第84回目のご報告

☆日時・場所:7月16日(日)午前の部 松阪市嬉野須賀町定点観察農園
目的:豊かなる生態系の創出を目指し、「ふわふわ池=BIO TOPE」にて実践活動を展開。
内容:四葉キューリと鵜方ナスビの特長を考察。メークインの種実成を考察。
    衣装ケース内で飼育中のカブトムシ脱皮について考察。
    観察農園内の水槽で飼育中のクロメダカ繁殖について考察。
    ふわふわ池内のザリガニについて考察。
    チョウトンボ・シオカラトンボ・コシアキトンボ・ウスバキトンボ等について考察。
   
        

☆日時・場所:7月16日(日)午後の部 松阪市嬉野宮野町中村川
目的:豊かなる生態系の源を調査し、「ふわふわ池=BIO TOPE」創出の糧とする。
内容:自然川の成立過程と貧弱化の要因

   
瀬と淵は交互砂洲と密接な関係がある。瀬と淵は砂洲の形成により生じるが、上流から平瀬、早瀬、淵と連なる形態をとる。砂洲が形成されると直線的な河道であっても流れが蛇行したり、深掘れ部が発生する原因となる。流れは左右交互に現れる砂洲の間を縫うように蛇行して流れるため、一方の岸から他方の岸に移る所には浅瀬が生じ、水は対岸にぶつかるように流れ落ち、水衝部を生じる。河道が蛇行しているところにできる砂洲は、移動することが少なく、流水は集中と発散を繰り返しながら流れる。その結果、流れが集中して大きな掃流力が働くところでは河床が深く掘れて淵ができ、流れが発散するところでは瀬となる。均一的河川改修で河幅が拡幅されたり、直線化されたりすると砂洲は移動しやすくなって、洪水時に流れが集中しにくくなり、小さな瀬と淵しか形成されないことで、河床の平坦化が進行し、生物相は貧弱化する。
今回の調査区域内には、これまでの水生生物調査にてネコギギ
をはじめとするアカザ、ヤツメウナギなど多くの貴重な魚類が生息していることが確認されています。

※ネコギギ:愛知・岐阜・三重の東海三県のみに生息する固有種で、1977年に国の天然記念物に指定。三重県の絶滅危惧TA種。夜行性。


      


      



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