くれそん

くれそん


 クレソン(アブラナ科オランダガラシ(ナスタティウム)属)
  学名:Nasturtium.officinale
  別名:オランダガラシ、ミズカラシ

 ハーブと野菜の中間、野菜ハーブとでも言いましょうか、最もポピュラーなハーブの一つですね。
クレソンはアブラナ科Cruciferaeのオランダガラシ(ナスタティウム)属Nasturtiumで北半球に6種分布する水辺に生える多年草。
原産地はヨーロッパ中部,中央アジアですが、栽培は14世紀にフランスや17世紀にドイツで始められましたが、その後、北アメリカに渡って栽培され、余りにも気候が適していた為に、現在は完全に野生化して野山に自生しています。
日本に渡来したのは明治3〜4年ころで、こちらも現在は各地の池や沼で自生しています。
葉の形態や香りの有無などで5系統ほどに分けられていますが、大きく分けるとウォータークレスとガーデンクレス(又の名をウィンタークレス、水中ではなく普通の土で育ちます)があります。普通にクレソンと呼ぶときはウォータークレスの方をさします。
日本では、ウォータークレスを「オランダ辛子」,ガーデンクレスを「コショウ草」と呼んでいます。
日本に自生しているのもウォータークレスの方です。
水深などの環境に左右され、つる性,浮性、匍匐性等様々な形態があります。

栽培
 生育適温は15〜18℃で夏涼しく冬暖かい事が条件です。
この温度を満足できれば、いつでも種蒔きはOKです。
水切りかご等に和紙等を敷き、種を並べて水を種の肩に上がるくらい入れます。
種が乾燥しないように霧吹きで水をやり、発芽したら根の先が水に触れるくらいに水位を調節します。
又は市販の水耕栽培容器に直接播いても構いません。
この時も表面を乾かさないように注意して下さい。
露地植えの場合は、日当たりがよくて湿った土地に苗を植えます、庭や鉢植えの場合は水やりをまめにして、乾燥しないように注意してください。
 但し、一般的には挿し木+水耕栽培がBESTです。
市販の水耕栽培容器を利用すると良いでしょう。
最初の挿し穂はスーパーで売っているもので十分です。
草丈10cm位に切り、下から4cmまでの葉を取り除き、水を入れたコップにさして明るい日陰に置けば3〜7日で発根します。
澄んだ水を好むので、まめに新鮮な水に取りかえて下さい。

収穫
 葉と茎を生食しますから利用するたびに摘みとります。
根を残して摘めば、新しい葉芽が伸びてきます。
限度もありますが、摘めば摘むほど新芽の成長がよいようです。

用途、効能
 植物体と種子にはフェニルエチル辛子油を含み、特有の辛味と芳香があります。
ステーキの横には必ず添えてありますね。
ビタミンC、ミネラルの他に鉄分を多く含んでおり、サラダにすれば、クレソンだけで必要な鉄分を補給できてしまうほど、貧血気味の方にお勧めのハーブです。
肉・魚料理の添え素材だけでは不満と言う方は、刻んでソースと合わせたり、さっと湯がいておひたしにしたり、色々と工夫してみて下さい。

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