そ〜ぷわ〜と

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 ソープワート(ナデシコ科サポナリア(サボンソウ)属)
  学名:Saponaria officinalis
  別名:サボンソウ、シャボンソウ

 ソープワートはナデシコ科Catyophyllaceaeのサポナリア(サボンソウ)属Saponariaで、ヨーロッパ、西アジア原産。
寒さに強い多年草で、ヨーロッパでは広く雑草として分布しています。
 日本には明治のはじめに、観賞用、薬用として渡来しましたが、現在ではあちこちで野生化しています。
 英名のsoapwortは「石鹸soap」と「麦汁(ビールを造るときの麦芽を煮出した液)wort」の合成語で、麦畑によく生えることから名付けられたとのこと。
 「汚れはどこへ消えてしまったのか」「ハ−ブが食べてしまったの」と言われるように、葉や根はサポニンを多量に含み、洗剤や入浴剤として利用します。
 いまでも中東では、この葉をフレッシュのまま、洗剤に使っているところがあるといわれます。
 花は淡いピンクの小花が、夏に開花して果物の甘い芳香を放ちます。  一重咲きと八重咲きがあり、ホワイトソープワート,ミニソープワートなどの種類があります。
 又、属名のサポナリアとして種が売られている物は、ヴァッカリアSaponaria.vaccariaと言う種類がほとんどです。

栽培
 種蒔きは春か秋に行います。
 日当たりがよくて水はけのよい土に筋蒔きしますが、たいへん繁殖しやすいので最終株間を50cm以上あけてるように間引きします。
 茎が伸びてくると倒れやすくなるので、支柱を立ててやると良いでしょう。
 耐寒性も強く、後は特に注意するポイントはありませんが、茎が傷みやすいので、切り戻しをこまめにしましょう。

収穫
 秋が適していますが、必要なときは季節に関係なく葉や花を摘んで利用してよいでしょう。

用途、効能
 根や葉を細かく刻み、水に入れて強く振ると発泡します。
 これは、汚れをおだやかに取り除く洗浄成分サポニンが多量に含まれているからです。
 サポニンエキス配合...等と言う商品を良く耳にしますが、ハーブとして一般利用するには、葉,茎,根を煮出して、洗剤として使います。
 又、髪にやさしいシャンプーとしてもOKです。
 以前、浸出液は傷に塗るほかにも腺病質の治療に内服されていましたが、サポニン有毒性が判明してからは内服用には用いません。

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