今回はゲンジボタル鑑賞会のご報告とその他(ヒマワリ、アユ)について 《下見調査編》 ゲンジボタルの下見調査: 6月 2日一志高岡用水にて数匹の舞いが見られた。 ゲンジボタルの下見調査: 6月10日一志高岡用水にて10数匹の舞いを確認。 ゲンジボタルの下見調査: 6月10日「ふわふわ池」に近い近鉄線水路で10数匹。 ゲンジボタルの下見調査: 6月13日中村川宮野橋下流にて50数匹の乱舞を確認。 ゲンジボタルの下見調査: 6月15日中村川宮野地内の右岸にて多くの乱舞を確認。 《第83回自然観察会の内容報告》 ゲンジボタルの鑑賞会は、天候が心配でしたが予定通り、6月18日(日)に中村川宮野地内の宮野橋上流右岸にて実施しました。 今回訪れた場所には、高木の雑木や用水路が見られました。ホタルの幼虫が育つには充分なカワニナの生息が欠かせません。13日に下見をした場所では、空中を飛び交う姿は少しだけしか見られませんでしたが、今回の場所では空高く優雅に舞う姿やホバリングをするもの、ストンと落下をするものなど色々な飛行パターンが見られ新しい発見に参加者全員が「うわあ〜っ、きれい!」と感動しました。 私たちはゲンジボタルの乱舞条件を次のように考えます。 1.あまくておいしい水があること。 2.カワニナ(特に7月中旬にホタルの赤ちゃんが食べることのできる赤ちゃんカワニナ:2mm)の繁殖。 3.カワニナが住める礫があること。(流れと珪藻類など) 4.ホタルが土繭を作れる土手があること。 5.強い日差しをさえぎれるだけの高さのある植物が育っていること。(湿度) 6.農薬の汚染を受けない環境にあること。 7.降雨や強風のない少し蒸し暑い気候であること。 8.20時から21時ごろであること。 9.大勢の人が騒がないこと。 10.6月中旬をピークに、適期であること。 11.環境を守る人々の熱意と情熱 このように私たちが住んでいる嬉野には、素晴らしい景観が残されています。日本の国土の68%は森林で、里地里山は7割を占めています。これまで二次自然である雑木林は落ち葉・枝を肥料や燃料として利用されてきました。多くの貴重な絶滅寸前の動植物もこの二次的自然にあります。こうして考えれば、里山はまったく手を加えられていない自然遷移よりも生物多様性は高いということになります。生態系は生物間相互作用から成り立っており、長い年月をかけて安定した生物相が形成されています。昨年度には外来生物法が制定されましたが、この侵入生物の存在はとても恐ろしい環境問題となっています。突如として新たな生物間相互作用を作り出すことになり、そして以前からの生物相を衰退、絶滅に追い込むからです。私たちの地域に住むゲンジボタルなどを大切に育てましょう。 ![]() ![]() |
| ○ ○ ○ ヒマワリをかわいく咲かそう ○ ○ ○ ヒマワリはどんな花か? ![]() ヒマワリはどんな花か? キク科植物が知られている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ヒマワリはどんな花か? 短日性植物:一定時間以上の暗期を持つ光周期が与えられないと開花しない植物である。 長日性植物;日照時間、つまり日の出から日没までの時間が一定時間以上でないと花が咲かない植物。 「ひまわり」はどっち? 例えば、9月や10月の早朝にアサガオが盛んに咲いていて驚くことがあります。 これは以外に思えるかもしれませんが、アサガオが短日性をもつ短日植物なので自然な現象です。短日性(一日の夜の長さ(暗期)が一定時間以上長くなると開花する性質)をもつ短日植物は、最も暗期が短い夏至の日(6月20日頃)以降から冬に向かって開花します。アサガオが咲くのは、夏になって気温が高いから咲いているわけではなく、日が短くなったからというのが原因ということです。短日性と長日性(暗期が一定時間以上短くなると開花する性質)については、通常高校生物の課程で本格的に習いますが、中学受験のテキストや参考書で扱っています。それは、アサガオのように小学理科で詳しく扱う植物がもっている重要な性質の一つなので、自然の摂理として覚えてもらうほうがより望ましいからだと思います。 短日植物にはアサガオ、イネ(胚や胚乳の様子、単子葉植物、デンプン、不完全花)、キク(小さい花が集まった集合花)、コスモス(キク科の仲間)、ダイズ(マメ科)、オナモミなどがあり、長日植物にはアブラナ(アブラナ科で4枚の花びらからなる)、キャベツ(アブラナ科でモンシロチョウのえさとしてアブラナとともによく出題される)、ダイコン(アブラナ科)、コムギ(単子葉植物、イネと同様にデンプン質を多く含む重要な作物)、アヤメ(単子葉植物で3枚単位の花びらからなる)など、そして短日性も長日性もない中性植物にはセイヨウタンポポ(キク科で葉がロゼット状に地面に張り付く、帰化植物)、トマト(ナス科で食用作物)、ナスなどがあり、どれも小学理科で扱う重要な植物です。 長日植物は春から夏にかけて咲く花、短日植物は夏から秋以降に咲く花に多いという特徴があります。小学生自身に栽培と観察をしてもらい、詳細を習うことになっています。 ![]() ヒマワリはどんな花か? ![]() 18年度の統一テーマ: ヒマワリの花をかわいく咲かせよう! |
ヒマワリ 作戦![]() ![]() 1.種をまく時期や鉢の大きさで草丈は違ってきます。短日期には7センチほどの鉢栽培で草丈約12cm、花径約8cm程度に仕上がります。(短日期に草姿がミニ化する傾向にあります。) 同じ種類の種を蒔いても最も草丈の伸びる夏(長日期)の露地蒔きでは草丈約45cm、花径16cm程度になります。 2.グッドスマイルは、いつの時期でも種蒔き後、50〜55日前後で開花する極早生で、相対的短日性の品種です。一輪の開花している期間は10日前後で、側枝を連続的に咲かせると約4週間を鑑賞することができます。 3.花色は、花弁が濃い黄色で、中心の部分が黒褐色で花粉はまったくでません。黄色と黒色とのコントラストがとても鮮明です。花粉が出ませんからテーブルを汚すこともなく、花粉アレルギーの心配もまったくありません。 4.グッドスマイルは、わい性品種ですが、さらに栽培の工夫をすることで一層、ミニに仕上げることができます。できれば、ジベレリンなどのわい化剤を使わない自然栽培で、草丈10cm以下の超ミニヒマワリができあがります。 5.日の長さが短い時期に栽培すると草丈が伸びずに花を咲かせることができます。具体的には種をまく時期は9月中旬から3月上旬に行います。本来、ヒマワリは生育適温が20℃以上なのですが、実は低温に意外に強いという性質があります。種蒔きをしてから30〜45日の間、つぼみが膨らむまで最低温度を10〜15℃以上に保てば、開花までの時間はかかるものの、それ以後は最低5℃程度であっても開花させることができます。 6.小さい栽培用の鉢を使います。これは用土の量を少なくすると、根の張りが制限されるため、その結果として地上部の葉や花も小さくなります。直径が5cm程度の鉢でも作れますが、9cmポットであれば容易に栽培することができるでしょう。 |