五度圏

五度圏(ごどけん、英語:circle of fifths/cycle of fifths)とは、音楽用語で、調性空間(modulatory space)のひとつの例であり、下の図で示されるような円のことを言う。

調の五度圏
長調 短調
(12)=0 ハ(C) イ(Am)
−11 ト(G) ホ(Em)
−10 ニ(D) ロ(Bm)
−9 イ(A) 嬰ヘ(F♯m)
−8 ホ(E) 嬰ハ(C♯m)
ロ(B)=変ハ(C♭) 嬰ト(G♯m)=変イ(A♭m)
嬰ヘ(F♯)=変ト(G♭) 嬰ニ(D♯m)=変ホ(E♭m)
嬰ハ(C♯)=変ニ(D♭) 嬰イ(A♯m)=変ロ(B♭m)
−8 変イ(A♭) ヘ(Fm)
−9 変ホ(E♭) ハ(Cm)
−10 変ロ(B♭) ト(Gm)
−11 ヘ(F) ニ(Dm)
(12)=0 ハ(C) イ(Am)

長調  ハ - 嬰ハ=変ニ - ニ - 変ホ - ホ - ヘ - 嬰ヘ=変ト - ト - 変イ - イ - 変ロ - ロ=変ハ

短調  ハ - 嬰ハ - ニ - 嬰ニ=変ホ - ホ - ヘ - 嬰ヘ - ト- 嬰ト=変イ - イ - 嬰イ=変ロ - ロ

歴史

紀元前6世紀にピタゴラスによって発明された図と考えられる。ピタゴラスは、純粋な完全五度の堆積によって調律するピタゴラス
音律とよばれる調律方法を考案したが、この方法で調律すると12回完全五度を堆積しても正確には元の音に戻ってこないことをも
また発見した(ピタゴラスコンマ)。