
はじめまして、私は北海道在住のhunterおじさんです。
ここでは少々お話が長くなりますが大変大事な事ばかりなのでぜひ読んでください
皆で考え、話し合いをする場所にしたいとも思っています。
ここ数年エゾシカの狩猟において環境(鉛害等)の問題がおきてきました、hunterとしても、マナーやモラルの問題のほかにやらなければならない事がたくさんあり、正直にいって「どうして良いか分かりません」また実際問題として現在hunterは高齢化していて、全体の動きが非常に鈍くなってきています。
このような理由から諸先生方のご意見、又各方面の分野からの見地等、広く知識を求めています。
私は学術的又高度な専門知識等はありませんが、諸先輩の方々からいただいた意見等とりまとめてみましたので、なにとぞその旨ご承知の上ご覧ください。
また、お子さまからご高齢の方までどなたでも見たり読んだりできるようにしたつもりです、今現在の問題等についても述べて見ました、私がこれから言わせてもらう事は現在北海道においてまだ解決していない事で、非常に重要な要素が多く含まれていると考えられます。どうか貴重なご意見ご感想等よろしくお願いいたします。
テーマ
1、
狩猟と環境について考える
2、
環境にやさしい狩猟をめざして
3、
エゾシカに思う事
「hunterおじさんのひとりごとの場所です」
1、狩猟と環境について考える
今、北海道においてはご存じのように増えすぎた「エゾシカ」の個体数を減らす計画を実施中です、けれど「ライフル弾頭」による鉛中毒のため、国の天然記念物であるワシが鉛中毒で死亡する事がおきているため、
平成12年度狩猟期から今まで使っていたライフル弾頭(鉛弾)を銅弾に変えなければいけません。
実際問題この事は非常に大変なのと他に色々な問題(後で述べる)があります。
今hunterはこの問題に遭遇し戸惑っていますが、この問題を私たちは「ひと事」のように考えず「狩猟と環境」について考えていかなければならないし又義務があると思います。
ここではこれらの問題に関連した事などふまえて考えていきます
物理的な問題
鉛弾(鉛)の性質
鉛は現在ある金属の中では比重が大きく柔らかいので加工が容易にできるのと
値段が安くそのため色々な用途に広く使われる、
弾頭としては獲物に命中するとその体内で変形炸裂して強烈なダメージを与えるというメリットがある反面「鉛」にはその成分を体内に吸収すると中毒になり、特に鳥類などは一度体内に入ると排出しにくい作用があるというデメリットがある。
*鉛弾を使い続けた場合はどうなるか(2000年度からは全面禁止です)
このまま使用を続ければ獲物の捕獲数は猟場の拡大に比例し「鹿」の個体数は調整されます、けれど
「鉛害」はおき続けます、残滓(ザンシ)の回収が問題です。
結局ワシ類は残滓を食べる訳ですから。
*銅弾使用の場合
問題は手負いにしないことです、銅弾は硬いため急所にあたれば鉛弾と同等くらいのダメージはありますが、急所をはずした場合、全くといっていいほど貫通します(実射データによる)、これは「手負い」になる可能性が高くなるのは当然の事です、鹿は警戒心が非常に強く、停止している状態で射撃するのは稀です、これは難しい問題で「瞬時」に固定依託して射撃する段取りと、状況で射撃しなければ良い結果はでません、結局は「手負い」で逃げられる確率が大きくなります。
現在わが国では「銃」の所持及び使用は基本的に禁止されています、ただし「狩猟、有害駆除、スポーツ射撃」のみが特別許可されます、このような状況においてhunterのほとんどが「営利」を目的とせず「獲物を捕獲」する事のただ一点に集中します、そのため「半矢、手負い」という事を大変嫌います、特に熊等の猛獣は命がけでも回収捕獲に挑みます、又鹿等も完全回収を目指します。
かつて営利を目的とした狩猟が野生動物を絶滅に追いやる原因であった事等もふまえ、これからの北海道というアイランドで自然と人間の日本の他に類を見ない共生への道を各方面で検討と努力、協力を深め改善への道を一歩一歩あゆみ又分かち合う事こそ、第一義であると考えます。
「鉛弾、銅弾」良否の問題でなく、農林業従事者、環境保護運動、動物学者、ハンター等々同じテーブルでの話し合いをし、どのような方法が問題解決に一番近いか等検討、実施しなければならない段階だし、自然もそれを願っていると思います。
2、環境にやさしい狩猟をめざして
今ここで言う「環境」とは「エゾシカ猟」において捕獲後、残滓(ザンシ、残骸のこと)を山中に放置したため「オジロワシ、オオワシ」等のワシ類が残滓を食べた時、弾頭に使用している「鉛」を一緒に食べたため中毒になり死亡するということです。
鉛弾が禁止になりこの問題はひとまず解決しましたが
以前「鉛中毒」の問題は三つの意見がありました。
1、「鉛弾頭」を全面禁止(エゾシカ猟)して「銅弾頭」を使用させる。
2、残滓の回収を完全に行い「鷲類」が食べないようにする。
3、「鉛弾頭」をなるべく使わないでさらに残滓の回収もする。
