ぱらくれす

ぱらくれす


パラクレス(キク科Compositaeスピランテス属(オランダセンニチ)Spilanthes)
  学名:Spilanthes.acmella var.oleracea
  別名:キバナノオランダセンニチ(黄花阿蘭陀千日)、ハトウガラシ(葉唐辛子)



 スピランテス属は、熱帯や亜熱帯に約30種が分布しますが、主に栽培されているのは、オランダセンニチ(Spilanthes.acmella)とヌマ ツルギク(Spilanthes.americana)です。
ヌマツルギクは、他のキク科と同じように筒状花と舌状花で形成されていまが、オランダセンニチは、卵形の筒状花のみで、「タマゴボー ル」などの名前で売られていることがあります。

ハーブとしての「パラクレス」は、キバナオランダセンニチを指しますが、キバナオランダセンニチはオランダセンニチの変種と考えられ ています。

キバナオランダセンニチとオランダセンニチは、茎葉に辛味がありともに「ハトウガラシ」とも呼ばれ薬用や香辛料として使われますが、 キバナオランダセンニチの方が辛みが強くハーブとして利用され、オランダセンニチは、観賞用に利用されます。

キバナオランダセンニチは、南米や東南アジアが原産の一年草で、草丈30cm前後夏から秋に花柄を出して花径2cm程度の卵形の頭花を咲かせ ます。
日本には、江戸時代後期に渡来したと言われています。

栽培

 園芸分類は非耐寒性一年草になります。
種播きは春で、日当たりからやや半日陰の場所に直播きします。
食用としてベストな状態にするには、日当たりの具合が難しいようで、半日陰程度の方が葉はやわらかくなりますが、日照が少な過ぎると 葉色が褪せてしまいます。
土質は特に選びませんが、やや湿り気のある、肥沃な土壌を好み、事前処理として石灰などで中和し、元肥を鋤き込んでから、種播きをし ます。

全般の栽培は容易は方に属しますが、発芽後の管理としては、本葉が4〜5枚で摘芯し、横に広がるように育てます。
肥料は元肥の他に2ヶ月に一度の割合で緩効性肥料を与え、やや湿り気を好みますので、水切れをさせないように管理します。
ただし、常にジトジトしたような、過湿は禁物です。

また、種を取る以外は、終わった花は、早めに切り取ります。

収穫

 葉茎を食用とする場合は、若くやわらかい物を利用します。
花は、摘み取って水洗いし乾燥保存します。

用途、効能

 薬用としては、風邪、咳止め、歯痛などに用いられてきました。
また、頭花にはスピラントールという辛味成分が含まれており、刺激剤としてリウマチや痛風に使うそうです。

パラクレスのクレスとは、辛みのある野菜を指すそうで、葉茎をサラダなどに利用します。
また、乾燥させた頭花を砕いてスパイスとしても利用出来ます。

はぁぶにもどる
はじめにもどる