でいりり〜
でいりり〜
デイリリー(ユリ科ヘメロカリス(キスゲ)属)
学名:Hemerocallis cvs.
別名:カンゾウ、ワスレグサ
ユリ科ヘメロカリス(キスゲ)属Hemerocallisのデイリリーは、日本原産の野生種の、ニッコウキスゲ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウなどを、園芸用に品種改良したものです。
ユリに似た花は一日花ですが、次々に新しいつぼみが開花してくるので、デイリリー(day lily)の名前が付きました。
終戦後、アメリカを中心に盛んに品種改良が行われ、黄、桃、赤、茶などさまざまな品種がつくり出されてきました。
花形も大輪、小輪、一重、八重など変化に富んでいます。
十年以上前にヨーロッパにも導入されましたが、あまり人気がなかったようです。
属名のHemerocallis(ヘメロカリス)はギリシア語の「1日」と「美しい」の合成語だそうです。
栽培
寒さ、暑さに強い多年草で、元来日本原産なので、日当たりと水はけのよい所なら、苗をそのまま植えれば手入れははとんどいりません。
種子からも増やせますが、開花までに数年かかるので株を手に入れましょう。
夏に休眠する草花なので、根株を植える場合は、秋の彼岸過ぎから10月頃に行います。
日当たりを好むので、半日以上日の当たる場所で栽培します。
春と秋に配合肥料などを株元にひとにぎり程度与えます。
花は一日の寿命しかありませんが、次々に咲くので、花柄はこまめに取り除きます。
寒さの厳しい地方では植えた年の冬に霜柱で根が持ち上げられないように、藁などでマルチングをするとよいでしょう。
秋または春に株分けしして増やします。
タイミング的には、1年に1回株分けを兼ねて、春に植えかえをするとよいでしょう。
アブラムシがつきやすので、株元にオルトラン粒剤などを埋めて防除し、アブラムシがつくようであればスミチオン乳剤などで駆除します。
収穫
初夏に蕾、花を摘み取る。
用途、効能
花色が多彩で、観賞用として人気が高いのですが、鉄分やカルシウムなどのミネラルを豊富に含んでいるので、薬草としても珍重されてきました。
同属のヤブカンゾウやノカンゾウの蕾を蒸して乾燥させたものは中国料理の金釘菜で、鉄分が多いため貧血予防に役立ちます。
開花前の若葉にはほのかな甘味があり、ゆでてマヨネーズや酢みそ、ワサビ醤油など食します。
蕾は天ぷらや、ゆでて酢のものなどで食べます。
また花を朝早く摘んでとっておき、サラダなどの付け合わせに使うことができます。
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