たらごん

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 タラゴンTARRAGONA(キク科ヨモギ(アルテミシア)属)
  学名:Artemisia.Dracunculus
  別名:エストラゴン
 古くからフランス料理に欠かすことのできない3大ハーブスパイス(チャービル・パセリ)のひとつとされています。
キク科ヨモギ属、日本でおなじみのヨモギの(カワラヨモギやオトコヨモギ)仲間なんですね。
超メジャーなハーブですが、知られるようになったのは13世紀頃からで、実際に薬味として広く知られるようになったのは16世紀から。
日本には1915年(大正4年)に導入されたそうです。
 タラゴンにはフレンチタラゴンとロシアンタラゴンの2種類があります。
フレンチは草丈30cm前後,ロシアンは草丈50〜100cmとやや大型。
育てやすいのはロシアンですが、香りが高いのはフレンチです。
 フランス名のエストラゴン(Estragon)とは「小さな竜」、曲がりくねった形の根がドラゴン(竜)のしっぽに似ている為とか。

栽培
 フレンチタラゴンは不稔性で花はほとんど咲かないので種子は取れませんので、春か秋に挿し芽か株分けで殖やします。
水はけ、通気性の良い土地を好みます。
挿し芽は5cmくらいの元気な若枝の下半分の葉を取り除き行ないます。
9日〜12日ぐらいで発根します。
又、梅雨明けに強い日照りが続くと立ち枯れることがあるので通気と簡単な日除が必要です。
2〜3年に一回、株分け、摘心、根切りなどをして若返らせます。
育ちが良くなり、香りの劣化を防ぎます。
種子として売っているタラゴンはロシアンタラゴンと考えて良いでしょう。
こちらも、春と秋にタネを播きます。

収穫
 基本的には葉を摘むのはいつでも可能ですが、最も香りが良いとされるのは、2年目の夏だそうです。
生の葉を冷凍保存しても良いでしょう。
ドライは、茎ごと刈り込み、日陰干しにして乾燥した後、葉と花穂をもみ落として分離します。

用途、効能
 細長い葉はヨードやビタミン,ミネラルをたっぷり含んでいるので、美容と健康のハーブとも呼ばれています。
薬用効果としては、食欲増進、健胃、消化促進、リウマチ等、さらには酸化防止と殺菌作用等。
主な利用はやはり料理ですね。
魚料理の臭み消し,サラダ,卵料理,ソース,トマト料理,ピクルスなどによく合います。
但し、フレンチタラゴンはペッパーのような刺激のあるきつい香りを放つので、量が多すぎないこと。
逆にロシアンタラゴンはその心配がないので、こちらを好んで使う人もいるそうです。
 有名なのが、「タラゴンビネガー」。
タラゴンの枝3〜4本を白ワインに浸して、2〜3カ月で完成です。
サラダドレッシング等様々な利用が可能です。
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