「木と日
の
」
| カキ「柿」 カキノキ科の落葉高木。 名前は赤い実が成る (赤木)アカキから転化したもの。 葉にはビタミンA・Cが多く含まれていて、柿の葉茶にします。 柿渋は八月から九月頃の未熟な果実を潰して汁を絞り、一週間位放置したものを濾過し、紙や布の防腐・防水性塗料にします。 材はタンニンが集積し黒く変化したものを「黒ガキ」と呼び、黒檀の代用として家具・細工物・装飾用に利用します。 カキは英語でパーシモン、ゴルフのドライバーにも使われています。 |
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![]() 2000/06/03 自宅の庭で撮影 |
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日本代表の果実で品種は多く、
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「柿の葉はビタミンCがいっぱい」
柿といえばすぐに実のほうを思い出しますが、へた、渋、花、葉等が昔から民間薬として使われてきました。
最近では柿の葉に含まれる大量のビタミンCが注目されて脚光を浴びています。
ビタミンCはいろんな病気の予防の基礎となるものとして、
一日に70mg以上の摂取が必要とされています。
柿の葉のビタミンCは、緑茶の三倍以上、レモン
の二十倍、トマトの五十倍も含まれているのです。
ビタミンCはウィルス感染に対する抵抗力を強める働きがあり、風邪の予防に、二日酔いの予防に、
またアレルギー体質の改善や糖尿病の治療にも効果があることが証明されています。
野菜に含まれるビタミンCは熱を加えると破壊され、ほうれん草では三分茹でると生のときの含有量の48%に、ジャガイモは78%に減少しますが、
柿の葉のビタミンCは熱に強いプロビタミンC(ビタミンCになる前のもの)の形で含まれているので、柿の葉茶として熱を加える調理法でもビタミンCは失われにくいのです。
柿の葉を利用するのは、ビタミンCが大量に含まれる五月から七月頃の若葉が最も良く生で食べるか、
葉を天ぷらや混ぜご飯として炊く他、葉の煎じ汁を飲むのが効果があるようです。
コクタン「黒檀・烏文木・烏木・黒木」
カキノキ科の常緑高木。
インド南部及びセイロン原産。初夏に柿に似た花を咲かせます。
材は黒色で緻密なため、器具材として使用されます。
コクタンは英語でエボニーと言い、エボナイト はコクタンの色に似ていることから名づけられました。
| ユズ(ユウ・ユ)「柚・柚木」 ミカン科の常緑低木。 枝・幹・葉の付け根に刺が多くあります。夏、白色の香りの良い小花を咲かせ、 果実の香りと酸味は香辛料に使います。 2000/10/24 近所で撮影 |
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![]() 2001/05/10 近所の田で撮影 |
![]() 2001/06/20 ニレのミニ盆栽 自宅で撮影 |
| ニレ(ネリ・ネレ・ヌメリ)「楡」 ニレ科に属するニレ属の総称で、日本にはハルニレ・アキニレ・オヒョウの三種類が自生しています。 一般にハルニレをニレと言う名で呼んでいます。材は弾力に富んでいて堅く、建築・家具・細工物に利用します。 ネリ・ネレ・ヌメリの名前は木に粘液が多いことからこう呼ばれています。 |
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| ハルニレ(アカダモ)「春楡」 ニレ科の落葉高木。 早春に黄緑色の小さい花を葉に先立って枝の先に咲かせます。若枝の繊維で縄を作ります。 北海道ではエルムと呼びますが、これはニレの英名。 北海道には大木が多く、アイヌの神話ではこの木が女神となって人間の子供を産んだと伝えられています。 アイヌではチキサニ(我ら・擦る・木)と呼び、発火しやすい木のこと。 また、スカンジナビアの神話では、最高の神オーディンが木を女性にしたと言われ、そのうちの一本がニレ で、彼女の名前のエムブラからエルムに転訛したと言われています。 |
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アキニレ(イシゲヤキ・カワラゲヤキ)「秋楡」
ニレ科の落葉高木。
高さ10mにも生長します。本州中部以西及び日本海側に自生します。
秋に葉の付け根に黄色の小さい花を付けるのでアキニレと呼ばれています。
広島地方ではウマボネ・ウマノホネギと呼ばれています。
| オヒョウ(アッシノキ・ヤジナ・ネバリジナ
・オヒョウニレ・ヤハズニレ) ニレ科の落葉高木。 北海道・東北地方の山地に自生しています。葉は卵型で二重の鋸歯があります。 春には黄緑色の小花を付け、木の皮(オピウ)は厚司 の原料にします。 オヒョウの名前はこのオピウが訛って付け られました。樹皮は強く オヒョウの名前は葉の形が魚のオヒョウに似ていることから、ヤハズニレは同じく矢筈に似ていることから 名付けられました。 |
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箕:穀類をあおりふるって殻や塵をより除く農具。竹・藤・桜などの皮を編んで作る。