ちぃぜる

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チーゼル(マツムシソウ科Dipsacaceaeナベナ(ディプサクス)属Dipsacus)
  学名:Dipsacus fullonum、Dipsacus sativus
  別名:ラシャカキソウ(羅紗掻草),オニナベナ(鬼なべな)




 ナベナ(ディプサクス)属は、ヨーロッパ、北アフリ力、西アジアなどに15種が分布し、チーゼルは、ヨーロッパ、北アフリカ、中東に原 産する耐寒性2年草です。
草丈は1〜2mになり、太い茎には細く堅いとげがあり、葉は披針形で長さ30cmほどになります。
夏から秋にかけて、青から淡青紫色の細かな花を密生した長さ10cmほどの頭状花をつけます。

 チーゼルと呼ばれるものには、2種類あり本来は、フロヌム(D.fullonum)をチーゼルと呼ぶそうですが、近縁のサティウス(別名:フラ ーズチーゼル D.sativus)も単にチーゼルの名前で通っています。
日本には、近い仲間でナベナ(D.japonicus)が自生しています。

栽培

 草丈が1〜2mと大型になりますので、基本的に地植えで栽培します。
栽培は、日当たりがよく、肥沃で排水がよく保水性もよい場所が適しています。
鉢植えで育てる場合は、大きめの鉢が必要ですが、肥料切れを起さないように、2週間に1度の割合で定期的に液肥などを与える必要があり ます。

 その他特に特別な管理は必要ありませんが、草丈を抑えたい場合は、2年目に茎が伸びてきたら、切り戻すとよいでしょう。
殖やし方は、種子によります。

収穫

 一般での利用は主に鑑賞用になりますので、頭花を生け花にしたり、枝ごと頭花を切り取り逆さに吊るして乾燥させドライフラワーにし ます。

用途、効能

 薬用としては根が利用され、健胃、利尿、去痰、発汗などの効果があるそうで、古代ローマ時代には化膿性の炎症治療に用いられていた そうです。

 また、フラーズチーゼル(D.sativus)の花後の小苞葉の先が鉤状に曲がる事を利用して、毛織りのセータなど(羅紗)の毛あし整えるの に利用されます。
このことから、別名のラシャカキソウ(羅紗掻草)があります。
ただし、近年はほとんど鑑賞用が主とされています。

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