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其の1
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真説「ゴジラ」?
ゴジラは日本上陸を避けた。
「工場は否認可されるスピードより断然早く生まれる、有害な化学物質の数々を川に海に垂れ流す。潜伏期間の長い即効性のない毒なら、大量毒殺犯人の割り出しも困難であろうと化学者ならぬ化学屋は判断していた。
ゴミは生き物のよう、格納力を失った“宝”の島からレミングスの如く集団自殺を次々敢行し、遂に海洋汚染は<これから登場する彼>に日本上陸を余儀なくさせ必至となる。
皮膚の厚さだけで1m近くあるであろう。彼にとってさぞこそばゆい程度の電流が流れる高圧送電線鉄塔が、足元に纏わりつく。巨足一歩でおよそ100人近い群集がまとめて、次々これら蟻の行列が沈黙させられるが如くスクラップされていくであろう。そう想われた・・
当の彼は波打ち際で立ち竦んだ。送電線網を、いや気味の悪い蜘蛛の巣を眼下に眺望していたのだ。中心部では、蜘蛛の様な物体がウジのよう溢れ返っていてなんとなく近寄りがたい。蜘蛛らしきものが毒を持っていたとして、彼はそれを恐れるに足らぬものとするであろう。だが、彼は送電線を見るや否や黒い海にその巨体を翻し、想像と一転足早に水の闇へその姿を失くした。
訳はハッキリわからない。が、ともかく一人として犠牲者を出さず助かった・・・・」
無論これらはフィクションであり、本当の映画「ゴジラ」ではこの大怪獣が火を吐き都心でひと暴れこそする展開となるのだが。
[ガン撲滅]の夜明けは来ない
いまの健康食ブームの起点には、これだけ進化した現代が手を拱いているガン等の難病の<青い影>の存在があった。ブームの効果は大きく、誠それは賛辞に値されよう。だがこれで、「人類万歳!」を連呼するほどコトが大体的解決をみたとは単純に思えない。
世界レベルでは近未来人口爆発は必至なのだが、日本は反面、今後少子化の波人口を大きな比重減らすことが予測されている。が、ガン死亡数はその動向並び先の健康食ブームに予測されるグラフと逆行しているとみるべき、大きな目減りを示さないであろう。
食品や触ったり・身に着けたり・観賞したり・匂いをかいだりする製品などに利用・適用される、様々な化学合成物質。驚くことに毎日、新しい化学合成物質がたった一日の間で約3,000種!この世では生み出されている。そんな中、新しく危険な発ガン物質が年間通せば恐らく指の数では間に合わぬほど生み落とされていたとして、それを誰が不自然と思うだろう。勿論、繰り返される試験・追試験を通し充分安全が確認された上、市場には送り出される(・・・ハズである)。しかし、長い潜伏期間を要するものはどうだろう?「体質の多様な人間に対しても、全て保証されています。」と言えば、半分嘘くささも感じられないだろうか?また根本、様々な失態が一部露見したりする<メーカー>というほんの一存在位置を絶対視するってのは、地下鉄にサリンを撒いても「我が尊氏を信じれば、すべて理解できる」って感覚じゃないのか?
発ガン<物質自体の多様化>のみに尽きず、細胞ががんに誘引される<環境の多様化>も懸念されるのではないか?
現況の不景気に伴い、いま一時暗礁に乗り上げている「リニアモーターカー」路線敷設。それの発する「電磁波」のレベルの高さは、悪い方に傾けば<殺人級>という言い方になるだろう。(後に触れるが、「リニア−」の走るメカニズム上に「変動磁場」という好ましくない環境が生まれる。)これが日本の大動脈となった暁には、すべてを悲観し、人間廃業希望者が激増したとして主観上別段違和感を感じない。それ以外の乗り物も、携帯電話、各種電化製品どれをとっても発生するこの「電磁波」というものが、がんと密接な関係あるらしいからだ。だが疑わしき事実が多数あるというだけでは、ことは立件できない。
