けいぱぁ
けいぱぁ
ケイパー(フウチョウソウ科フウチョウボク属)
学名:Capparis spinosa
別名:フウチョウボク、刺山柑(中国)
フウチョウソウ科フウチョウボク属のケイパーは、ヨーロッパ南部(地中海沿岸)原産のつる性の非耐寒性落葉低木で、高さは1mほどになり、枝を横に長く広げます。
花の蕾を主に酢漬け(ピクルス)として利用します。
この酢漬けは南ヨーロッパで2000年以上も食べられてきたそうです。
花は、開くと1日でしぼむ一日花ですが、5月に開花し、淡紅色を帯びた白に濃紫色の長いおしべが垂れ美しく、地中海沿岸の地域では、観賞用にもよく栽培されています。
フウチョウボク(風鳥木)という和名があり、風鳥とはゴクラクチョウのことですが、その由来ははっきりしないそうです。
栽培
性質としては、つる性の非耐寒性落葉低木ですが、一定の温度があれば常緑で、周年開花するようです。
栽培適地は日当たりと水はけが良い所で、特に水はけには注意をし、砂質壌土が良いでしょう。
また、蒸れにも弱く乾燥を好む方なので、夏場の通気にも気をくばります。
暖地では路地栽培が可能で、生け垣として仕立てることも出来ますが、日本では関西以西でも、フレームや無加温ガラス室での越冬になります。
殖やし方は、挿し木,取り木,接ぎ木で、挿し木や取り木をした苗を鉢で3年くらい育て、植えつけます。
ただし、日本での苗の入手は、かなり難しいようです。
収穫
4〜5月頃に蕾を、また7月頃に出来る若い果実も利用できます。
用途、効能
花の蕾は、えんどう豆くらいの大きさで、やや角張った卵形をしています。
また、若くて柔らかいものほど香りが高く、小さなものほど上質とされています。
主に、酢漬け(ピクルス)や塩漬けにされ、カプリン酸と言う辛味成分が含まれており、食べるとほのかな辛みがあり、肉・魚料理などの薬味に利用されます。
特に、酢漬けはスモークサーモンの薬味として有名です。
その他、オードブルや刻んでソース、ドレッシングなどにも利用出来ます。
また、若い果実も同様に酢漬けにして利用できます。
他には、野菜や漬けものとして若い葉や果実を食用とする地域もあるそうで、さらにインド、中近東では根を薬用にしているようですが、効能は不明です。
はぁぶにもどる
はじめにもどる