栽培
大変丈夫な植物で、簡単に栽培できます。
種播きは春または秋で、通常は秋播きで10月上旬頃に行います。
乾燥気味の所を好み、日当たり、排水の良い場所を選び、直播します。
種が見え隠れする程度に覆土しておくと1週間程度で発芽します。
発芽後、最終的に30cm間隔程度に間引きします。
肥料は植付け時に元肥与える程度で、後は必要ありません。
水やりは、土の表面が乾いたら与え、やり過ぎには注意します。
殖やし方は、放っておいてもこぼれ種で殖えますが、3〜11月に株分けも出来ます。
収穫
生で利用する場合は随時。
乾燥させて保存する場合は、夏から秋にかけての開花前に、地上部を刈り取り日干しして乾燥させます。
繁殖力が旺盛なので株が蒸れないよう収穫はこまめに行いましょう。
用途、効能
ギリシャ、ローマ時代から薬草として知られていた植物で、全草に配糖体ベルベナリン、ベルベニン、ルベナシット、タンニン、サポニンなどの成分を含み、抗炎症、鎮静、不眠、発汗などに効果があります。
漢方でも、通経、下痢、女性疾患などに用いています。
内服するには、ティーが一般的で、乾燥させた地上部5gに、熱湯カップ1をそそぎ、1O分蒸らして1日3回飲みます。
また、煎じた液でうがいをすると歯肉炎、口臭、のどの痛みなどに効果があります。
外用には、新鮮な葉をつぶして患部に塗ることで、皮膚疾患、膿瘍、打ち身に利用します。
不眠には、ホワイトリカーに1か月ほど漬けた薬用酒にすると効果倍増とか。
注意点は、月経困難など女性疾患にも効果がありますが、反面妊娠中は使用しないで下さい。