おれがの

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 オレガノ(シソ科オリガヌム属Origanum)
 学名:O.vulgare  別名:ハナハッカ(花薄荷)、ワイルドマジョラム

 オリガヌム属は地中海地方、南西アジアに約20種が分布する宿根草、落葉、常緑小低木。
その中のオレガノはヨーロッパ原産の宿根草で、花は小さく紫、桃、白色で、散房状か円錐状につきます。
葉の香りが非常に強いのでハーブとして人気があり、薬用、香辛料、香味料用として世界で栽培されています。
 ローマ時代の美食家アピシウスが著した料理書にもイタリア料理として使われてきました。
特にチーズらトマトと相性がよく、パスタ、肉や魚介類、野菜などの料理に鋭いアクセントをつけるのに役立ちます。
オレガノとはギリシャ語で「喜びの山」と言う意味。
近い種類にマージョラムがありますが、その香りや形状がオレガノと似ているため混同されて長い間同種扱いされていました。
その結果、オレガノをワイルドマージョラムと呼んだのに対し、マージョラムをスイートマージョラムと称しました。
しかし、明確に別植物として区分された現在では、単にオレガノおよびマージョラムと呼ぶのが通例です。

栽培
 暑さ寒さに比較的強く、ほとんど手がかからないので、育てやすいハーブの代表格といえます。
水はけがよくて日当たりがよければ、痩せた土地でも育ちます。
春か秋に種まきをして、花が咲くのは2年目ですが、この頃には直径が110〜150cmもあるような立派なオレガノに育ちます。
種子が細かいので最初は鉢などに播きます。
1週間ほどで発芽してきますから、混み合った所を間引いて成育を待ち草丈5cmの頃、株間を40〜60cmにして定植します。
2年目の初夏に花が咲き、タネもとれますが、挿し木、株分けが容易ですから花どきによい枝を選んでふやしましょう。
丈夫ですが、ただ痩せた地で乾燥した空気を好むので、水はけの良い日当たりの良い所に植えないと日本の梅雨時に根腐れをおこします。
又、肥料をやりすぎると香りが落ちるので注意!

収穫
 フレッシュは使用の都度、ドライ用は開花期に刈り乾燥します。

用途
 開花期は観賞用として切り花やアレンジの花材にしたり、束ねて切りとってからドライフラワーにしたりします。
葉を摘んで刻んだものはピクルスやピザ、肉料理などと相性がよく、フレッシュもドライもハーブティーに出来ます。
ただ、フレッシュよりドライのほうが香りにまろやかさがあります。
薬用としては、殺菌、解毒、消化促進、健胃などの効果があります。
又、花の先端から取れるオイルは、鼻・気管支炎・カタル・風邪・肺の感染症への効果や整腸作用があります。
筋肉痛にも効くそうですが肌に塗る場合は必ず希釈して下さい。
ただし、妊娠中は使用しないで下さいとの事。

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