残していった。水田のプチヴェールはどっぷりと水に浸かっていて、見るも無残な姿だった。その畝の中に池から出てきたメダカが群れで泳いでいた。(笑)
所変わって、実顕地の畑で興味深い観察をした。周囲の畑では浸水で水がついている状態だが、こちらの畑は何事もなかったかの様子である。プチヴェールも大根も、オータムポエムも順調な成育である。ミミズのおかげか、モグラのおかげか、それとも耕運機がはいっていない不耕起栽培の影響なのか、それらの複合作用なのか?ハスモンヨトウの幼虫が4匹とモンシロチョウの幼虫が1匹、見つかったので手取りをした。
10月17日 第63回自然観察会を実施した。伊東先生が学級生を引率して参加してもらった。
魚釣りでは大きなゲンゴロウブナなどが釣れてみんな、とても嬉しそう。
10月30日 新しくミミズコンポスト製品「みみ蔵」を導入した。相模原からの客人さんである。
これは自分で組み立てる楽しさがあって、お勧めです。小雨混じりの中、夜半に確認したら白菜残渣に群がっていたから旅の疲れも影響はなかった様子だ。
11月 6日 嬉野町「ふるさと会館」で、しぜん文化祭2004が開催された。
「ふわふわ〜む」も参加し、台所の生ゴミ処理器「みみ蔵」の他「どろだんご」「がまがえる」などを展示しました。ガマガエルに触ったり、ミミズの卵を見たり、サトウキビを食したりと、皆さんにとても喜んでいただきました。県下の自然愛護団体(全30)の皆さん、実行委員会の皆さん、お疲れさまでした。
11月21日 第64回自然観察会を実施した。詳細は行動記録集をご覧下さい。池にカワセミが棲みついた。
12月 4日 「みみ蔵」の中のシマミミズたちから報告です。私たちはとても元気です。
小さくきざんだ野菜屑を表面に置いてもらうだけの方法だけど、生ゴミは確実に分解していきます。不思議なようだけど、これが自然の原理が働いているということでしょう。生ゴミに微生物たちが取り付くことで有機物の分解が始まります。ミミズには口がないから、微生物やカビの働きを無視して「みみぞう」というコンポスト「生ゴミ処理器」の働きは語れないのです。自然界ではここで、トビムシやダンゴムシといったそれぞれの食階層を持った生き物たちも大活躍をしてくれているのです。
これに比較して「生ゴミ処理機」というものは電気エネルギーを消費します。野菜くずを電気で発生させた熱や風で乾燥させる際にエネルギーが必要になります。さらに続いてこの乾燥させた「燃えるゴミ」を焼却炉で燃焼させて生ゴミを処理します。ですから、またまたエネルギーを消費してしまうことになります。
このような資源浪費の機器に対して、購入時に助成金の制度が適用されているということはまったく理解に苦しんでしまいます。お願いです、どうか私たちミミズたちにノーベル平和賞をください。
                                        ミミズのたわごと
12月19日
第65回自然観察会を実施した。周辺の水路でメダカが繁殖していることが分かった。昨日は農園の草刈をしていたらマムシの頭をちょん切ってしまったし、暖冬異変を感じる。



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