よい気の部屋に住みたい!!

家相や風水でよく使われる「気」という言葉。これを辞書でひも解くと、『目には見えないが、その場所を満たしていると感じられるなにものかを指す。空気やガス、または人知を超えた霊妙なものなど』と出てきます。昨今では「気」といえば、どちらかというと「人知を超えた霊妙なもの」のほうを思い浮かべる方が多いことでしょうね。

もっともこの「気」は、「家相VS風水」の記事でもお話したように、本来の風水では、大地が発するエネルギーと捉えられていました。よい気に満ちた場所に、家や墓、都市などをつくると繁栄する、と考えられていたのです。現代でも、「家の中によい気を取り入れる」とか、「この家は悪い気に満ちている」などといった言われ方をしていますが、その「気」には、どこか神秘的、霊的なニュアンスを感じている方が多いのです。

しかし、「気とは空気に他ならない」というのが、私の現代家相学の考え方です。よい気とは、温度や湿度のバランスがよくきれいな空気、悪い気とは、乾きすぎて埃っぽい空気や、湿気の多いかび臭い空気のことなのです。そういう空気の状態が、その場の雰囲気みたいなものとして、清々しさや居心地の良さ、また、気味悪さや胸苦しさを感じさせてしまうのだと思います。

次に窓際のAの位置に置いた場合ですが、この場合は、暖房器具で暖められた空気が、まず窓際の冷気を暖めながら天井へと上り、天井から壁際を通って床へと下りる空気の流れができます。窓際を通る際にいくらかの熱を奪われてしまいますが、始めに熱を奪われてしまう代わりに、天井と床との温度差がそれほど発生しないのです。つまり、部屋の中の温度がほぼ均一の環境といえます。

問題は、この天井部分と床部分との温度差なのです。このように、暖房時に部屋の中で温度差が生じる現象を「コールドドラフト」といいますが、この温度差が5度以上になると、人間は不快感を感じるようになります。気分的に不快なだけでなく、体調を崩してしまうこともあるのです。