にげら

にげら


ニゲラ(キンポウゲ科Ranunculaceaeニゲラ(クロタネソウ)属Nigella)
  学名:Nigella damascena
  別名:クロタネソウ(黒種草)





 ニゲラ(クロタネソウ)属は、地中海沿岸から西アジアに約14種が分布する、草 丈40〜80cmになる一年草です。
ニゲラはラテン語で「黒い」という意味で、タネが黒色であることに由来します 。
和名のクロタネソウ(黒種草)や英名のブラッククミン(black cumin)もここか ら来ています。
また、花弁は糸状に細裂した花を保護するための、葉状器官である総苞に包まれ その姿から、英名の別名でLove in a mist(霧の中の愛)とも呼ばれます。
イスラムの世界では、古くから薬用として使われていました。 

 種類には、ニゲラ・ダマスケナ(Nigella damascena)、ニゲラ・ヒスパニカ( Nigella hispanica)、ニゲラ・オリエンタリス(Nigella orientalis)、ニゲラ ・サティバ(Nigella sativa)など20種以上がありますが、香辛料(ハーブ)と しては、Nigella sativa、園芸用としては、花が大きく美しい、Nigella damascenaが主要となります。

栽培

 園芸分類は耐寒性の一年草になります。
発芽適温は18〜20℃で、9〜10月に種を播き、花期は5〜6月になります。
直根性で移植を嫌うので通常は直播きしますが、苗床などで発芽させた場合は、 本葉が2〜3本で定植します。
根を痛めないように注意が必要です。
また、種は嫌光性種子ですねで厚めに覆土します。

 土質は選びませんが、肥沃で日当たりと排水のよい場所が生育に適しています 。
秋播きの場合は、冬を越すわけですが、耐寒性をなっていますが、それほど強く ない為、霜の害に注意し腐葉土などで防寒する必要があります。

 発芽後は、最終株間が10〜15cm程度になるように間引きします。
春先から、緩効性の肥料を与えますが、その他は栽培しやすく、病害虫の心配も ほとんどありません。
ただし、水やりはやや控えて乾燥ぎみに管理しましょう。

収穫

 花はドライフラワーとしても最適ですが、花後の熟した種を食用にします。

用途、効能

  花壇、鉢植え、切り花、ドライフラワーのほか、種子には、アルカロイド(ダ マニセン)や揮発性油(ニゲルエール)を含み、香辛料としても使われます。
この香辛料は主にインド料理に使われるスパイスで、ピクルスなどに入れる場合 が多く、中東諸国や東欧では、お菓子やパンの香りつけに使われます。
また、利尿剤として薬用にされていたようです。

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