ふわふわ〜む 第17回行動記録集 平成12年12月10日 |
| うさぎ追いし かのやま 小ぶな釣りし かの川 夢は今も めぐりて 忘れがたき ふるさと いかにいます 父母 つつがなしや 友がき 雨に風に つけても 思いいずる ふるさと こころざしを はたして いつの日にか 帰らん 山はあおき ふるさと 水は清き ふるさと |
音楽によって情操豊かな人間性を育てる教育(唱歌教育)が採用されたのは、明治12年で学制が発布されてから7年後のことであった。 伊沢修二が文部省の音楽取調掛となってからのことで、彼が編集した小学唱歌集3冊は「チョウチョウ」「蛍の光」「あおげば尊し」「才女」「霞か雲か」「庭の千草」など今日でも歌われている歌曲を含み、当時の音楽教育に貢献するところが大きかった。(日本百科大事典・昭和38年発行・小学館) 旋律感、発声といった歌唱力は先天的・宿命的なものと思われがちであるが、これは誤りであろう。音楽的感性は遺伝よりむしろ家庭の音楽的環境(テレビの音が大きすぎないか、話し声が大きすぎないか)に留意される問題のようである。 そして何よりも重要なことは、こうした絶対音感やリズム感覚などの音楽感覚は4,5歳ごろが最も鋭敏で、この時期の指導が望まれるところなのだと言える。 故郷は「ふるさと」とも言われていたり、また「こきょう」とも言われていたりする。 鹿児島県に「古里温泉」というのがある。鹿児島市古里町。桜島南岸にある古くからの温泉町だという。大隈連山や開聞岳を望み、海辺に沸く天然風呂から眺める錦江湾の風景は素晴らしいという。女流作家、林芙美子の出身地でもあるそうだ。確かに一度訪れて見たい気がする。しかしそれ以上の感情が湧きあがってこないのはなぜだろうか。 最近では「里山」という言葉がよく聞かれるようになってきた。この里山という言葉はどういうことを指して言う言葉なのであろうか。 先ほどの百科大辞典を紐解いてみるが、里山という言葉は掲載されていない。 このことから比較的、新しい言葉なのであろう。 この索引のあたりに「里帰り」という言葉が載っている。里帰りとは、結婚後に 初めて嫁が生家に帰ることを言うようであるが、そういえば最近では里帰りという言葉を聞かなくなった。そして嫁や生家という言葉自体さえも。 このように日常的に使われていた言葉が、ある日、気が付いてみると消え去ってしまっていたりするが、文化を守るということは言葉を守るということとも言えそうである。 |
| 今日のハイライトシーン |
![]() |