まだ〜

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マダー(アカネ科Rubiaceaeアカネ属Rubia)
学名:Rubia tinctorum
別名:セイヨウアカネ

アカネ属は、日本にも本州以南の山野に自生するアカネ(Rubia.akane)があり、根から伝統色の茜(あかね)色の染料が採れます。
属名のRubia(ルビア)はラテン語の赤を意味します。
マダー(madder)も「セイヨウアカネ」と呼ばれ、中世の三大主要染料のひとつです。
原産地はヨーロッパ南部、小アジアで、赤色の合成染料ができたため、現在の栽培は激減しています。
染料だけではなく、各種薬用としてもその効果が知られています。

栽培

耐寒性のつる性植物で、ほかの植物にからまりながら生長するので、近くに小型の植物は植えらません。
種播きは秋または春ですが、日当たりと水はけのよい弱アルカリ性の土壌で育てます。
根を利用する場合は、栽培場所を事前に深く耕す事が重要で、これにより根が深くなります。
その他注意点としては、夏の暑さも苦手で夏場は半日陰になる場所が良いでしょう。
乾かし気味に育てた方がよいのですが、極端な乾燥を防ぐため、根元に藁や腐葉土でマルチングをします。
殖やし方は、種または、株分けですが、秋まきの場合は10月頃に熟したものをすぐ播きますが、春播きの場合は、冷蔵庫などで十分に低温を経験させてから播きます。

収穫

全草が利用できますが、地上部は開花中の秋に採取し、乾燥させ、根は晩秋までに掘り、細根を取り除いて水洗いし乾燥させます。
ただし、根は充実したものを利用する為、染料としては2年、薬用としては3年以上経ったものを利用します。

用途、効能

根は染料として、根,茎を薬用として利用します。
染料は、媒染剤を用いることによって、赤、ピンク、オレンジ、紫、茶などの色合いに染めることができます。
詳しい方法は、ここでは避けさせて頂きます。
さて、薬用としてですが、薬用成分として、オキシアントラキノン、ルベリドリン酸(アリザニン酸配糖体)、プルプリン配糖体、ルビアジン配糖体などが含まれており、殺菌作用、利尿、通経、解熱、活血、強壮などに効果があります。
主にティーとして服用し、根、地上部5g程度に熱湯1カップ注ぎ10分程度蒸らしてから1日3回飲用します。
ただし、胃弱の人や妊娠中の服用は避けて下さい。

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