かもみ〜る
かもみ〜る
カモミール(キク科マトリカリア(シカギク)属)
学名:ジャーマン種 Matricaria.recutita(=Chamomilla recutita)
ローマン種 Chamaemelum nobile
別名カミツレ(和)、カモマイル
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マトリカリア(シカギク)属Matricariaは南アフリカ、地中海沿岸、アジアに5種が分布する一年草または多年草。
属名は「母」または「子宮」の意で、婦人病の薬として用いられたことによります。
カモミールM.recutitaはヨーロッパ、西アジアからインドに分布する耐寒性一年草。
ピーター・ラビットの童話にも登場(お腹をこわしたピーターが,お母さんにカモミールを飲ませてもらっています)するほどヨーロッパでは民間薬として愛用されているハーブです。
花に甘い芳香があり、成熟するにつれて、花芯が盛り上がり、この中に甘いリンゴのような香りの精油がたまります。
「母の薬草」「母のお茶」「大地のリンゴ」などの学名、俗名があります。
種類
ジャーマン種
一年草で草丈30〜60cm。
ジャーマン種はローマン種より多くの精油が含まれているといわれ、薬用ハーブとして和名のカミツレといえばこのジャーマン種の事です。
多年草で草丈10〜40cmの匍匐性。
ジャーマン種とちがってガーデニングでポピュラーなのはこちら。
ダイヤーズ種
多年草で染色に使われる黄花
栽培
いずれも育てやすいハ一ブです。
タネ播きは春(4月頃)にもできますが、秋播き(9〜10月)にして冬を越させるとたくさん花をつけるので、収穫が多くなります。
タネはこまかいので、砂などを混ぜてからの直播きをしましょう。
いずれにせよ、日当たり、水はけのよい場所を選んで下さい。
但し、寒さには強いのですが、夏の暑さと乾燥には弱いので風通しには注意。
次の年には自然にこぼれた種で発芽するほど育てやすいです。
多年草のローマン種の場合株分けでも殖やせます。
又、あぶら虫がつきやすいので、発見したらうすめた牛乳を定期的に散布します。
ハーブです、薬品の使用はやめましょう。
収穫
収穫は花は開いてから2〜3日後に収穫しましょう。
花首から摘み取ります。
たくさん収穫できた場合は、乾燥させて保存しましょう。
用途、効能
「母の薬草」という俗名を持つ通り、生理痛、更年期障害など、女性のホルモンバランスの崩れたときの症状によいとされています。
その他にも、冷え、腰痛、頭痛、鎮静、鎮痛、発汗、駆虫、頭痛、神経痛、胃腸病。
効炎効果、不眠症、胃炎、下痢、花粉症、喘息、結石...万能薬ではないか!
なんと、元気のない草花の側に植えると回復させる効果もあるそうな。
それもそのはず、ヨーロッパではこの花でいれたハーブティーを、ひき始めのかぜや食べ過ぎ、情緒不安定などの家庭の常備薬として古くから用いてきました。
風邪薬でカミルレ配合というものをよくみかけますが、カミルレというのも実はこのカモミールのことなのです。
また、体を暖めたり、皮膚をしっとりさせるなどの働きから、入浴剤や美顔術などにも利用されています。
用途も多彩でハーブティーの他、料理、入浴剤、石鹸、シャンプー、リンス、ヘアートニック、ボディーオイルなど。
グッドナイト・ティーともいわれる安眠のためのカモミールティーですが、色々な入れ方があると思いますが、フレッシュの花を7〜8輪ポットに入れて、熱湯をそそぎ、5分程度蒸らします。
カップに注いだら出来あがり。
はちみつ等を入れても良いようです。
さて!カモミール酒の作り方。
ホワイトリカー1.8リットルにフレッシュの花をカップ4杯程度と氷砂糖200g入れ20日間漬けておきます。
カモミールを引き上げ、2ヶ月熟成させてできあがり。
やっぱり、熟成は必要です!
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