遺伝子組み換え食品、クローン人間等もそうだが、もし<危険度>とは言い過ぎなら<不安度>と言おうか。それを拭うもの自体は存在しない。かといって、過剰に恐れるあまり食糧危機が来ても「組み換えのヤツはダメだっ!」てハンストするのも、全く電化製品のない生活や電車の走らない世の中ってのも滑稽であるし「チョット、違うぞ!」と思える。ただ、今必要なことは「皆なが識る」ことであり、「民意」という「英断」もそれからでなければ始まり得ない。
ただこれだけは言おう。食生活の改善だけでは、結核が現代病でなくなったような、霧の晴れたような[ガン撲滅]の夜明けは間違っても来ない。むしろ、常に<多様化する>現代という性質を冷静に見渡せば「梅干しを毎日食べてるから大丈夫。」っていう様な甘い(酸っぱい?)認識が、片手落ちなのは明白だ。
そして今回の主役、ここに「電磁波」という謎のミスターXなる不審者が登場していた。
ガンのガンは誰だ
豊かな生活のツケであろうが、工場は車は温室効果のある二酸化炭素や多様な有害な気体をランダムに、肺の大切な糧[すなわち空気]を真っ黒な炭のふりかけご飯にするかの如く撒き散らす。オゾン層は次々虫食いができ、この化学作用は世界の事件簿として挙がっているオーストラリアに限定されるものではなく、いずれというより100年以内の近未来日本でも皮膚ガン患者が急増してしよう。
タバコを吸う亭主は勿論、その副流煙に預かる妻子は巻き添え。吸う本人以上、ガンの病魔に好かれる確立が高いというのは定説。
食スタイルがアメリカに向き過ぎた絡みもあろうが、何が原因か日本人には少なかったハズの前立腺ガンの伸び率がキレイなグラフの比例線で書き表わせられた。乳ガン、子宮ガンが公平を逸し女性らに傾倒しているかと思いや、男性らにも誠均衡を図るべくガンが開かれてきた。(知らない人の為記せば、「前立腺」とは男性にしか当然備わっていない<精子を作る体内の工場>である。)
水は大丈夫か?発ガン物質とされるトリハロメタン入りの庶民の愛飲するひと味付き水道水なら、私でさえもう40年近く飲んでいる。でも、もうそろそろヤバイんだろうか?空気はどうだ?むしろキレイな空気であるほど街は過疎化し、理不尽このドロドロな都心の空気に人は自らその身を放り込む。
あのチェルノブイリの原発大爆発事故は、日本には全く関係なかったのであろうか?いやそれより、もっと身近にいつでも浴びている不可解なものがある。
♪ 「電磁波」〜って何だっけ、何だっけ
日本で緘口令が引かれた訳ではないだろうし、環境問題も過剰な山積み状態であるが故の後回し・知らんぷり政策という訳でもないだろうが、見えない「電磁波」については大騒ぎすることはなかった。
その影響がハッキリ確認とれぬものであるなら、これ以上論議しても仕方ない。遺伝子組み換え食品、クローン人間ETC.。結局誰かが犠牲になりコトが起こってからしか始められない性質のもの。そこでこれらに対す政策のあり方を「後手イズム」と言おうか。
そう「大気」や「水道水」同様に、「電磁波」の場合体表に・また体表を通し内部に長い歴史を積んできただけに、突発的に発生した事象と同等の扱いを受けるべき性格とは違う。もし彼(「電磁波」)の行為が悪行であるなら、既に幾何学的な罪数を重ねている。だが、証拠不十分でまた釈放されてしまうのである。
欧米での「電磁波」のガンへの関与は、多数派公認の事実であり、流行発信地の情報収集力に卓越したハズの日本人の嗅覚がここでは鈍い。「いや、鈍らされている?」「ん!誰かにとぼけられている??」
「電磁波」に関する書物は、大型書店においても少ない。全く目にしない店も少なくない。裏腹、携帯電話の人口は多数派レベルを超え破竹満場一致レベルに崇めれた。かつての電磁波防止グッズも、静かなブームで停滞したままといった印象を受ける。
因果応報を考えて行動する人間にとって「電磁波」は、結果が「見えにくい」モノだからか・・・
企業は利益を無視してまでも我が身を守ってくれるか?
