せ〜じしそ
せ〜じしそ
セージシソ科サルビア(アキギリ)属
学名:Salvia officinalis
別名:薬用サルビア
シソ科サルビア(アキギリ)属Salviaで、別名ヤクヨウサルビアの通り夏の花壇を彩る赤いサルビアの仲間です。
原産地は地中海沿岸。
薬効があって芳香がする万能の薬草といわれ、古代から神聖なハーブとして珍重され「庭にセージの生える家からは病人が出ない。」と言われるほど。
サルビアはラテン語のサルベレ(salvere),サルバス(salvus)これは、「治療する」「救い出す」「健康」という言葉に由来していますが、セージもラテン語のsalus「健康」が由来といわれています。
セージにちなんだ食べ物で有名なのがソーセージ。
その由来は、英語のsow(雌豚)とsage(セージ)との合成語であると言われています。
(ラテン語のsalsus=「塩で味をつけた」に由来すると言う説も有りますが。)
セージと言う響きだけでなんとなく薬っぽいですよね。
栽培
日当たり、風通し、水はけの良い場所が適しています。
発芽適温20度〜25度で種まき期は4月〜5月、3〜5粒ずつ苗床に点播きします。
古くなると発芽が極端に悪くなりますので、種は新鮮なものを購入してください。
2週間ほどで発芽しますので、最終株間約40cmを目安に間引きしましょう。
肥料は植え付け前に元肥として緩効性化成肥料を、又、アルカリ性土壌を好むため石灰も多めにあげます。
低温には強く、ごく簡単な防寒で、関東以西なら露地で越冬できます。
反面、高温多湿を非常に嫌うハーブで、むしろ問題は梅雨。雨で堅くなった土をほぐしてあげたり、ムレ防止に込み合った枝は刈って風通しよくしてあげると等のケアが必要です。
殖やし方は、取り木,挿し芽で、適期は5月〜6月又は9月です。
3年ぐらいたつと株が弱ってくるので、茎や根を切り戻して若返らせるか、株を更新します。
収穫
2〜3本しっかりした枝が出てきてから収穫します。
基本的には、葉が茂ったら随時収穫出来ますが、開花する前のやわらかい葉を摘んで乾燥保存しましょう。
花が咲いてからの葉は固くなって芳香も少し落ちます。
又、草丈40〜50cmほどの大株に育ったら3〜4本枝を残して残りの枝ごと収穫します。
この場合、お礼肥をするのを忘れずに。
用途、効能
「庭にセージの生える家からは病人が出ない。」と言われるほどのセージ、その薬用効果は強壮,消化促進,解熱,浄化作用,精神安定等多岐に渡ります。
殺菌力にも優れているのでうがい薬としてのどの炎症にも良く、又、歯磨き粉ができる前はセージの葉を噛んだそうです。
食用としては、脂肪を分解し肉の臭みを消しますので肉料理に加えたり、サラダや当然ハーブティーにも。
種類別の特徴と主用途
・コモン・セージ(別名ガーデン・セージ)
薬用サルビアとは主にコモン・セージを指します。
強壮,解熱,収斂,通経,浄血,消化促進,更年期障害,抗菌等、古くから万病に効く薬草として用いられてきました。
又、腐敗や酸化を抑え、肉などの臭みを消す働きがありますので、豚肉料理やソーセージなどの詰め物には欠かせません。
その他、入浴材,石鹸,シャンプー&トリートメントなどと利用範囲は多様です。
・ブロードリーフ・セージ
利用方法は基本的にコモン・セージと同じですが、葉の幅が広くて香りもよく、たくさん収穫したり、ドライにするのに向いています。
・ゴールデン・セージ
ほかのセージよりもマイルドな風味です。
斑入りの葉が観賞用にもなります。
・スパニッシュ・セージ
葉が細く、背丈が低めです。
主にティーに利用します。
・クラリー・セージ(別名オニサルビア)
効能は強壮,血圧降下,催淫,子宮強壮,鎮静,消炎,分娩促進等で、セージの中ではもっとも大きい品種です。
主にセージの精油はこの、クラリー・セージから採取します。
妊娠中、特に妊娠初期は使用を控えましょう。
・チェリー・セージ
セージの中ではやや寒さに弱い品種です。
寒い地方で越冬させるには念のために鉢に植え替えて凍らない場所に移した方がいいでしょう。
赤い花がたくさん咲きます。
・トリカラー・セージ(別名トリコロール・セージ)
主にガーデンの装飾用に。
・メキシカン・ブッシュ・セージ(別名メキシカン・セージ,アメジスト・セージ)
薄紅色の小花が密集して穂状に咲きます。
主に切り花やドライフラワーに向いています。
・ペインテッド・セージ
主に観賞用で花壇材料に向いており、ドライフラワーなどにも利用します。
・パイナップル・セージ
葉にはパイナップルの香りがあり、赤い花が穂状に咲きます。
切り花やポプリ、サラダなどに利用します。
・パープル・セージ(別名レッド・セージ)
ティーや料理にも使えますが、一般にはガーデンなどの装飾に用いられることが多いようです。
花は赤紫色。
・ウッド・セージ
解熱・強壮・利尿に効果があり、ハーブティーに利用します。
ちょっとほんとに?
・蛇に噛まれたときの毒消。
・濃いハーブティーを作ってそれを髪のリンスに用いれば、白髪や薄毛を治す。
・喘息を治すために乾燥した葉をパイプにつめてタバコのように吸う。
はぁぶにもどる
はじめにもどる