大まかにはこういう意見がありました。
1、の鉛弾頭の全面禁止ですが
hunterから言わせてもらいますと「国状と現場の状況を全く考えていない」ともとれます、なぜなら先ほど言いましたが、確かにワシ類が鉛中毒になる原因は、鉛弾で被弾した鹿の残骸を食べたため起こっているのですから「銅弾」を使えば鉛中毒だけの問題は解決するかもしれませんが、もう一つの「残滓や死骸の増加の問題」と言うことは考えられていないと思われます。
環境全体のこととして考えて見なければならないのではないでしょうか。
又、銅弾頭にしても供給面で問題があります、10年くらいかけて徐々に実施するといえば分かりますが、「道東地域エゾシカ保護管理計画」を掲げてすぐに「ワシ類」が鉛中毒になるからといっても、他の問題を抱えたまま「2000年から鉛弾使用禁止」は実際我々にとってはショックでした。
先日「ワシ類鉛中毒ネットワーク」よりバーンズ弾頭によるエゾシカ有害駆除においての使用調査結果を送っていただきました。
これによると「11頭中バーンズ弾頭をエゾシカの体内より回収できたのは1頭のみで他はすべて貫通した」となっていました、又捕獲できたのは8頭となっていました、射撃方法は「伏射で二脚を使用した」とありましたが通常「山」での狩猟はそのような射撃方法はまずあり得ないし(絶対とは言いませんがそのような状況チャンスがほとんどないのです)そのため急所に当てることができたと思われます、この事は裏を返せばほとんどが「手負い、半矢」になると考えられます。
2、の残滓の完全回収ですが
我々hunterはhunterなりに個々色々考えています、当然hunterはシューターでもあり捕獲者でもあります、よって完全捕獲回収しようと皆必死なのです、それでも「手負い」がでるのです。銅弾等が合法化されhunterは従わざるをえませんが、北海道の2/3の面積を占めるエゾシカの狩猟区に半矢となった鹿が増え、死んだ鹿は残骸となってますます深刻な社会問題になる可能性もあるわけです、鹿が増えすぎたため保護管理計画を打ち出しました、猟場は拡がり捕獲頭数も増え猟期ものびました、鉛弾頭より銅弾頭の方が確かに環境にはやさしいのですが、手負いとなった鹿が
「公害」となりうることも考えられます。
今、獲物と残滓の完全回収こそがhunterに課せられた責務とモラルと考えていますが
はたしていかがなものでしょうか?
3、鉛弾頭をなるべく使わないで残滓の回収もする(このような意見もありました)
これは徐々にこのように持って行くのが普通ではないかと考えます、
hunterが環境を考え残滓の回収をする、といってもこれは結構大変なのです、それで考えていけば、たとえば各自治体が要所要所、主要林道の出口等に残滓の回収ステーション(すでに何カ所かはありますが、実際にはまだまだ少ないし目につきにくいのが現状)を設置してくれれば、ということですそれもたくさんほしいのです、そうすればやがてhunterはそこへ持って行くのが習慣になります、町内のゴミステーションと同じ感覚です。
又もしも残骸を見つけたなら場所と大きさ等連絡し回収する方向でいく事も必要になるかもしれません、
今、環境問題が大きな課題になっているとき狩猟も環境にやさしい方向へ向かわなければなりません、
手負いをつくらないことと、獲物と残滓の完全回収こそhunterに課せられた責務とモラルと考えています。
資源としての有効利用等もふまえ鉛害もない残骸もない「クリーンな狩猟」をめざして行けば、必ず問題は解決の方向へ向かうものと確信しています。
3、エゾシカに思う事
ここからはhunterおじさんのひとりごとです
ここでは私が30年間北海道内で見てきた事や諸先輩の貴重な意見の代行として等 、エゾシカ狩猟に関して色々な方向から見た考えをとりまとめた内容になっています。
ごらんになりましたらぜひ感想や意見等お寄せください。よろしくお願いします。
私は「エゾシカ」について以前から思っていることがありました。
それは、仕事上北海道内各地で「鹿」にであうことが大変多く、その度「ああ、今が猟期であれば」又「ここが猟区であれば」とか思っていました。
それで今回の「エゾシカ保護管理計画(3カ年で道内に生息する12万頭?の鹿を6万頭に調整する)」を見て「こんな狩猟規制が厳しい中でこのような計画は少々難しいのでは」と思っていました、しかし規制が少しずつ和らいできて今期(12年度)は過去に考えられないような規制の緩和となりました。
しかしそれは「猟期の延長と猟場の拡大、捕獲可能頭数の増加等の許可」をすることで「エゾシカ削減」ができると思っているのですが、何か今一つかけている事がありそうな、というより「ある」という考えの方が強くなってきました。
それは、従来hunterは「殺戮者、殺しや」とか「銃を持っているから危険」とか言われ反面「おいしい鹿肉の調達係、狩猟本能こそ人類の原点、自然のバランサー」等色々な見方で「賛否両論」があります.
