びゅぅぐる
びゅぅぐる
ビューグル(シソ科Labiataeアジュガ(キランソウ)属Ajuga)
学名:Ajuga.reptans
別名:アジュガ、セイヨウキランソウ
セイヨウジュニヒトエ、カーペンターズハーブ

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アジュガ(キランソウ)属は、世界に50種ほど知られており、日本にもジュウニヒトエ(Ajuga.nipponensis)、キランソウ(
Ajuga.decumbens)などが自生しています。
ビューグルはヨーロッパ原産で、自生地ではかなり広範囲で雑草化しているようです。
別名アジュガですが、園芸的にはこちらの名前がメジャーですね。
草丈15〜20cmの匍匐性常緑多年草で、日陰にも耐えるため、広範囲でグランドカバーとして利用されています。
また、学名のreptansもラテン語で「匍匐性」という意味だとか。
5〜7月に花茎を15cmほど伸ばして、日本のジュウニヒトエに似た小さな花を穂状につけ、別名もセイヨウジュニヒトエ(西洋十二単)。
多数の園芸品種があり、葉色の基本は、暗い緑色ですが赤紫や斑入り種などもあり、花の咲かない季節でも十分楽しめます。
また、花色も紫系が主体ですが、白やピンクもあります。
栽培
園芸分類は耐寒性多年草で寒さに強く、寒さで株が枯れることはないようですが、霜に当たると葉が枯れることがありますので、葉枯れ
防止には霜よけが必要です。
栽培場所は、土質は特に選びませんが、やや湿り気がある半日陰が適しており、日当たりの良いところでも栽培は可能ですが、乾燥を嫌
いますので、湿り気を保つ事に注意することと、夏の直射日光は50%程度遮光した方が良いでしょう。
ただし、湿り気を保つといっても水が溜まるような状態は嫌いますので、水はけには注意します。
種から育てる場合は、春または秋に直播きし、10日程度で発芽しますので、生育とともに最終株間が30cm程度になるように間引きます。
株を手に入れた場合もこの間隔で植え付けます。
肥料は、与え過ぎると茎が伸び過ぎて花つきが悪くなりますので、元肥として緩効性の肥料を与える程度で後はあまり必要ありませんが
、花後に株の状態を見て、液肥などを追肥します。
そのまま植えっ放しでもよいのですが、数年栽培して生育が弱まってきたら、腐葉土などを鋤き込んで植え直すか違う場所に植え替えま
す。
殖やし方は、株分けが簡単で、ランナーを伸ばし先端に子株を生じますので、これを切り取って植え付けます。
時期は春または秋が良いでしょう。
その他管理としては、花後は株の衰弱を避けるため、すぐに花茎は根元から切り落とします。
また、梅雨時に株が蒸れて枯れることがありますので、茂りすぎた場合は適当に刈り込んで風通しを良くします。
病害虫としては、ハダニやアブラムシが付きやすいので注意します。
収穫
周年、茎葉をフレッシュまたはドライにして利用します。
用途、効能
かつてはカーペンターズハーブといわれ、特にヨーロッパで、薬草として盛んに用いられていましが、現在はグランドカバーなどの園芸
用が主体となっています。
薬効としては、高血圧、打撲の鎮痛、止血などが上げられ、うがい薬としても利用されたようです。
外傷には茎葉の浸出液を塗り薬として利用し、内服には乾燥葉をハーブティーにして飲みます。
また、ティーを冷やしたものをうがいに利用したり、さらに蜂蜜とミョウバンを加えると口内炎にも効果があるとか。
現在の主な利用は、園芸用のグランドカバーですが、一部地域ではその成長は早さも利用して、遊休地や土手などの雑草避けとして注目
を集めているそうです。
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