自然観察会(嬉野)の活動記録 第1回   1999.8.21

先月の7月に岡山県に行って自然観察指導員の養成講座を受けました。
そして率先実行をすることにしました。
さあ、これからどうなりますことやら、チョンチョン・・・。
観察会活動の段階では、次のようなことを体験、学習しました。
図書館周辺の現在の自然景観を観察して、そこから得られる事象から、今までの自然経緯を考えます。
これが自然と対話するということ! 
みんなターザンになろう。
はい、は・じ・ま・り、は・じ・ま・り

嬉野図書館の西側には、駐車場があります。これらは林野を切り開き、借地とされているものです。この雑木林には、周辺の長さ50メートルほどの場所に少なくとも30〜60種以上もの樹種が見られることが分かりました。
その西端にある山桜の木には、1本あたり15個体数のアブラゼミを発見! 
なんと樹齢30年ほどの幹にはアブラゼミがビッシリといった感じで、ビックリです。
この雑木林には、危険な植物(有毒)を数種類、また触るとかぶれる植物を3種類、確認しました。
そしてネナシカズラという寄生植物を見つけました。それは黄色い線状のもので、網のように樹に絡んでいました。
この雑木林にて、ヤブガラシの「つる」の出方を細かく観察することによって、その「つる」の意味と生存戦略などを考えてみました。ヤブガラシは観察する素材として、とてもいいと思います。軸から出る葉の付き方、その葉が出る部分をよく見ると「ある法則」がわかります。花をつけるための繁殖戦略です。そして花の移り変わりを見たり、花そのものの構造を観察します。
運動公園の南側で、野外ゲームとして、「葉っぱ(カラクサ)デッポウ」、「チガヤ飛ばし競争」などをして楽しみました。みなさんは、こういった「植物遊び」をした思い出がありますか?
須賀神社の入口にアサガオが自生していたので、「つる」の出方を細かく観察。
また「つる」の巻き方で「右巻き」と「左巻き」という基本定義を学習しました。
須賀神社内で、多数の「セミのヌケガラ」を発見。
その「ヌケガラ」を観察することによって、オス・メスの区別を特定したり、また「ヌケガラ」の形態特徴、特に触角を細かく観察することによってセミ、3種類を特定することができました。
神社内の腐葉土の生成過程を細かく観察。
その土壌の中には多数の分解者が生存していることを確認した。
表土が1センチできあがるのには、何百年もの時間が必要だってサ。
その中でもミミズは地球上で最大の貢献者だ!
そのほか、嬉野町役場やふるさと会館周辺の雑木林をつぶさに観察。
里山の代表樹であるクヌギ、シイ類の樹種特定の仕方を学習しました。

ひとくちテスト
ネナシカズラには葉っぱがついているでしょうか?

答え
「寄生植物で、光合成をするための葉もなく、他の植物から栄養をもらっています。」

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