しかし考えてみますとhunterこそが「保護管理、削減」という目的を直接行う人種なのです、もっとも行政、団体等関連スタッフなしでは考えられませんが.
これらの事からhunterはまんざら嫌われ者ではなく「少しは社会に貢献している」と思うと勝手に「使命感」なんかも感じてきて何か今までにない雰囲気になってきています。
北海道のエゾシカ保護管理計画を考える
はじめに
その昔蝦夷地には数えきれないくらいの鹿が生息していた。そのころは鹿がいくらいても害にはならなかった、
それはもともと人があまりいなかったし少数のアイヌの人達が食用にしていた程度だったからである、そこへよそから来た人達が開拓を始めたためそれまでの野生生物の環境が大きく変わってしまったまた
このようなことは現実に今でも地球上で起こっていることなのです。
その昔行政によって自由の地を奪われた野生動物は今また行政によって変えられようとしています、エゾシカにとっては「受難の時」になった訳です。
エゾシカは増え続けているのではなく「住む環境が狭くなったため人目に付きやすくなった」だけなのかも知れません。
人間にしてみれば森林、畑、作物等を荒らすということも鹿に言わせれば「自分たちの生活範囲のなかに「森林、畑、牧草地」があり今まで苦労していた「餌」も牧場という食堂があり、鹿にとって人間は大変ありがたい「共存」という、ただそれだけの事なのかも知れません。
前書きはこのくらいにして、具体的にどのようにすれば保護管理計画をスムースに実施できるかを考え検討して見ました。
hunterおじさんの出した検討項目(諸先輩の意見が多い)
1、農林業被害対策として行政が介入して個体数を管理する
個体数の捉え方
2、捕獲時(狩猟)の諸問題、
期間、場所の設定(入林、牧草地等)
3、効果的な捕獲方法
狩猟、駆除
4、狩猟者及び駆除者への依存の問題
経済的援助の考慮
鹿の買い取り、奨励金、運搬、
5、鉛害対策とエゾシカ猟
6、今後の考え方
資源(食肉)としての活用
北海道はエゾシカ牧場
以上の事について検討していきます。
1、個体数の捉え方
個体数の確認調査には「目撃」による方法がとられています又hunterが捕獲した場所や目撃した地域の数による方法等も行っています。また我々は目撃のみで鹿が「いる、いない」を判断しません、
何十年もやってきた方法は「鹿の足跡」を探して鹿の生息状況を確かめ捕獲するための「データ」にしてきました。
しかし相対的な数字をつかむのは大変難しく(おそらく不可能に近い)大体その日によって群れの状況は変わり、さらにあの俊足で広い野山を駆け回っているのですから、又狩猟期間中は逃げ回ることが多くhunterの目撃情報も定かではないかも知れません。
2、捕獲時(狩猟、駆除)の諸問題
この事も個体数を調節する際に大変重要な事です。
*狩猟時期
狩猟期間は鹿の交尾期、妊娠期、出産期等を調べた上で検討し又食肉として最高に活用できる時期等を取り入れた中で行うのが「無駄」がなく「効率」よく捕獲できます。
現在北海道の狩猟期は11月はじめから1月末(一部は2月末)までですが(平成12年度)実際シカは9月頃からおいしくなります
この事は先輩から何度も聞いていました、又1月頃は気温が下がり雪もあるため「山」での餌がとれないため牧草地などに群れででる事が多くなり、このため捕獲効率も結構いいはずです。
シカは夜行性の動物ですから、暖かい時期は夜中に出没しますが、厳寒期には結構日中の暖かい時に行動をします、これは特に「メスジカやバンビ」に多く見られます。
駆除について
削減にはつながりますが、我々hunterから言わせてもらいますと決していい状況とはなりませんなぜかといいますと
狩猟期間中シカを発見して銃を構えるとすでに「シカ」がいないことがよくあります。
、駆除を実施している地域では特にこのような傾向が大きいのです、シカは警戒心が唯一の「武器」なのです。
これではせっかくの駆除も何もならず、ましてやシカ肉の一番おいしい最良の時期「狩猟期」に期待していた捕獲頭数が確保できないことになります。
