みんと
みんと
ミント
(シソ科ハッカ属)Mentba spp.
別名:セイヨウハッカ
ユーライア大陸を中心とする旧大陸原産の多年草。
交雑しやすい性質なので、その数は数千種もあるといわれています。
とても育てやすいハーブなので、入門編としてお験し下さい。
種類
では、香り別に分類して見ましょう。
ペパーミント系 ハッカの香り、強い清涼感。
キャンディーミント (M.x piperita cv.)
紫色の花が咲く 風味がまろやか。
ブラックペパーミント(M.x piperita ca.)
全草黒紫で、香りがよくお茶にむいている。
ノースミント (和ハッカ) (M.arvensis var.piperascan s)
薄紫花で、メントール含量が多い。
カーリーミント(Mentha spicata Crispii)
縮れ葉で淡藤色の花が咲く。
スペアーミント系 歯磨き粉の香り、清涼感の中にも甘さを含む。
イングリッシュスペアーミント(M.spicata van)
濃緑色葉に淡紫花が咲く 刺激のある甘みのない香り。
スペアーミント(M.spicata)
明緑葉に紫色の花が咲く最もカルボンの香りが良い。
カーリーミント
スペアミント系の一種。
葉は縮れている。
アップルミント系 甘いリンゴの香り。
アップルミント(M.rotundifoliaHuds)
毛のある丸葉。
リンゴの甘い香りでお茶にむく。
パイナップルミント(M.suaveolens Variegata)
その名の通りパイイナップルの香りがする。
ティーにすると美味。
フルーツ系 甘いフルーツの香り
グレープフルーツミント(M.suaveolens x piperita)
三角葉に藤色の花が咲く、柑橘の香り。
オーデコロンミント
薄紫の花で柑橘の香りがして入浴剤に最適。
オレンジミント
光沢があってオレンジの香りが強くティーに利用する。
その他
ペニーロイヤルミント(M.pulegium)
30cm以下の草丈で匍匐性。
ペパーミントの強い香りがする。
防虫効果。
ジンジャーミント(M.x.gentilisVariegata)
葉に黄色い斑入り刺激臭がする。
コルシカミント (M.requienii)
コケ状で最も小さいミント赤い子花が咲く。
エンペラーズミント(Micromeria ssp.)
カラミントに似た明緑葉で白い花。
ホースミント
藤色の花。
ジャパニーズミント
日本原産。
クールミント
白色の花。
清涼感のある香り。
マウンテンミント
葉や茎が毛で覆われている。
栽培
ハーブ入門としてぜひおすすめしたいのがミントです。
土地を選ばず、丈夫に育てることができます。
タネ播きの適期は春と秋。
とてもこまかいので苗床か鉢に播き、香りのよい苗を残して、そのほかは間引いて使ってしまいましょう。
でも、やっぱり最初は苗を買ってくるのが楽ですね。
苗は葉が5〜6枚ついていれば好みの鉢やプランター、庭に植えつけることができます。
鉢に植える場合は、鉢底に防虫網を敷き、その上にゴロ土などを入れ水はけを良くしましょう。
また苗を植えつけてから1週間ほどは明るい日陰で管理をして、あとは日当たりのよい場所に置きます。
ミントは繁殖力が強いので、さし木、株分け、とり木いずれの方法でも簡単に増やせ真夏を除けばいつても可能です。
挿し木はミントの茎の先から10〜15cmくらいで切り、ビンなどに水を入れて、ミントの茎を差しておきます。
直射日光の当たらないところに1週間から10日間ほど置いておくと、根が出てきます。
少し根が出ていれば十分なので土に植えましょう。
冬になると、ミントは生長を止め、休眠の期間に入ります。
もともとミントは寒さに弱い植物です。
庭に植えたミントは地上部に出ている部分が枯れます。
しかし根は生きていますので水やりをきちんとすれば、また春に芽が出てきます。
鉢植えは室内に取り込むとよいでしょう。
又、ミントは交雑しやすい為、異なった種を近くにうえないようにしてください。
ミントの質が低下します。
収穫
葉は上部の柔らかい部分を摘み取ります。
また、葉が込み合ってくると蒸れやすくなるので、茎ごと切り取ります。
茎の下の方を10cmほど残しておけば、また新しい葉が出てきます。
夏から秋にかけて、花が咲きますが咲く直前が最も香りが良い時期です。
花が咲くと、葉や茎がかたくなる為フレッシュのまま葉を利用する場合は、花が咲く前に葉を摘んでおきます。
また、花が咲いても、葉だけを利用するときには、花の下から花を切っておきます。
こうすると、下の枝が伸びて葉がつき、たくさん収穫できます。
用途
葉はフレッシュでもドライでもミントティーや料理の香りづけに用います。
花は料理の彩りやアレンジ花材として人気があります。
花が咲く前に摘んだ葉は香りかマイルドでソフト。
野菜サラダやフルーツサラダに若葉を1〜2枚散らすとさっぱり風味になります。
やはり代表的な使いかたはハーブティーですね。
フレッシュのまま50gほどを良く洗い、400ccの熱湯を入れ たポットに入れて1分半ほど、湯の色が淡い琥珀色になったら出来あがり。
冷凍した葉を使ってもおいしいですよ。
主成分はメントールは、神経、疲労をやわらげ頭痛に効果があります。
口の中をさわやかにし、消化促進、安眠を誘います。
気管支炎、風邪にもおすすめ。
ただ、フレッシュなままティーにすると、摘みたての強い香りが楽しめる反面、ちょっと青臭いと感じる人もいるかもしれません。
そんな時は、ドライで試してください。
ドライにするには、早朝に収穫した葉を風通しのよい涼しい日陰で乾燥させます。
その後、カビが生えないように乾燥剤や脱酸素剤を入れた密閉瓶に入れて、1ヵ月ほど冷暗所に置いた後に使用すると良いでしょう。
又、ペニーロイヤルは防虫効果が高いので、タンスの防虫剤になります。
入溶剤として使用しても、夏場のは汗臭さを消すうえに肌の殺菌にも役立ち、冬場は体をじっくりと温めます。
さて、お楽しみのミント酒!...
ドライミント80グラム、グラニュウ糖200グラム、ホワイトリカー1.8リットルの割合で、1ヶ月後材料を引き上げてさらに2〜3ヶ月熟成させて出来あがり。
「1ヶ月後材料を引き上げてさらに2〜3ヶ月熟成させて出来あがり。」はお決まりパターンですね。
正直言って私はお酒が大好きです!
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