放射能が危険であることは、誰もが知っていよう。仮に電化製品のすべてが、実は運転時にあの放射能を発するという仮想をしてみた。どの家庭の家の中も、見渡せばいつの間にか積雪の如く電化製品だらけ。「それじぁあ仕方ない。みな家を出ようか!」って、それさえ後で空しいことに気付かされる私たち。
「おや何だ!銀行も喫茶店もみな、暖房だ冷房だ自動ドアだ。まして自動キャッシングATMとな??ほうさすがじゃのう、これら<便利>な動力の主に褒美を使わす。連れて参れ。」凶暴な殺人犯を、正面からバカ殿様の面前に据える。そう、家に居たって・出たって、電車に乗ったって殿様になってしまった私たちの周りにはお命頂戴の連中がうようよ。
「殿!危険でござるこの時代は。」
「電磁波」は放射能ではない。だが安全だという確約もない。というより責任の所在は幽霊のところにあり、日本の最大の欠陥法というべきPL法(製造物責任法)ではメーカーも国もこの命の補償をする義務を唱ってない。
色々な企業の裏事情に憶測・妄想を働かすと、どうやら既述の仮想を単なる茶番と片付けるにはチョット抜かりもあろう。「自分のことくらい、自分で守れ!」という世情を読み取るべきなのかも知れない。
ゴジラでさえ避けた高圧線。電流を恐れた訳でなく、無論「電磁波」ということになる。いや、「電磁波」をも恐れぬ人間を怖がってくれたのかも知れない。
そして「知らぬが仏」とは、知らないとこの世の人にあらず「仏」になってしまうことなんだと深読みしたりする。
24時間営業電磁シャワーボックス
そうだ、「電磁波」のことをまず知らないといけない。だが堅苦しい話はめまいがする。なら、なるだけ簡単なことだけ拾い上げよう。
「電磁波」とは、携帯電話・無線機などの「電波」、太陽などの「光」、レントゲン撮影の「X線」、ウランなどから発する「放射線」などを総称していう。電子レンジなどで使われるマイクロ波は「電波」の一種で、人間がチンされた時のことを思えばその有害性も確認できるであろう。「光」の仲間の「紫外線」も実は3種の分類があり、日焼け効果で済むものと皮膚ガンを促進させるものがある。
「電磁波」の種類はそれが持つ特有の波長によって、その種類・性格が決まる。単純には、例えば1秒間1万回振動する(波打つ)「電磁波」もあれば、10回程度しか振動しないものもある。さらに単純に「放射線」など振動数が高い(反比例し、波長は短くなる)ものだけが怖いのでなく、「光」よりはそれよりグッと振動数の低い(波長は長くなる)「マイクロ波」の方が怖かったりもする。
また、「電磁波」はその波長が短いほどエネルギー性を持っている。「マイクロ波」にしても、それが電子レンジの熱エネルギーとして使われることを考えるといい。だが今回の主役は、それよりグッと周波数の低くエネルギー性に乏しい「低周波」にスポットを当てる。
こと「マイクロ波(3〜30GHz)」より、更に振動数のかなり低い「低周波(特に30〜100Hzあたりが問題視されている。)」が一見おとなしそうに見えガンなど人間様に理不尽な悪さを働くと噂が立っている。そもそも、ことは波長の長さに起因するところがある。
まず「マイクロ波」の波長は人間の臓器の長さに近く、音楽通ならご存知であろう波長が合うと「共鳴」という物理作用が働くことが知られている。<人間の臓器が、「電磁波」を受ける丁度いい長さの「アンテナ」になる。>と考えるとわかりやすいだろう。臓器を「共鳴」させることが、ガンに結びつくのか、逆に健康促進となるのか今だハッキリした解明はない。現実では骨折時に細胞分裂を早く促し治療が早く進むことなどから、直接患部に「マイクロ波」を照射する治療法が多くの医療現場で用いられ常識化している。反面実験の分野では、腫瘍に当ててもその細胞の分裂スピードが高まるという不気味な結果をも出している。
「低周波」は、人間の全長と共鳴する。またそのエネルギー自体は弱い反面、人体におけるそのエネルギー吸収率は他の周波数帯に比べ10倍近くに達するという、<福転じ災いとなる>というべき性格がある。細胞分裂が顕著な時期(性交による受胎期や小児の著しい成長期)には小児ガン、白血病、脳腫瘍、奇形児、流産などの原因となることが(米国などの)疫学調査でハッキリしている。ただ、その相関、メカニズムが正確に掌握されていないことも事実だ。
そしてこれが一般電化製品や高圧電線などから、ひっきりなしに漏れ四六時中私たちは「電磁波」のシャワーを浴びているというのである。
電磁波対策後進国日本
他国では、「電磁波」が犯人であると容易に推測される事件が多数報告されている。特に、一見善人風にも見える「低周波」こそ原因であると判定されるものがメインだ。
仮想日本では仮に彼が罪人であっても、罪という定義が記された六法全書が配られていないので、かじりの知識のキリストの「隣人を愛せ」により善人も罪人も同等我が家へ住まわせてしまう。「電気」も、それにより生ずる「電磁波」もそれをはかるものさしなんて与えられていないから、「おらんとこは、誰も悪か者などおりませんだ!」という按配、誰もお上に罪人を差し出す者など物理的生まれないことになる。
現実日本でも罪人「電磁波」がうようよそこらじゅう蠢いていても、それが報告されるということは物理的起こり得ない。チクるという発想さえ存在しない世界に垂れ込み屋はいない。
だからまず、私たちの大好きなアメリカに学ぼうではないか。(ゴジラもアメリカへ行ってしまったことだし。)
日本も、こと「電磁波」にウルサイ海外に向けては、電化製品の電磁波漏れの許容量基準値を超えない努力を行ってる動向も見受けられる。
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