最近の情報では駆除をやめ(減らし)狩猟期間、区域、頭数、時間等の見直しもあるようです、野生生物の専門家では夜撃ちも進めています。
そして被害の多い地域では環境庁も各自治体の状況判断にまかせる傾向が強くなっています
問題は「自治体」がどのように考えている(くれる)かです
*狩猟場所、地域、区域
よく「シカがでたら保護区だった」とか「作業中入林禁止、牧草地での発砲禁止」などがやたらと目につきます、
いわゆる「撃てない場所」なのです。
この事は捕獲数を確保するのに一番の障害になっていますが
そうかといって、どこでもむやみに発砲する事はできないのですから
シカは禁猟区へ逃げ込んだらもうでてきません、そこが安全な事を知っているわけです
たまにあることは「猟区」で撃たれて「保護区」へ逃げ込んでしまう事があります、又手負いになり死んでいることもありますがhunterはトラブルを嫌い見て見ぬふりをします
下手にその辺をウロウロしていると疑われます。
そしてこのようなことが問題の鉛中毒を引き起こす原因にもなっているのです、たとえばもし撃った獲物が禁猟区で倒れてしまった場合に回収できるようになれば(色々方法や問題はありますが)無駄がなく又問題解決にも少しはいいのではないかとも考えます。
3、効果的な捕獲方法
*クリーンキル
なんと言っても捕獲は銃によるものですから「即死」させる事です、
これはなかなか難しいことで特に猟期にはいると臆病なシカは人を見ただけで走ります、特に狩猟期以外に駆除で「銃」の洗礼を受けたシカはものすごいスピードで逃走します
停止している獲物を射撃するチャンスはほとんどなくなると言ってもいいくらいです。
ましてや春夏駆除はほとんどが捕獲後「埋めてしまう」のですから、ただ奨励金がでる事だけで全く無駄だと思います。
「狩猟期以外の駆除」は肉の活用や環境の事等を考慮し検討の余地はあるものと考えます、みなさんはいかがですか?
お話が少々それましたが、しかし
このような意見はあまり表立って言う人はあまりいません
(あるところから煙たがられるからです)そしてこのような状況をつくったのが我々の責任でもありhunterの世界のいやな部分かも知れません。又この際こういう部分にはあえて
ふれていきますので(こうご期待のほど)
4、hunterへの依存の問題
*経済的援助の考慮
保護管理、削減は行政の中で行っているのですから、hunterに一方的に依存するのはいくらhunterが趣味であるからといっても「一般的」に見て少々ムシが良いのではないか、とも思います。まして最近は捕獲調査等結構煩雑な作業が要求されています、
狩猟(シカ猟)は相当なお金がかかります。
日程と時間、銃他装備品、猟友会費、狩猟税、宿泊、車両等
本格的にやるならかなりの費用がかかります、又わが国は治安国家で基本的に「銃」の所持は一般的には許可されず、そのため所持には厳しい規則があります、毎年の検査、3年ごとの更新とhunterはお上との我慢比べみたいなことをやっています(大きな声でいえませんが)
このため年々hunter人口は減少し、平均年齢は上がるばかりです
おまけに狩猟税その他は毎年値上がりしています、そのためやりたくても経済的にできない人も結構います
考えるにhunterは「高い税金やその他を払い」北海道及びその地方自治体に貢献(ボランテイア)しているのです。
hunterは愚痴を言ってる訳ではないのですが
しかるに「免税や猟友会費の減額。諸費用の考慮」等考えていただいても「罰」はあたらないと思います。
ましてや行政事業に協力しているのですから
これからのhunterはボランテイア精神がなければ続かないと思います(ボランテイアでも実費はでますが)
「何を勝手都合のいいことばかりいっているのか」といわれるかも知れませんが
現実問題「50億円」の被害がありその対策としてhunterに依存する以上は「行政側」も何らかの対応をしてもいいのではないでしょうか、
「削減」を打ち出した以上これらのことも充分に考慮し、実行していかなければ「到達」は難しいとも考えます。
