砂漠化について
 主に発展途上国の放牧地や農作地で土の中に含まれている栄養分が失われて植物などが育たない不毛の土地になっているという状態が広がっている。これが砂漠化である。
 砂漠化は、食べものを作り出す土地がなくなってしまうということであるから、食糧不足を生み出す原因である。故に多くの人の生き死にに関わる重大な問題であるといえる。
砂漠化の原因
 過剰な家畜の放牧によって、生えかけの芽なども食べられてしまい植物が育たなくなる、農業や商業伐採のためにと地が切り開かれて風雨に浸食され土の栄養分が失われるなどが原因である。これによって、全地球で年間6万平方キロメートル、九州と四国をあわせた面積とほぼ同じ土地が砂漠化している。(UNEP)。
 ある土地の人口が増える
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 人工を養うために必要な家畜が殖え牧草が食べ尽くされる
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 草のなくなった土地が日光にさらされ乾燥して砂漠化する
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 牧草を求めて人々はほかの土地に移り住む
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 ある土地の人口が増える


  ある土地の人口が増える
       ↓
 人工を養うために必要な家畜が殖え牧草が食べ尽くされる
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 土地が水分を蓄える力が減る
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 上空に雲ができにくくなり、雨が降りにくくなる
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 草の成長が遅れ乾燥して砂漠化する
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 牧草を求めて人々はほかの土地に移り住む
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 ある土地の人口が増える

  砂漠化を防ぐために
砂漠化をくい止めるために、各地で様々な試みが行われている。
 アメリカでは、政府が農家に援助金を出し、全農地の10%に当たる土地での耕作を中止させた。これにより、酷使された農地を休ませることによって土に新たな栄養を蓄えさせようとしたのである。
 また、農地に木を植えることで砂漠化を防ごうとしている地域もある。(農林複合経営)植えた木が防風林の役割をし、土地を風雨から守りながら栄養分を維持するのである。

このような取り組みの問題点
 前ページのような方法は経済的に余裕がある国であるからできることであり、大規模な砂漠化に直面しているインド、中国、アフリカなどでは困難である。
 明日の食糧の確保でさえ困難であるので、土地を休ませる方が後々のためには、有利であると理解していても、栄養分が失われた土地で耕作を続けるしかないのである。そして、酷使された土地は砂漠化していき、食糧不足をさらに悪化させることとなる。このような悪循環が、インダス川流域、中国内陸部、サハラ砂漠周辺などの砂漠化を生んでいるのである。

この知識だけは、絶対必要、砂漠化について

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