「木と日



「十月八日は何の日」

「灯かりを点けましょ雪洞に、おをあげましょ・・・・」
「甍の波と雲の波、重なる波の中空をかおる微風に、高く泳ぐや鯉登り」
三月三日は「雛祭り」。女の節句は皆さんもよくご存知でしょう。五月五日は「子供の日」端午の節句で男の日。
それでは四月四日は何の日かちょっと考えて見てください・・・・・・・・・・。賢明な方はもうお判りですね!

四月二十九日は故昭和天皇の誕生日です。ご生前は生物や植物の研究に御熱心で、植樹祭等で木に親しまれておられたことから、
みどりの日」として制定されました。

六月一日は初めて物事が始まった記念日とする、気象記念日・電波の日・写真の日等になっており、
五月二十三日はキスの日 七月十日、八月七日、十月四日等は、それぞれ語呂合わせで納豆の日・鼻の日・鰯(104)の日とされています。
そのほかいろいろな記念日があり、一年中何かの記念日になっていてもおかしくないくらいなのです。

面白い記念日見つけました。アテローム(粉瘤)の切開手術で国立病院の皮膚科に通っているんですが、中待合にヒフの日のポスター
11月12日(イイヒフ)が日本皮膚医科学会が定めたヒフの日

担当の先生に聞くと「冬場にかけては皮膚病の患者が夏に比べ減少するから・・・・」とのこと・・?
NHKの今日の健康でもPRしたり、当日はイベント計画されているようで〜す!

それでは十月八日は何の日でしょうか?

十と八でという漢字になることから、昭和五十二年「業界の営業の努力と喚起と一般へのピーアール」を目的としての日」に制定されたのです。


「日が木を育てる」

「昔々その昔、の木林の直ぐ傍に、小さなお山があったとさあったとさ、丸々坊主の禿山は、何時でも皆の笑い者、
『これこれの子起きなさい』お日様ニコニコ声えかけた声かけた」これは「お山のの子」という歌の一番の歌詞ですが、

五番の歌詞には、大きくなったの木が、「お舟の帆柱・梯子段・大工さんの建てる家・本箱・お机・下駄・足駄・弁当食べる箸・鉛筆・筆入れ・その他の役に立つ」と歌われています。

このように日が木を育て、その木が人に恵みを与えてくれる。こんな営みが繰り返されてきたのです。

シイ(イタジイ・ナガジイ)「椎」

暖地に生えるブナ科の高木。

スダジイと もいい、高さ20m以上の大木になります。
五月〜六月頃に淡黄色の甘い香りのを付 け、翌年の秋にった種子は食用にします。
特にツブラジイ(コジイ)は渋味がな いので美味しく,好んで食用にされます。

「古事記」ではヤカワエヒメの歯並びの美し い様子を「歯並びはし如す」と表現した り、

「万集」では「家にあれば笥(け) に盛る飯を草枕、旅にしあればに盛 る」と枝を折って重ねたの上に飯を盛っ たり、夏の木陰を作る木として古くから親 しまれ利用されてきました。
私の書いたシイのイラスト
2000/09/06 緑化センターで撮影

2000/12/14青垣町丹波布記念館で撮影



スズカケは天才」

ギラギラと日が差す夏の暑い日、旅人は汗を流しながら白く長い道を歩き疲れていました。
ふと上を見ると大きな一本のスズカケの木がありました。
疲れを癒そうと木陰で横になり、一息いれたのです・・・・・ 汗のひいた旅人は「さて」と立ち上がり、木を見上げてつぶやきました。

らしいも生っていない、冬にはを落とすし、なんと役に立たない木だ!」と、

それを聞いたスズカケの木は「今まで俺の木陰で十分休んでいたのに、なんと恩知らずで身勝手なやつだ」と呆れ返ってしまうのです。
イソップ物語の一場面です。

スズカケは日本でも街路樹に使われていて、何の役にも立っていないように見えても、木陰を提供したり空気を浄化するなど、気づかないところで人々の役に立っているのです。
スズカケは「天才」というのですから、もっともっと役に立って人間を助けてくれるかもしれません。

私の書いたプラタナスのイラスト スズカケ(スズカケノキ・プラタナス ・ボタンノキ)「鈴掛の木」

スズカケノキ科の落高木。小アジ ア原産。

樹皮は滑らかで成長ととも に幹の皮が紙片状に剥げ落ち、灰緑 青色になります。
は大きく盛夏に 枝がよく茂り木陰を造ります。
枝の刈込にも耐えるので世界の各都市で 街路樹として植栽されています。
街路樹には本種のアメリカスズカケノキと雑種のモミジバスズカケノキが多く使われています。

和名のスズカケの名前はが山伏の法衣に付けてある球状の飾りに似ていたので、法衣の名前、
篠懸(すずかけ) から名づけられました。

ボタンノキの名も英名のバトンウッドがボタンに似ていること)に因んで付けられました。

「月がとっても蒼いから、遠回りして帰えろ、あのスズカケの並木路は思いでの径よあぁ〜ぁ・・・」


街路樹ベスト5  全国の高木の街路樹は約620万本
「わが国の街路樹」建設省土木研究所発行 資料は1997/03/31の本数

1位 イチョウ 590000本 その他

北海道ではナナカマド140000本の他にエゾアカマツ 
沖縄ではリュウキュウマツ30000本の他にガジュマル等が使用されています。
2位 サクラ 430000本
3位 ケヤキ 410000本
4位 トウカエデ 320000本
5位 クスノキ 250000本

日本最初の街路樹は平安京に植栽されたの木。夏に木陰を作り、秋のは旅人の飢えを癒した。


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 女の節句と男の節句の中間の日、男と女の間、ニューハーフの間では「オカマの日」として記念日とされています

粉瘤: 皮膚にできる球形の嚢腫(のうしゅ)。毛孔や皮脂腺に上皮細胞や脂肪のつまったもの。

足駄:雨天などに使用する歯のついた木の台に鼻緒をすげた履き物。最近では台にを使い、歯は樫・欅等を使用し、高い2枚の歯を入れ上に太い緒をつけた高足駄をいう。