葉と茎には芳香があり、リキュールのアブサンの香りづけの原料として有名です。
ヨモギ類の中では最も苦みが強く、この苦みは、エデンの園から追放されたヘビのはいあとから生じた草という伝説に由来しているとか。
日本には明治初期に渡来し、乾燥葉が駆虫薬などに利用されています。
栽培
園芸分類は耐寒性多年草で、日当たりと水はけさえ気を付ければ、土壌を選ばず、丈夫でよく育ちます。
植付けは春または秋で、原種は砂漠地帯に生育しており、水はけが良い場所を選んで植え付けます。
特に梅雨時期は、蒸れることがありますので、刈り込みをして通風を図りましょう。
殖やし方は、種、株分け、挿し芽が出来ます。
種は、9月頃に熟しますので、花茎とともに切り取って乾燥させます。
その他、注意点としては、チッ素肥料を控えると、香りが良くなるそうです。
収穫
夏頃までのやわらかい葉を摘みとって利用します。
特に夏の開花期が最適で、地上部を刈り取り乾燥させて利用します。
用途、効能
苦みの成分は、アブシント、アンアブシントと言う物質で、。
そのほかに精油成分やモノテルペノイド、セスキテルペノイドなどが主に含まれています。
薬効としては、殺菌、解熱、防腐、健胃、消化促進、利胆などや腸内の寄生虫にも効果があります。
具体的な利用方法は、ドライの葉と茎2〜3gにカップ一杯の熱湯を注ぎ、10分程度蒸らしたものを、1日3回飲みます。
また、打ち身などには、上記ティーをガーゼなどにに含ませ、患部に湿布します。
ただし、ワームウッドには習慣性のある成分ツジョンを含み、長期での常用しないで下さい。
また、多用は、けいれん、吐き気、急激な腹痛を起こし、1日の限度量は10g以内と言われてます。
さらに、子宮を刺激する成分も含まれ、妊娠中の利用は出来ませんし、授乳中も母乳を通してツジョンが赤ん坊に移行する事がありますの
で、利用出来ません。
当然、幼児への使用も避けて下さい。
以上の事から、多くの国では利用が禁止されているそうです。
ですから、一般家庭では防虫剤やシルバーの素材としてリースやドライフラワーなどへの利用が良いでしょう。
防虫材としては、ドライをサシェなどにして、タンスなどに入れます。
生育状態でも、ほかの植物のそばに植えたり、刈り取った茎葉を敷き草にしたり、すき込んだりする事で、害虫を遠ざける効果が期待でき
るそうです。
また、薄い浸出液は殺虫剤にもなります。