めんどうなところだけを「hunterに依存して」というのはそろそろどうか、と考えます。
*シカの買い取り、奨励金、運搬
hunterは殺戮者ではない
獲物は必要なだけ捕れば良いとhunterは思っています。
そのため必要以上に捕獲した場合その処理に困ることがあります、処理のいい肉は商品価値が高いのですがhunterが売り買いする事は禁じられています、
要するに処理のいい肉を「買い取り」してくれるところがあればいいのですが(現在あるが受け付け量が少ない)
又そのような場所が少ないためにhunterはせっかく捕獲したシカをいいところだけとって後は捨てる事になってしまいます
ですからこの事が実現されればhunterは捕獲に専念でき「保護管理計画」もペースが上がるはずです。
又駆除も「雀の涙」ではなくもっと張り合いのでる金額にして頂き又活用面も考慮する余地はあると考えます。
運搬
又、シカは大型動物(40kgから130kg)ですから倒しても運搬が大変です、そのためhunterは各自「高級な車両」を導入しなければなりません、しかし大半のhunterはそれができません。
シカは一人一日1、2頭までですがもしも、3人で6頭捕獲した場合運搬は困難です。
買い取りと同時に運搬も考慮すべき事なのです。
以前、沢でカラスがたくさんいたのでいってみると、ただ倒しただけのシカの死体がありました、これは後で分かったのですが「回収できなかったのではなく捕りすぎたため回収できなかったのです」
要するに許容量以上に倒したため回収しても運搬できなかったのです。
5、鉛害
ここ数年問題になっているのは北海道だけの問題なのでしょうか?
問題の鉛弾頭は今まで捕獲したシカから何十個と摘出しました、では鉛弾頭は物理的にはどのようになるかと言いますと
重さが150グレーン(9.72グラム、1グレーンは0.0648グラム)であればこのうち鉛は100グレーン(6.48グラム)です、しかしこれは一般的なもので種類によって多少は変わります、
今まで摘出した弾丸の鉛の量は65グレーン(4.2グラム)平均です(摘出した30個の平均)よってもしこれらの摘出した弾丸が貫通していたならシカの体内には35グレーン(2.27グラム)の鉛が残存していることになります。
しかしこれはあくまでも物理的計算上のもので推測にすぎません、なぜかといいますと残りの35グレーンはどこにあるのかは分かりません、熱で体内で溶けてしまったのかもしくは分散して貫通時に一緒にでたのかは分かりません
そしてこの体内にいくらか残った鉛が今環境問題になっているのです、
実際ワシ類が鉛中毒になっているのですから手は打たなければなりません、それで色々と策を練って「鉛弾」は使ってはいけないということに決まって、行政から通達があり「銅弾」を使用するようにということですが、これには問題がたくさんあります。
*まず、鉛弾には150年くらいの歴史があり膨大なリローデイングデータ(実弾をつくる時の弾頭の重さにたいする火薬量等のデータ)がありそれを弾頭を変える事により「やり直さなければならない?」事になる可能性がある。
*銅弾は貫通力があるため手負いをつくりやすいといわれている、又比重が(鉛に比べて)少ないため命中精度が落ちるのではないか、とも言われています、そのため射撃競技などでは鉛弾のみが使用されています。
対策として考えられること
そもそも真鍮に覆われた鉛を使うのは鉛の比重と獲物に命中したときの問題なのです、命中した弾丸は外側の真鍮がめくれて鉛が露出します、露出した鉛は柔らかいため変形します
そのためダメージが大きくなり捕獲が容易になるわけです。
銅弾の場合はこの「めくれやつぶれ」がないため獲物を貫通してしまい手負い(半矢)をつくりやすくなります。
以上のような事から考えますと問題は「鉛」ですから
要するに「鉛と同じ比重があり、さらに同じ柔らかさで「無害」の金属(物質)があればいいのですが、(ちなみに「カネボウ」で開発した比重13の合成樹脂がありますが高熱の問題は?)
