ぽりじ

ぽりじ


 ボリジ(ムラサキ科ボラコ属)
  学名:Borago officinalis
  別名:ルリチシャ

 地中海沿岸を原産とする美しい星形のブルー(マドンナブルーと呼ばれスそうな)の花を咲かせるハーブです。
学名を直訳すると「薬用に供するムラサキ科の植物」の意味になるそうで、古くから元気が出るハーブとして青い花を楽しんだようです。
花は咲きはじめの一時期はピンクで、次第に青色になり、その神秘的な美しさが観賞花としても大人気です。
ヨーロッパで庭園植物として愛用され、日本には明治時代に渡来したそうです。
楕円形の深い緑の葉はさわると痛いほどの細かい毛で覆われ、その形からフランスでは"牛の舌"の別名を持つほど。
和名ルリチシャの由来は花がルリ色で、葉がチシャ(レタス)に似ているという意味。

栽培
 分類は一年草になります。
発芽適温は15度〜20度で種蒔きは春と秋です。
移植は嫌いますので直播が良いでしょう。
あまり土質を選びませんが、日当りのよい土地を選んで石灰を少々すきこみ、直播きします。
タネは大きく扱いやすく、30cm間隔に3〜4粒を点まきします。
草丈が10cmくらいまでに間引をすませましょう。
最終的に高さが80cmほどになるので支柱を立ててやるとベーターです。
 寒さに強いハーブで、少々の霜には負けませんから、夏の終わりに芽を出して12月に開花することもありまが、逆に、夏の湿気には弱く、蒸れて立ち枯れする事がありますので注意が必要です。
水はけを良くして、混み合った葉はひんぱんに摘んで風通しをよくしてください。
種を播いてから60日ぐらいで開花するので、梅雨時と開花時期が重ならないようにすると良いでしょう。
一度種を蒔いて花が咲くと、そこから種がこぼれ、実生で何年にも渡って利用できるようになります。

収穫
 花と葉を利用しますが、葉は使用の都度、花は一日花なので、咲いたところを次々と利用します。
ドライには適しません。
又、枝や葉、花を切り取るときは、必ずナイフかはさみを使ってください。
折ると、そこから腐ってくることがあります。

用途、効能
 ポリジは、憂うつを吹き飛ばし、陽気にしてくれるハーブといわれています。
タンニン,ビタミンC,カルシウム等の薬効ミネラルやカリウム等が含まれ副腎を刺激するそうで、解熱、肺疾患に効果があるそうです。
又、すぐれた強壮作用により、せき,気管支炎にも効果があります。
最近、種に各種疾病に有効なγリノール酸があることが確認され、月経前のイライラ,湿疹や皮膚病に効果があるそうです。
薬用としては、乾燥させた葉や種を粉末にして保存しますが、食用ハーブとしてはフレッシュのみの利用ですね。
 先ず、葉ですがきゅうりのようなさっぱりした香りと風味があり、広く料理に用います。天ぷらやいため物,サラダにして下さい。
花もサラダに添えると彩りが豊かになりますね。
又、白ワインに浮かべた花びらは次第に青からピンクに変わるのを楽しめます。
花で一番の使い方は砂糖菓子!作り方は簡単、卵の白身を接着材にして砂糖を付けて乾燥させるだけ。
 先ず、摘んできた花をガクと花弁に分け(使うのは花弁だけ)、花弁に傷が付かないようによく洗います。
次に、小さな筆で卵の白身を水を切ったボリジの花弁に塗ります。
最後にグラニュー糖をまぶして、よく乾燥させて出来あがり。
よく乾燥させておけば、長期保存もOK。
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