コルツフットとは、仔馬の足の意味で、綿毛に覆われた鱗状の茎の先につぼみがついた状態を表しているとか。
和名のフキタンポポ(蕗蒲公英)は、頭花がタンポポ、花後に生じる葉がフキに似ていることに由来します。
生薬名としては、蕾の状態の頭花を款冬花(かんとうか)葉は款冬葉と称します。
栽培
性質は、耐寒性で非常に丈夫な植物です。
草丈10〜50cmになり、根茎は匍匐性で、初春に茎の頂部に直径2〜3cmの黄色い頭花を咲かせます。
栽培場所は日当たりから半日陰まで大丈夫ですが、花を咲かせるには充分な日照の確保が必要です。
また、乾燥には弱い方で、適度な湿りけのある場所を好みます。
ただし、常にジメジメした状態ではなく、排水は良くしましょう。
殖やし方は、株分けと種子ですが、同じ場所で4〜5年栽培すると衰弱しますので、株分けを兼ねて移植しましょう。
収穫
利用部位は、花(蕾)と葉で、早春、まだ地中にある蕾を掘り取り日干しにする。
葉は晩春から夏に必要に応じて採取します。
用途、効能
蕾にファラジオール、ルチン、ヒペリン、タラキサンチン、タンニン、葉に没食子(もっしょくし)酸、酒石(しゅせき)酸、リンゴ酸 、イヌリン、サポニンなどの成分を含み、主に鎮咳,去痰や利尿,消炎,殺菌,癒傷などに利用されます。
内服するには、乾燥した花又は葉20gを水500mlから煎じて2/3量まで煮詰め、濾したものを1日3回に分けて飲みます。
ただれ、湿疹、虫刺され等の外用薬としては、前記の煎じたものをガーゼに含ませ、患部に湿布したり、水洗いした生の葉をよくもみ、 患部に湿布します。
また、乾燥させた葉をハーブ煙草や薬用パイプに使用するとか。
だたし、コルツフットには肝臓に有害と言われている、低濃度のピロリジディン系アルカロイドが含まれており、常用したり、多量に使
用しないで下さい。
この為、服用を規制する国もあるそうです。
しかし、煎じる事で、無くなってしまうと言う研究報告もあるようで、ちょっと現状では、真相はわかりませんが、ハッキリするまでは、
内服は避けた方が良いかも知れません。