この事が解決されれば世界中の鉛害問題は解決されるかも知れません、ただし現時点では難しいと思います。
hunterがシカ肉のいいところだけをとって残骸はその場に放置するという問題で
実際には車に乗せることができないためと,もし積んでも「解体の場所」や「凍り付いてしまったとき」など色々不都合が生じるために「やむなく」山中で解体ということになります、又そのとき穴を掘って埋めようにも厳冬の山中はそれこそ「重機」でもなければ到底困難です、けれどこれは回収をしなければならないのであり又問題がでてきます。お話を整理しますと、
1、鉛弾頭を使用してはいけない。
2、獲物は全部回収する。
と、問題はこの二つなのです、この事からいえることは
回収をどうしてもやれ、ということになればシカ猟hunterは減少します、それでは「削減」につながらず逆効果です。
そこで hunterおじさんは思いました
「シカを減らす」のが行政事業であれば「捕獲したシカの回収」も同じ事業の一環ではないでしょうか
であれば
「捕獲はhunter、回収はお役所」であってもなんらの不合理はないのでは、とも思います。
ところがこれではhunterの「勝手な言い分」になってしまいます、そこで提案です
「保護管理事業協力助成制度」見たいのを設置しては、という考えです、
そうすればhunterは多少無理をしても(お金がかかっても)残滓をステーションへ持ち込む割合が多くなります、
おまけに(少々勝手な言い分になりましたが)この助成により「保護管理事業の狩猟活動経費」として活用できるので
hunterによっては狩猟期間中を「保護管理事業」に没頭できるhunterもいるはずです。
又今まで「日陰」の存在であったhunterおじさんたちにも
張り合いがでるというものです、何でもかんでもhunterに依存では虫がよすぎるし無理というものです。
さて「hunterおじさんのひとりごと」もそろそろおわりです
勝手な事ばかり言ったので「たまげた」方もいらっしゃるのではないでしょうか、でも今までこのような事を言えば
白い目で見られ「あの野郎生意気だ」とか言われるに決まっているので、今までだれ一人として余計なことを言った人はいません。
私は幸せです。
思うに「海の漁師」は組合もあり統率がいいのに「山の猟師」はどうして統率が悪く自分の事しか考えない人が多いのでしょうか (変なおじさんの集団ですからネ)
6、今後の考え方として(資源としての活用他)
*食肉としての活用について
日本人の食生活の中で肉といえば「牛、豚、鳥、羊等」です、しかしヨーロッパではそれらに加えてシカもはいっています
「エゾシカ」の肉は最高に品質の良い肉です、しかしよくドライブイン等で売られている鹿の缶詰などはあまり人気がないようです、知名度もありますが、聞いたところによれば「獣のにおいがする、臭い」というような先入観があるようです
これは一般に「肉」というのはいわゆるスーパーとかにある「商品」を言っているのであって、これはただ調理するだけの状態ですから、考えてみればシカ肉もこのように調理するだけの状態で販売すれば、近い将来スーパーの店頭に並ぶこともあるはずと思います。
*北海道はエゾシカ牧場
北海道はそれ自体が牧場のようなものでシカにとって最高の環境です。ここは海に囲まれた島なので漁業が盛んです
「鮭」は川にかえり産卵してその孵った稚魚が海へ帰り又同じ川へ戻って産卵するというサイクルでした
水産庁が孵化事業を始めてから「鮭」の定置網での漁獲数が上がりました。
このような事業は国の単位で行わなければできない事業です「海や川が鮭の牧場」なら「山や森はシカの牧場」と言ってもいいくらいです。
問題は「日本人の食生活にどの程度馴染めるか」です。
hunterの考えは諸先生方や各分野の専門家とはかけ離れたところもありますが、
要は「今の問題をどのようにして解決の糸口をつかむか」なのです。
以上思ったまま勝手に言わせていただきましたが、あくまでもhunterのひとりごととしてお聞きくだされば、と思います、
そしてどなたか「これはこう思う」意見などございましたらぜひご教授お願いします。問題の解決の糸口が見つかるかも知れません。(掲示板を活用ください)
hunterは自然保護活動などはあまり縁がなく得意ではありません、ただ現状から見て
「どのような方策があるのか又よいのかを考えただけです」
最後までお付き合いくださいまして有難うございました
今後も色々な考えや皆様の意見など公開していきますので、どうぞよろしくお付き合いお願いします
| お知らせ |
掲示板にはどのような情報でも結構です、個人的なことでも(皆さんの連絡の場としてや)銃、犬、車、装備品、捕獲情報,林道等交通情報,その他,何でも活用して下さい、
なお,掲示板情報は内容に問題がなければ「hunter情報」のほうへ公開しますので,詳しい情報は「メール」にてください〔写真も可能〕
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