あ〜てぃちょ〜く
あ〜てぃちょ〜く
アーティチョーク(キク科チョウセンアザミ(キナラ)属)
学名:Cynara.scolymus
別名:チョウセンアザミ,アルティショー
|
キク科Compositaeチョウセンアザミ(キナラ)属Cynaraのアーティチョークは、地中海沿岸の原産で、フランスやイタリアで特に好まれるハーブ野菜です。
花も葉も茎もアザミにそっくりですが、何倍も大きくなり、蕾などは握りこぶしほどになります。
この蕾を主に食用とします。
アーティチョーク自体には野生種はなく、南ヨーロッパに分布する多年草の、カードゥーンCynara.cardunculusがアーティチョークの原種とされています。
ヨーロッパでは、すでにローマ時代から食されていたといわれ、今でも日常的に使われるポピュラーな野菜です。
フランス料理で有名ですが、イタリアで食べられていたアーティチョークをフランスへ伝えたのはフランス王妃としてイタリアから嫁入りしたカトリーヌ・ド・メディシスで、彼女は大好物のアーティチョークを食べすぎてあやうく命を落とすところだったとか。
日本では気候が適さず、三浦半島などで少量作られている程度で、大半はアメリカ、イタリアから年間を通して食材として輸入されます。
属名のCynaraは、「犬」の意味で、総苞の先が鋭くとがっていて、犬の牙に似ていることから、また種名のscolymusは、黄色い花を咲かせるアザミに似た植物の古名から来ているそうです。
又、別名チョウセンアザミとありますが、朝鮮半島とは無関係で、由来は不明です。
栽培
比較的丈夫な植物ですが、背丈は2〜3メートル、花も大きいものでは直径15cmほどにもなり、栽培には広い面積が必要です。
種は3月〜4月,9月〜10月に蒔きます。
日当たりと水はけが良く、元肥をたっぷり施した肥沃な土地に植えます。
冬は暖かく、夏は涼しい降雨量の少ないところが育てやすいようです。
株張りがよいので、30〜50cm間隔で2〜3粒づつ点蒔きします。
覆土は1cmくらいです。
土が乾ききらないように注意し、多肥を好むので肥料は充分に与えます。
月に2〜3回液肥施すと良いでしょう。
寒さには比較的強く、強い霜の降りるところでも越冬します。
花は7〜8月に、充実した株からは20〜30輪も咲きます。
常緑多年草で、花を採取した茎を株元から刈り取ると脇芽が育ち、翌年また花をつけます。
病害虫としては、アブラムシが発生しやすいので注意しましょう。
収穫
収穫期は6〜8月です。
但し、1年目は株をしっかり生育させるため、収穫は2年目からにしましょう。
2年目の初夏には1株から20〜30数個の蕾が取れます。
開花する少し前で、蕾の直径が5〜6cmになった頃が収穫の最適期で、肉厚の蕚がたくさん重なりあったものが良質です。
花が咲いてしまったものは食用には不向きですから、そのまま花を楽しんだり、切り花にしても素敵です。
用途、効能
薬効としては、肝臓と腎臓,すい臓と腎臓の間の血液循環障害に役立ち、血液の浄化を助けます。
その他、消化,便秘,強壮作用,利胆,利尿等に効果がある健康食品と言えます。
収穫した蕾を食べますが、ホクホクしたイモのような味わいがあります。
丸のままゆでて使うことが多く、アクが強いので、レモン汁と塩を入れた湯に、茎を切り落とし切り口を下にしてで30〜40分ゆでます。
ゆで上がった蕾は、蕚のつけ根と中心の花芯を食べます。
蕚は1枚ずつ手ではがして歯でしごきながら、好みに合わせてドレッシングやソースなどをつけて食べます。
花托の部分はグラタン,フリッター,サラダ等にします。
又、真ん中をくり抜いて、詰め物をしてもOKです。
|
はぁぶにもどる
はじめにもどる