自然観察会行動記録  第3回   1999.10.09      

場面1(図書館の西方の林淵で)  
「遠くから見たときには植物の種類がどれだけあるかと言われても、せいぜい10種類かと思ったけど、ビックリするほどあるんだね」「100種はいくぞ」。「またジョロウグモ見つけた!」。「これで12匹」。「後ろにいる赤ちゃんみたいなのがオスなんだって」。「これはコガネグモだ」。「自然度が高いってこと」。「ムカゴ(山芋の子)って初めて見たけど、教えてもらったようにムカゴ御飯にしてみます」。「近くで、こんなに色々、あったなんて、わからなかったわよね」。
場面2(有機農法実験地で)
「この黄色いイチジク、とっても甘い!」。「私も食べて見たわ。9月のときにビックリ」。「ネエ、私にもちょうだいよ」。「トマトがすんごく、甘い!」。「はつかだいこん、3種類です」。「この白いの美味しそう」。「この部分は去年の大根の場所です」。「自然に種がこぼれるまでほおって置いたので、これはその子どもということ。これがそのときの種がこぼれて生えてきたもの」。
場面3(有機農法実顕地で)
「こっちの畑のほうが土がいい感じね」。「ふかふかやわ」。「紙マルチングして苗を植えて、それに防虫網が被せてあるんですが、キャベツやブロッコリーの葉を見てください」。
「虫にいっぱい食われた跡があるなあ」。「これだけしてあっても虫は、どこかから入ってくるの?」。
「今は落ち着いてるけど良く見ると葉の裏に虫の卵があります」。「それじゃ、回りのキャベツは消毒漬けって本当だわよねえ」。「こちらのトマトは5種類の品種を植えています」。「サマーキッズやビタミンエース、ツインクルってのは美味しいよ」。
「ワーイ。食べ放題だって。わ〜い!」。
「このかけらは何?」。「昔はドングリやクリ、シイなんかがいっぱいあって、それを貯えておく器の割れた部分だね」。「茹でて団子にしたかも。こねるためのような石も出てきたよ」。「落とし穴もあったんだよ」。「この水の溜まっている井戸みたいなのも落とし穴ですか」。「これは野菜の水遣りのために自分でコツコツと掘ったもので、3メートルも深いから大人の人がいないときは近寄っては駄目だよ」。「ウン分かってる」。「これってテレビで見たことあるわ。野菜クズをミミズさんがなんとかするって」。「これはオーストラリア製のキャノワームっていうミミズ生ゴミ処理機で、これで草や野菜くずから良質の堆肥を作っているんです」。このミミズで魚つりのエサにもなります。
           

ミミズのフン
黒い円筒がキャノワーム!
「ふたを開けるとホラ、ミミズがいっぱい」。「ウワー すごい」。
「堆肥作りはミミズにまかせて、EM菌のはむずかしい」。
「それではお楽しみコーナーで、みんなで魚を釣ってみようか」。「こんな畑の中でが釣れるのかな」。「みんなそこらへんを掘って餌のミミズを取ってください」。「大きいのがとれました」。「ちょっとエサとしてはデカすぎるな」。「さおは、そこのクワの木の枝を使おう」。「こんなんで釣れるの」。「分からんけどボウフラなんかが湧かないように前に色々な魚を入れてあるからね」。「キャノワームのミミズも使おう」。「アラ、こちらのミミズって種類が違うんですか」。「こちらのはシマミミズです。畑にいるのが昔からのフトミミズ。」
「ふ〜ん」
「ウワ〜!!! 釣れた。釣れた。大きいぞ。」「私にも釣らせてよ」。「交代で仲良く」。「この畑ミミズ、他では化学肥料や機械耕運機の耕転、消毒なんかで全滅してるんじゃないかな」。「また釣れた! 今度のは違うサカナみたい」。           
以上

ひとくちテスト
写真のキャノワームの中にいるミミズさんは何というみみずですか?

答え
「シマミミズ」

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