ろ〜ずまり〜
ろ〜ずまり〜
ローズマリー(シソ科マンネンロウ(ロスマリヌス)属)
学名:Rosmarinus.officinalis
別名:マンネンロウ,迷迭香(めいてつこう)
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シソ科Labiataeマンネンロウ(ロスマリヌス)属Rosmarinusで原産地は地中海沿岸の常緑小低木の多年草です。
大別すると真っすぐ伸びる直立タイプ(アップライト)、地を這う匍匐タイプ(クリーピング)、半立タイプの3タイプがありますが、外観と花色に若干違いがある程度で、栽培や利用法に大きな差はありません。
3つのタイプのうち直立タイプが最もポピュラーですね。
新鮮な甘い芳香とさわやかなほろ苦さに特徴があります。
全体に青臭い香りが強く、日本の茶に似たような芳香と樟脳の強い芳香が感じられ、味はわずかに苦く、また、ローズマリーの香気は持続性があります。
この強い樟脳臭に似た香りですが、ヨーロッパでは地域によって、ハーブとしての有用性の評価はさまざまな(あまり好まれない地域もある)ようです。
又、花は薄紫の小花を茎の先にたくさんつけ、ハーブの中では最も美しい部類であり、園芸用としてもよく利用されます。
ローズマリーは、世界最古のオーデコロンと言われ、有名な「ハンガリーウォーター」は、14世紀にローズマリー,バラ,ペパーミントを主とする化粧水で、アルコールを利用した香水の始まりといわれています。
又、宗教的用途にも良く使われ、中世には教会の庭に植えられ悪魔払いに使われたり、スペイン語の「ロメロ」は巡礼者という意味で、お祭りや行事には欠かせないハーブだそうです。
さらに、永く失われない芳香は、古くから「記憶」の象徴とされ、また結婚と弔い、人生の始まりと終わりの儀式にも良く使われるそうです。
ローズマリーの名前については「聖母マリアがヘロデ王の軍隊に追われ幼いキリストとともにエジプトに逃れる途中、マリアの青いマントを白い花が咲くローズマリーの木にかけたところ花はマントと同じ青色に変わり。
それ以後このハーブを「マリアのバラ」と呼ぶようになった」という伝説がありますが、正しくは、ラテン語のros:露,marinus:梅が合成されたものだそうで、地中海沿岸に広く自生し、霧と塩風にさらされてよく育つものという意味たそうです。
正しくはと書きましたが、私にはどちらが本当かハッキリ言ってわかりません。
品種には、
クリーピングローズマリー(松葉のような硬い葉の光沢が美しい品種)
マリンブルーローズマリー(ブルーがかったピンクの小花牙可燐な品種)
マジョリカピンクローズマリー(やや大ぶりの明るいピンクの花が特徴)
セバンシーローズマリー(花はブルーで茎が弓なりに伸びる匍匐タイプ)
サンタバーバラローズマリー(紫色の花を咲かせる珍しい品種)などなど。
栽培
発芽適温は20℃前後で種蒔きの適期は4〜6月,9〜10月になります。
鉢に間隔 2〜3cmで2〜3粒ずつの点まきにし、草丈3〜4cmの頃仮植し、さらにそれが10cmに達したら日当たりと水はけがよく、あまり強い風があたらない場所に定植します。
しかし、発芽率も低く収穫できるまで時間がかかりますので、苗を購入するか、比較的新しい枝を挿し木するのが一番です。
日光によく当てて乾燥ぎみに育てて下さい。
多湿を嫌うので、水をやりすぎないよう気をつけましょう。
肥料もほとんどほしがらないそうです。
ふやし方は挿し木がメインで、真夏と真冬を除けばいつでも大丈夫です。
新しく伸びた枝を5cmくらい切って下葉をとり、水揚げした後、バーミキュライトなどの床に挿します。
収穫は2年目から、樹形を見て随時、枝ごと切り取ります。
挿し木をした最初の年は生育が遅いのですが、翌年からはどんどん育つそうです。
耐寒性があるので、露地植えで常緑のまま越冬します。
収穫
生育が遅いため、株が小さいときに大量の収穫はしない方が良いでしょう。
多量の収穫は三年苗くらいからです。
草丈が20cm以上になったら、葉だけでなく枝ごと少量づつ収穫しましょう。
フレッシュのまま利用するなら、1年中いつでも摘めます。
ドライにして保存する場合は、花が咲く前の葉を切りとります。
ただ、茎の芳香を利用したいなら、2年目以後の木質化したものを収穫し保存します。
用途、効能
精油の主成分は、カンフェン、シネオールで古くから薬用植物として栽培されていたハーブの一つです。
老化防止の成分があり、若返りのハーブとして知られています。
又、脳の働きを良くすると言われ記憶力をよくするハーブをして受験生のお守りとされていました。
その他、消化機能を助け、筋肉痛をやわらげる効果があるそうです。
血行促進、肌の活性化として化粧水や入浴剤としてもOK!
さらに、お父さん!
濃いハーブティで頭皮マッサージをするとフケ防止や養毛効果も...
防腐,防虫剤としても有効で、サシェをタンス、靴箱などの防虫剤として利用したり、乾燥茎の外皮をはがしたものを焚いて虫よけにしたり、これはキャンプ等で焚くと、蚊や虫が寄ってこないので助かります。
料理には、肉料理の香りつけや、ハーブティーに利用出来ます。
イタリア料理では、生のローズマリーは強い香りがあるため、臭みの強い肉料理によく合います。
ラム、魚、えび・かに類、鶏肉料理や、ボイルド・ポテトにもよく使われます。
又、ブーケ・ガルニの一材料として使われることもあります。
但し、香りがきついので、使いすぎは禁物で、小枝のまま使い、香りが移ったらとり除いてください。
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