1.斜面をつくる
運動エネルギーや位置エネルギーを扱う単元では斜面上に台車を走らせる実験がよく行われます。このとき台車の走行線が一定しなかったり、斜面から水平面に降りるときになめらかな走行ができなかったりしてけっこう思うような結果が得られないことがよくあります。
高校生のころ鉄道研究部にいた私は、HOゲージのフレキシブルレールを使って解決できないだろうかと思っていろいろな模型屋を探しましたが、今HOゲージは主流ではないようで手に入れることはできませんでした。この方法では左右方向にはかなり自由に曲がるが上下方向にはほとんど自由に曲がらない上に、あったとしても高価なのでプアな私としてはあきらめざるを得ませんでした。
何かよいものはないものだろうかとDIYの店をのぞいたとき、店の片隅の電気工事材料のところですばらしいものを見つけたのです。それはコードを床に這わせる時に使うプラスチック製のカバーだったのです。正式の名前は何というのか分かりませんが、2mで160円程度(安い!)しかも曲がりやすく適度の弾力があり、ハサミでも切れる(使いやすい!)、という優れものだったのです。
車輪の間隔に合わせてレールとして使えば走行線は常に一定になるのです。しかも弾力性があるので大きなRで斜面と水平面との間で曲がり、台車はなめらかにその間を走行するのです。
