「木と日


私の書いたロウバイのカラーイラスト    ソシンロウバイの写真
写真はソシンロウバイ
ロウバイ(カラウメ・ナンキンウメ)「蝋梅・臘梅」

ロウバイ科の落低木。

中国原産で観賞用に庭園によく植えられています。幹の高さは2〜4mに成長。
は卵形で互生し裏表両面がざらざらしています。
の出る前に直径2cmほどの蝋細工のような光沢のある黄色い香りのあるを咲かせます。
すべて黄色のものはソシンロウバイと呼ばれています。

上のロウバイのイラストは私が書きました。


カシワ(モチガシワ)「柏・槲」

ブナ科の落高木。

和名は食物を盛る意味の炊(かしいば)のこと。餅に使用するので有名です。
材は堅く建築材・船材・ビールの樽に利用され、樹皮から取れるタンニンは染料として使用します。
アイヌではコム・ニ・フチ(柏の木の婆さま)とかシリコル・カムイ(山を持つ神)として崇め、ヨーロッパでも森の王として、は名誉の象徴として軍帽や徽章にデザインされています。


「枯れても落ちないカシワの葉

普通の広樹は秋になると紅または黄し落しますが、カシワ等のコナラ属のは春まで付けています。
晩秋から初冬にかけてカシワの木には茶色のが残っています。しかし、よく見るとの柄の部分には緑色の生きている組織が残っていて、
この部分の細胞分裂がおこらないとが落ちないのです。

アイヌ民族の民話にもこんな話があります。
アイヌの集落にカシワの群生を見つけた和人はどうしてもカシワの木が欲しくて分けて欲しいと頼みました。
自然と生活をし木の性質を良く知っているアイヌは、「この木のが落ちる頃にもう一度来て、が落ちていれば分けてあげよう」と言ったのです。
和人はカシワが枯れても落ちないことを知らなかったので、春先に再び訪れたのですが、は落ちておらず、とうとうカシワの木を手に入れることができなかったのです。
自然の中で暮らし自然を良く知っていたアイヌ民族の勝利に終わったのです。

カルミヤ(ハナガサシャクナゲ・アメリカシャクナゲ)

ツツジ科の常緑低木。

春に桃色の大きな房のあるが咲きます。
原産地のアメリカでは、インディアンがからスプーンを造っていたので、
「スプーンの木」と呼んでいます。
ムクゲ(ハチス・キハチス・ユウカゲグサ ・モクゲ)「木槿・槿」

アオイ科の落低木。

インド・中国の原産で 日本では古くは「あさがお」と呼ばれていま した。
夏から秋にかけて一重または八重の淡紫色・淡紅色・白色等のが咲きます。
一日で蕾は朝に開き夜には萎んでしまいます。
は「木槿」(モクキンカ)といって、 胃腸カタル・脳出血等の治療に煎じて使用し ます。

ムクゲの写真は友人の庭で撮影


アンズ(カラモモ)「杏・杏子」

バラ科の落高木。

中国から古くに薬の木として伝わり、平安時代にはカラモモと呼ばれていました。
鎌倉時代からは「杏」の字があてられ、アンズと呼ぶようになりました。
に似ていて大きく、砂糖漬・ジャム等にします。種子は仁(にんきょう)
といい、咳止め薬の原料にします。西洋種はアプリコット
ハシバミ「榛」

カバノキ科の落低木。

日本・朝鮮半島・中国・ウスリー・アムールに分布。
春に小が穂状につく、雌雄同株 雄は黄褐色・雌は紅色。
のような総苞に包まれていて、卵球形で十月に熟し食用になる。
同属のセイヨウハシバミもヘーゼル‐ナッツと呼び食用。


キンモクセイ「金木犀」

モクセイ科の常緑小高木。

中国原産の観賞用植物で、古くから庭木とされる。高さ約3メートル。は狭い長楕円形、革質で堅い。雌雄異株。
日本のものはすべて雄株で結しない。秋に黄色で芳香の強い小多数を開く。漢名/丹    


ニワザクラ(ニワウメ・コウメ)「庭桜・庭梅」

バラ科のサクラ属の中国原産の落低木。

3〜4月頃の出る前にウメより少し小さいを枝一杯に付けます。は生けに利用。
夏に丸くすきとおったを付け生で食用にします。

中国名/郁